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唐沢寿明さんが出演されたドラマ一覧(感想)
やはり、白い巨塔ではないでしょうか。
この医療系のドラマは本当に
多くの名優が共演していることや
原作の素晴らしさでも話題になっていましたが
唐沢さんのたたずまいからは
善だけども、徐々に黒に染まっていってしまう
灰色の医師の青年というイメージが
うまく溢れていました。
かっこいいですが青年という年ではないが
医師としては甘い時代から始まり
徐々に黒く染まっていく最後は完全におじさんです。
かっこつけている役から
みっともない役までこなしていまは
年忌の入った役者陣の仲間入りを果たしています。
唐沢寿明と言えば「白い巨塔」です。
ドラマ「白い巨塔」は、リメイクらしい。
そんでもって、主人公財前五郎を演じた
田宮二郎という二枚目俳優がいたらしいということを
耳にはさみつつドラマを見ていました。
財前五郎という役柄と唐沢寿明自体のキャラクターは
なんとなくギャップがあるなと思いつつ
ドラマにくぎ付けみたいな状態。
1時間ドラマを見終わるために
はあっとため息ついていましたね。
内容が重苦しすぎたので。
多分、ドラマ見ている間ちゃんと
呼吸してなかったんじゃないかってくらいです。
白い巨塔で私が好きな点は
第一部で事の顛末を説明し
第二部の裁判編で事件の検証をする
(といっても必ずしも正確な検証になるわけではない)という
スタイルです。
唐沢寿明が主役を演じたドラマで印象深いのが、「愛という名のもとに」。超懐かしいです。脚本も野島伸司でしたね。全盛期だったなあ。ウィキペディア見てみたら、実は最近妻夫木聡主演のリバイバルドラマ「若者たち」(の元のドラマの方)をイメージして作ったドラマだったことを知りました。ちょっと毛色が違うかなあ。このころの唐沢寿明は、モロ二枚目俳優という立ち位置でしたね。非のうちどころのないような完璧な若者という役だったように思います。
数々の出演作の中から選ぶのに
実写版の「美味しんぼ」主役の山岡士郎役が印象に残っています
というのも変な気がしますが
それには私なりの理由があるのです。
「美味しんぼ」はコミックでずっと読んでいますが
連載当初はむさくるしい変な顔をしていた山岡の顔が
ある程度巻数を重ねてすっきりとした描き方になっていきます。
その顔の目の描き方が楕円の中に瞳を描くと言う
言ってみれば雑な描き方なのですが
その目が唐沢さんの目にそっくりなのです。
マンガの表現はけっこうデフォルメしていますので
現実の人間の顔とは違っているのが当たり前なのですが
あの大きな目の感じが唐沢さんそのもので
他の誰のものでもない気がしました。
ストーリーは皆さんご存知のとおりの
料理グルメものですが
実写版の主役は唐沢さん以外には思いつかないほどです。
52歳でありながら
未だに若々しい好青年のようにも
見えることがある唐沢寿明さんです。
そんな唐沢さんが
女子の心をわしづかみに
するような人物を演じた「妹よ」が大好きでした。
唐沢さんが演じたのは,大企業の御曹司であり
会社社長の高木雅史です。
そんな高木が恋に落ちたのは
和久井映見さん演じる地味で平凡なOLの松井ゆき子。
周囲の反対を押しきって
一途にゆき子を思い続け,ゆき子と結ばれるというストーリーです。
平凡な女子が,白馬に乗った王子様に見初められて
幸せをつかむというシンデレラストーリーです。
恥ずかしくなるほどの,“トキメキストーリー"でした。
唐沢寿明さんのブレイクのきっかけは
爽やかな好青年のイメージだと思います。
そんな好青年ぶりが最も現れていたのが
「愛という名のもとに」ではないでしょうか。
一世を風靡したドラマ「東京ラブストーリー」の
鈴木保奈美さんが主演のドラマです。
唐沢さんは,代議士である父の秘書となり
汚職事件を内部告発する青年役です。
潔癖でまっすぐな性格故の行動で
見ていて切なくなるほどでした。
脚本は野島伸司さんで
当時の社会の様々な問題が織り込まれており
独特の世界観に仕上がっている作品です。
考えさせられる問題が多かったです。
白い巨塔です。
このドラマは、リアルタイムで見ていないのですが、
再放送で初めて見て好きになったドラマです。
唐沢寿明さんの、イメージは
たくさんしゃっべて明るい人という感じなのですが
このドラマでの唐沢さんは
今までのイメージと違ってとてもよかったです。
唐沢さんは、演技力のある俳優さんですが
このドラマの財前役は
見れば見るほど引き込まれてしまって
リアルタイムで見ればよかったと後悔するほどでした。
これからも、白い巨塔のような
素敵な唐沢さんが見たいです。
唐沢寿明さんというと子供の頃に見た「ホームワーク」や「愛という名のもとに」などの印象で、役柄がどうも「煮え切らない感じの男性」というイメージが個人的にはありました。ですが「ふたり」という本を読んで内面を知るととても面白い熱い方なのだとわかりました。そんな私がおすすめする唐沢さんのドラマは「利家とまつ」です。まさに前田利家そのものという感じで、毎週楽しみに見ていた大河ドラマでした。本当の前田利家がどんな感じの人だったのかはわかりませんが、あのドラマを見ているとこういう熱い感じの男性だったのではないかと思わせるようなドラマでした。たぶん本当の唐沢さんは利家で演じたようなお人柄なのではないかと思います。個人的には香川照之さん演じる豊臣秀吉と山口祐一郎さんが演じる佐々成政と3人衆で、織田信長に仕えている時代の利家の演技がとても好きでした。ちなみに「功名が辻」でも前田利家が出てくるのですが、その利家も唐沢さんがチョイ役で演じられているのをオンエアで見た時は感動しました。
唐沢寿明さんの主演ドラマで好きな作品は白い巨塔です。
唐沢寿明さんのドラマは
家族と一緒に楽しめる作品が多いように感じます。
白い巨頭も家族と一緒に見ていました。
家族は医療関係のドラマが好きで
私は唐沢さんのドラマの役と
普段とのギャップを見て楽しんでいました。
病院の裏側をドラマを通じて知る事ができ
この作品を超える医療ドラマは無いと思います。
他の俳優が演じた白い巨塔もありますが
私は唐沢さんのドラマが一番好きです。
唐沢寿明さん出演のドラマで良かったのは
「THE LAST COP/ラストコップ」です。
唐沢さんの演技が冴えています。
つっこみどころ満載のドラマですが
とてもおもしろいです。
娘の結衣との関係や
黒幕は誰なのか?など、気になりますが
気楽に楽しめるドラマです。
唐沢さんの
おちゃめで明るい性格が
そのまま生かされているような役だと思いました。
唐沢さんの雰囲気と正反対の
「白い巨塔」のような役も好きですが
「THE LAST COP」の役がすごく
はまっていておもしろいです。
最近の唐沢寿明さんの出演ドラマの傑作といえば、やはり「ルーズヴェルト・ゲーム」です。
業績不振にあえぐ青島製作所の細川社長(唐沢)は、会社の存続の為、弱小野球部を廃部にしようとするが、お互いを信じ勝ち進む野球部のメンバーや、技術部社員の能力に助けられ、絶体絶命のピンチを切り抜けてゆく。
といったよくあるストーリーですが、そんな単純な物語ではありません。
唐沢さんの最初の、無表情とも見えた少し冷酷そうで近寄りがたい顔が、回を重ねるごとに、とまどい・考え・驚き、そして笑い、歓喜する・・・に変わっていく様子は、細川社長の心の動きそのままで、次はどんな顔になるんだろうとワクワクして見ていました。
中でも、イツワ電気社長、坂東との対決シーンの、ポーカーフェイスからの、にやりと笑うニヒルな顔・・・は、「自分が坂東なら本当に悔しいやろなー」、と同情した位かっこよかったです。
野球部に対する姿勢も、だんだんと応援するほうに変わっていくけど、反野球部存続派の手前、「次に負ければ廃部」という条件を変える訳にはいかない・・・そんな苦悩する姿もすごく共感出来ました。
でもやはり圧巻は2つのラストシーンでした。
新機種カメラのイメージセンサーのイツワとのコンペ、そして野球部の戦い・・・皆すばらしく光ってました。
唐沢さんは1話と同じ人物とは思えない位の優しさ全開の満面の笑み。このギャップが唐沢寿明なんです。
まだ見ていない人にはぜひ見てほしい本当のドラマです。
唐沢寿明さんが出てるドラマの中で
1番好きなのは、イン・ザ・ヒーローです。
コメディ要素の多いドラマで
唐沢寿明さんの独特なコメディスタイルが
前面に出てると思います。
またアクロバティックなシーンもあるのですが
50代なのにすごくキレキレで
さすが元スーツアクターだなと思わせる
身のこなしがすてきでした。
まじめな2枚目の役もされますが
やっぱり唐沢寿明さんはコメディドラマの時が
1番イキイキしていて輝いていると思います。