天皇の料理番 5話ドラマの感想
華族会館を離れた 篤蔵 (佐藤健) は立ち寄ったバンザイ軒という食堂で店主・仙之介 (佐藤蛾次郎)、妻・梅 (高岡早紀) と出会う。篤蔵は住み込みで働き始め、料理を作ることの喜び、客に喜んでもらえる幸せをかみ締めていた。そんなある日、新太郎 (桐谷健太) が訪れ、父・周蔵からの手紙の束を渡される。そこには驚愕の事実が記されていた。その内容とは…手紙を握り締め福井に戻る篤蔵を待っていたのは、やつれた様子の妻・俊子 (黒木華) だった。そして兄・周太郎 (鈴木亮平) は…
引用:http://www.tbs.co.jp/tenno_no_ryoriban/story/
俊子さんの思いに泣きました。
ずっとつらかったはずなのに
食堂を開くからと言われてうれしかったはずなのに
身を引くのはどれだけの思いなんだろう、と。
ちょっとはわかってやれよ!篤蔵!と思いましたが
それは無理なお話で(笑)
俊子の思い、兄の思い、宇佐美の思い
いつかきちんと理解できる日がくればいいなと思って観ています。
それほど思われる魅力があるから、きっと出世も叶ったんでしょう。
同性なので、どうしても俊子さん寄りの目線でみてしまいます。
フラれた時はすごく酷いと思ったし可哀想だったけど、想いあっているからこそ、あんなことが言えるんだなと思うと泣いてしまいました。なかなか道は険しそうですが、益々楽しみになって行きます。どうやって天皇の料理番にまで上り詰めて行けるのかを見守りたいです。あと女将さんに誘惑されるシーンがなんかちょっと裏切りだなあと思いました。女性からするとあれはダメだと思います。俊子の気持ちを知っているだけに主人公にムッとしてしまいました。
華族会館で働いていた時もやりがいは感じていたと思うけれど
バンザイ軒では自分のやりたいように
工夫できたり直接お客さんから
自分の作った料理の評価を聞くことができるので
料理を作る人にとってはその方が喜びで
あったりやりがいも湧いてくると思う。
だけれど、篤蔵に日本一の料理人に
なってほしいと願う俊子の気持ちに
早く気付いて自分を見失わず
本来の目的に向かって進んでほしい。
愛情深い兄・周太郎の病は観ていて辛い。
ただ鈴木亮平さんがやはり立派な体躯でいらっしゃるので
若干違和感も感じましたが。
そしてこんなに無鉄砲な男なのに
皆に愛されている篤蔵はほんと幸せ者だなと思いました。
今週の天皇の料理番の一番残った印象は篤蔵の怒りでした。今まで色んな事に夢中になって目の前の事しか見えずに突発的に行動してきた篤蔵がそれでも俊子のためと頑張って来た唯一の自負心をその俊子自身に叩き潰されたその怒りの表現が秀逸でした。彼にとっては俊子の存在と言うのは母親のそれと同じなんだろうなと。その俊子に自分を否定されたその怒りがほんと佐藤健さんの演技から迸ってきて鳥肌が立ちました。もちろん俊子にとってはそれが篤蔵への最高の愛情表現だっただけに見ていて泣けました。
人の生き様って偶然の積み重ねのようで
実は必然なのかと改めて気づかさせてくれた今回の放送でした。
自分のささやかな夢を大事にしつつ他の人にもできる範囲で
優しくできるようになれるかなと思ったり
羽目を外しすぎず、調子に乗らず地に足ついた
生き方を頑張ってみようと思うきっかけをくれた今回の放送に感謝です。
仙之介さんの逃げ足が篤蔵よりも速い事には驚いてしまいました。
俊子さんが健気なんだけど
今日は気持ちをぶつけるシーンに入り込んでしまいました。
篤蔵さんのことは好きだけど
料理のことに夢中で自分のことを大事にしてくれない、
自分の辛い気持ちをわかろうとしてくれない
夫婦で気持ちのすれ違いが生じてしまい
離縁をつきつける黒木華さんの芝居が本当に見事でした。
篤蔵さんも篤蔵さんで
俊子さんのことを想っているはずなのに
ムキになってしまうところなどは
不器用な人なんだなと感情移入してしまいました。
華族会館ではお客さんと直接話すこともできず
洗い物や下準備ばかりだったのが
バンザイ軒に来て篤蔵がいきいきしていて
見ていて楽しくなってきました。
やはり直接「美味しい」とお客さんの言葉を聞けるのは嬉しいし
だかたこそもっと美味しい料理を作ろうと頑張れるのだと思います。
華族会館でも見るだけでしっかり学んで
料理に生かせているので無駄な時間ではなかったようですが・・・。
俊子さんとのこともしっかり考えているのに、どうしてこうも上手くいかないのか辛くなります。
俊子さんが篤蔵のことを考えすぎているのからだと思いますが、なんだか可哀想です。
バンザイ軒の店主・仙之介さんの
「うまけりゃ、なんでもいい」ってのが
好きだなと思いました。
お客さんから「美味しい」って言われたときの
篤蔵の顔が、生き生きしていましたね。
夢を失いかけた篤造へ流産してしまいながらも、なお主人公の生き方に指南を送り主人公に夢を追いかけさせようと自ら身を引く奥様と、自分の重い結核を顧みず愛するちょっとお馬鹿な弟の為に心底親身になってくれる兄やんに、人との愛の育みかたの難しさやその人の立場になって的確なアドバイスができる人徳を強く感じました。この二人のような生き方は煩悩の塊である私には無理だと思う反面、とてもお馬鹿な主人公を心配してくれる強い愛を感じてうらやましいとも思いました。奥様からの三行半に腹を立てた主人公に私自身が投影されているような錯覚に陥り、人間らしさを感じて思わず苦笑いをした場面でした。今は主人公もいろいろな経験をして試行錯誤している時期かなと思って見てます。私の人生の試行錯誤は現在進行形でいつまで続くやら(笑)と主人公の更なる飛躍を応援しています。ひょっとしたら主人公にかこつけた自分への応援かもしれないですね。
トシコはトクゾウに、「トクゾウの子は2度と生みたくない」と
別れを告げるが、本当お気持ちは
自分が一緒だとトクゾウの足を引っ張ってしまうと
身を引く覚悟だった。
トシコはトクゾウ想いで、とてもけなげですね。
トクゾウにその気持ちが全く通じてなかったのがとても残念でした。
シェフを首になったのはトシコのせいだとか
お前みたいな辛気臭い女・・・とか
もし流産さえなければ2人が別れることはなかったのでは
2人の仲が元に戻ることはもうありえないのかな。
梅さんが篤蔵に誘惑されてる時に
新太郎さんが入ってきちゃうなんて凄いタイミング。
華族会館を辞めている事を隠していたために
俊子さんの流産を知る事が遅くなって慌てて
鯖江に戻ったけど金之助さんや周蔵さんに
怒られるのは当然だと思いました。
ちゃんと、次の連絡先を知らせていたら状況が違っていただろうなぁ。
篤蔵のためにわざと嫌われるようにして離縁を切り出す俊子さんの気持ちが切なかったです。
実家からも縁切りされてしまって、やけくそになってしまった篤蔵どうなってしまうのかな。
アイスフライを作れと言っていた人の正体を見抜いて
氷のフライを出して追い出すなんて
篤蔵の観察力って凄いです。
あと町の食堂とは言え、次の働き場所が見つかってホッとしました。
ずっと篤蔵のためを想って、今まで辛抱していた俊子が思いのたけを爆発させるシーンは涙を誘います。それに比べて、俊子の本当の気持ちに気づかず、子どもじみた悪態をつく篤蔵には、もう呆れるね。
篤蔵の再就職ができたと思ったら
いい加減な性格が悪い方向へ行ってしまい
「もっとしっかりしろ!」と声を掛けたくなる。
兄やんが父親からも篤蔵からも信頼されていて
陰ながらキーマンなのかなと思いました。
ペテはペテなりにとしこの事が大好きで、ショックが強くて女将とそうなったと思います。としこも辛いと思うけど、ペテの事考えて別れられる、芯の強い女性ははまってますね。ただ、最初からナレーションがとしこなので、いつか再会するんでしょう。ただ、これからはシェフの道を邁進する事考えて、他の女性との関係は作って欲しくないな!
篤蔵は、「東京にお店を持ったら・・・」とか
また苦し紛れな策を考えましたが・・・そんなにうまくいくわけないよ。
ところで、西洋料理の店のおかみさんは色っぽいですね。
篤蔵は俊子と別れたこともあって誘惑に負けちゃいましたが
如何なるのでしょう。
家族会館を首になったトクゾウは
町の食堂(バンザイケン)で働けることになったのは
予想どおりで良かったが、
家族会館と町の食堂ではやはり格が違いすぎるので
トシコが流産したことと重なって、また離縁の話が浮上してしまったね。「自分、兄、妻と悪いことが重なりスギです」
せっかく二人で築いていた絆が、離縁という形で崩壊してしまって
胸が苦しくなってしまいました。
しかし、愛するがゆえに身を引くという
奥ゆかしい俊子の言動は、同じ女性として心が震えました。
篤蔵はパリへ修行に行くというような展開になるようで
ますます目が離せません。
豪快な性格は爽快感がありますが
他の女性と体を重ねてしっまったのは少し残念に思いました。
敏子さんの奥ゆかしさが逆に歯がゆい!
子供は流れちゃって一番辛い時期に
旦那は連絡つかないなんて、今の時代だったら
即離婚慰謝料たんまりなのに
そんなことされても篤蔵の夢のために自分は身を引く…。
しかもあえて嫌われるようなこと言って
篤蔵が罪悪感を持たないようにして。
素直について行きますって言えばいいのに!
篤蔵も敏子さんがそんなこというような人じゃないって
演技だって気付けよー!
兄やんもいよいよ…と言う感じだしさびしい。
篤蔵さんは真っ直ぐというか、直球というか
自分の気持ちを押し殺して別れを告げた
俊子さんの想いに全く気付かないなんて
見ているこっちが歯がゆくてなりません。
しかも別の女とすぐ身を共にするなんて
バカ正直を通り越して少しイラッとしてしまいました。
いつの日か二人かまた結ばれる日はないのでしょうか。
夢と家族、両方を手にするのは難しいですね。
兄やん体は大丈夫でしょうか。
あの寒空の中倒れこんでしまったのが心配でなりません。
篤蔵はホント鈍感な男ですね。
俊子の言葉をそのまま受け取ってしまったので
いつ俊子の優しさに気づくのかが見どころだと思います。
お兄やんもそろそろ限界っぽいので
出番が減ってしまうのは残念ですが
最後まで篤蔵の味方でいてかっこいいです。
今回は華族会館とはまったく正反対の大衆食堂に勤めることになってどうなるかと思ったけど、イキイキと料理を楽しむという最初の気持ちを思い出してるところがすごいよかったです。まさか俊子さんが流産するとは思わなかったですが、最後の彼女の優しさが見ているこっちも辛かったです。
料理は町の食堂とは言えそんなに簡単にできるのかなと思います。
篤蔵お客の反応が見れるのは嬉しいでしょうけど
完全に俊子さんのことを忘れているとしか思えない。
場当たり的に生きているだけで将来のこと
俊子さんのことを考えないので
あんな結末になってしまうのでしょう。
俊子さんの一途さに感激です。
ロケ地の風景もいいですし
篤蔵と別れるシーンは感動しました。
篤蔵は料理の腕を上げた感じ。
篤蔵はこれから食道で働いても仕方が無いんだし、いつまで働くのだろう。
しっかりしろ篤蔵って言いたい。俊子の分までパリ目指して頑張れ!
篤蔵の子供が流産とは、俊子も辛かっただろうに
俊子はわざと篤蔵に憎まれ口を言って、別れようとしたんでしょうけど
篤蔵はそこまで分からないんでしょうね。
所詮、男は、女の気持ちが分からないでしょうね。
俊子は良妻です。
食堂での働きぶりは華族会館のときと
同じように頑張っていて安心。
華族会館じゃないからと、手を抜くのではなく
食堂に合った調理方法を工夫するなど
篤蔵の熱意が感じられました。
子どもがダメだったことも残念でしたが
篤蔵の夢がまた一歩近づいて
来週が楽しみになりました。
今回はとても胸が苦しいお話でした。
俊子の篤蔵を愛する想いが強く、本当に切なく感じました。
しかし、これで本当にカタツムリの殻が取れ
パリへの道に近づいたんだと思いました。
子供が流れてしまって
篤蔵と連絡取れなかった俊子は辛かったと思います。
それを、そんなに辛かったのかと言った篤蔵にビックリでした。
自分の子供がいなくなったのに
何でそんな風にしか言えないんだろう。
俊子も今まで思っていた事を伝えられてよかったと思います。
父親に縁を切られたのも当然かなと感じます。
こんな男が本当にこれから天皇の料理番になるのか謎です。
子供が流れてしまったことには涙をながしました。また、他の女将さんと浮気しそうなところには失望しました。料理に対する気持ちというか、安い肉が高い肉になる心がけには感心しましたが、なんだかショックでした。女性にしてみたら、仕事熱心で子供のことを思ってない人のことは結婚生活無理だと思います。親は子のことを思って言ってるのに、強がってる佐藤健がかっこよくみえました。
高岡早紀はこういうのハマリ役ですね。