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松山ケンイチさんのドラマ一覧(感想)
大河ドラマ「平清盛」です。
松山さんは、主人公の平清盛の生涯を好演されました。
松山さんは清盛の青年期から最期までを演じており
その年齢に合った芝居がとても印象的でした。
清盛の年代と時代背景をしっかりと把握して
役を作り上げているように感じました。
平家が勢力を増してきて全盛期の頃
棟梁としての松山さん演じる清盛の
迫力は目を見張るものがありました。
実在の人物を演じる際の役作りは
とても難しいと思いますが
本当に清盛がそこにいるかのような芝居が光っていました。
松山ケンイチさん出演のドラマというと、すぐに頭に浮かぶのが「銭ゲバ」です。貧困や暴力、詐欺、殺人というシーンを含む重い内容のドラマで、松山さんは貧困や父の暴力、母の死、さらに裏切りや差別を経験した結果、金が全てと思い込んで詐欺や殺人を金の為に行う青年を演じていました。彼の鋭い眼差しとミステリアスな雰囲気が、ダークなキャラクターに良くマッチしていて適役でした。演技には迫力があり、ハッとさせられる程で、見る価値のある演技だったと思います。悪人ではあったけど葛藤もあり、そういう部分での繊細な演技にも引き込まれました。
松山ケンイチさんと言えば
何と言っても「デスノート」のL役が鮮烈でした。
今見返してもLと松山ケンイチさんが
同一人物だとは思えないほどです。
それほどLのキャラクターと他の作品で
松山さんが演じている役がイコールにならないのです。
当時からとても興味があったのは
原作マンガ「DEATH NOTE」に描かれた
Lの人物像を忠実に再現することに重きが置かれたのか
それとも役者松山ケンイチを
起用するのが第一だったのかということでした。
結果的にそれができる役者だったから
松山ケンイチさんが起用されたんでしょうね。
今、一番気になっているドラマは
松山ケンイチさんの「ふたがしら(wowow)」です。
このドラマは時代劇で松山ケンイチさんと
共演の早乙女太一さんが盗賊一味を作っていく話です。
時代劇ながら古さはなく軽快なテンポで進行します。
松山ケンイチさんが演じる弁蔵は
「騙されやすく喧嘩っ早い」のですが
今までの松山ケンイチさんはどちらかというと
「冷静で落ち着いた」感じの役が
多かったように思いますので
彼の新しい一面を発見しファンになりました。