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香川照之さんが出演されたドラマ一覧(感想)
香川照之さんが出演されたドラマで
一番好きなのは「坂の上の雲」です。
私が見たのは途中からだったのですが
とても気に入ったので、再放送を全部録画してしまいました。
彼が演じたのは正岡子規です。
私は、正岡子規について
もともと繊細なイメージを持ていたのですが
香川さんの演技はそのイメージを壊さず
それでいてやんちゃで生き生きとしている面も出しておられました。
ドラマそのものもしっかりと作りこまれてあって
惹きこまれてみてしまいました。
大河ドラマ『龍馬伝』の岩崎弥太郎役が印象に残ってます。香川さんはこの龍馬伝のナレーションも務めていたので、声の記憶もはっきりと残っています。後に実業家として有名になる弥太郎ですが、それまでは高知土佐で龍馬の幼なじみとして育ち、ドラマでは龍馬と対比して描かれることが多く、弥太郎は龍馬を表面的には嫌っているという役どころでしたので、常に龍馬に反発していた芝居が印象的でした。それも、龍馬の人柄や周りに好かれる性格と弥太郎自身を比べて、自分が惨めになるという、福山さん演じる龍馬をいっそう引き立てるという苦しい感情が記憶に残っています。あのとには、弥太郎の魂みたいなものが香川さんの中に入っていたように思うほどの熱演でした。
香川照之さんと言えばこれは欠かせないでしょう。
半沢直樹です。
ドラマでのラスボスの立ち位置である
大和田常務の役所でした。
主役の堺雅人さんの迫力も凄かったですが
香川照之さんも負けず劣らず
気迫を感じられる役を演じておられました。
一番有名なのはラストでの土下座シーンでしょう。
半沢に追い詰められ、土下座を強要されるシーンは
大和田常務のプライドが徐々に屈して
行く様を表しているようで正に迫真の演技でした。
役者の力という物を感じられた瞬間でした。
流星ワゴンというドラマでは主人公の父親であり親友でもあるという難しい役どころを茶目っ気一杯に怪演しておられました。
昔気質のヤクザ手前の頑固親父で、暴力的な言葉も事ある毎に口にしつつも人情的でどこか憎めない、という非常に人間味のあるいい役でした。
作中に度々発言され、最終回でも言われた「ワシとお前は永遠に朋輩じゃあ!」という台詞には感情がとてもこめられており、感動を呼ぶ物でした。
また、主人公達を過去へ運ぶ車の運転手に自分の命をとってもいいから息子を助けてくれと土下座して頼み込む姿は心の琴線に触れました。
香川照之さんは,現在大活躍の役者さんですので
代表作をあげるのはとても難しいのですが
私の一押しはNHKの『坂の上の雲』の
主人公ノボさんの幼馴染ジュンさん
後年の正岡子規役です。
死に臨み,結核・脊椎カリエスに冒された
正岡子規の身体の状態を演技で
見せるため15kg以上減量したと聞きましたが
正に役者魂そのものですね。
かつて三国連太郎さんや坂本スミ子さんが
同じように役作りで歯を抜いたと
聞いたことがありますが,役者が演技する
というのは「成りきる」ということなんでしょうか。
今後の更なる活躍に期待したいと思います。
香川照之さんの出演作品で
一番印象に残ったのは、ダブルフェイスです。
本当はヤクザなのに、警察として
潜入しているという役どころが、すごくハマっていました。
香川さんは、結局は悪役の方が似合うのでしょうか。
しかし、悪人役ながらも
代議士の娘・末永万里と生活するうちに
愛情のようなものがわいてきているあたりの
絶妙な演技力にひきこまれました。
たまに見せる笑顔にすごく哀愁を感じました。
この作品は三回くらい見ましたが
本当に香川さんが作品全体に、いい味だしてます。
流星ワゴンが好きで、家族で見ていました。
ドラマの中の香川さんの役柄
忠さんが特に大好きでした。
うじうじと悩む主人公の息子に対して
時に厳しかったりそして時には優しくて。
なんといっても香川さんの誰にでも
精一杯ぶつかっている感じがとてもよかったです。
若い頃の忠さんと、現在の忠さんが
どうやって繋がっていくのか毎回気になっていました。
香川さんの役の演じ分けがうまくて
昔の自分に会った時も全く違和感がなく
別の人としてこちらも見ていました。
自分の過去も思うところあり
現実の世界で息子と理解し合えるところは何とも言えなかったです。
香川照之さんのドラマは数えきれないほどありますが
どうしても一つに絞り切れなかったので
私が好きなドラマは2つ挙げます。
一つは「利家とまつ」の豊臣秀吉役です。
今まで大河ドラマで秀吉と言うと
竹中直人さんの印象がかなり強かったのですが
香川さんの秀吉は竹中さんよりももっと嫌な奴でした。
それでいながら女にだらしがなく
奥さんには頭が上がらないのにわがままという
嫌な悪役とコミカルな面をバランス
よく演じられていて素晴らしかったです。
秀吉が死ぬ間際のところで絞り出すように
声を出して台詞を言うところが印象に残っています。
もう一つは「坂の上の雲」の正岡子規役です。
秀吉とは大違いのいい役で
病気になって倒れて亡くなるまでの演技が
かなり史実に忠実な感じがして
役作りには相当な努力をされたのだろうと思わせるほど
正岡子規が後ろについているのではないかと
思わせるほどの迫力のある演技でした。
香川さんはいい役も悪役も両方味があっていい演技をしますね。
最近、ドラマは録画ばかりで
リアルタイムで観ることがなかったのですが
西島秀俊と香川照之さんと
ダブル主演していた「流星ワゴン」が
とても面白く、引き付けられました。
これだけは、リアルタイムで観ていたくらいです。
西島さんと香川さんは親子役(香川さんが親)です。
とあることから西島さん扮する一雄はワゴンに乗り
過去の人生の分岐点に連れてこられそこで
香川さん扮する父親チュウさんと出会います。
チュウさんは今の一雄と同じ38歳で
記憶もその時までしかないという設定です。
親の気持ちを汲み取れなかった子供と
愛情いっぱいだけどストレ-トに思いを
伝えれない親という場面が何回も出てきます。
子を思う親の気持ちが溢れ出た迫真の演技と
どこか憎めない役柄を見事に演じられた香川さん。
最近観たドラマで私の一番です。
流星ワゴンは設定がリアルさにかけて観るまでに時間がかかりました。
録画はするものの「死んだ人が運転する車で人生のやり直し」みたいな設定って・・・と。
でもいざ観てみるとこれが面白い。
主演の西島さんやワゴン車を運転する
吉岡さんも演技は確かですが
西島さんの父親役の香川照之さんがすごいインパクトで。
ずっと以前から香川さんの演技力は知っていましたが
目が離せないとは彼のとこだと思います。
忠さんが最後には成仏できずにいるのですが
おちゃらけているようで、そうでないような
香川さんならではの演技だと思いました。
香川さんが出演した「龍馬伝」がとても印象的でした。
香川さん演じる「岩崎弥太郎」は身なりも汚く
本当に嫌悪感を感じる人物に仕上がっていました。
本当の子孫の方からクレームもあったようですが
人間味があふれる人物像が描かれていて
フィクションとしてはとても
見応えのある作品になっていたと思います。
私は幕末が好きなので、たくさんの志士たち登場して
歴史が動いていく様子が描かれていたので
毎週楽しみに見ていました。
「坂の上の雲」は3年にわたりNHKで放送されたスペシャルドラマです。
明治の時代を生き抜いた3人の著名な幼なじみ達。
日露戦争で活躍した秋山好古・真之兄弟と 俳人・正岡子規。
毎回決まって放送冒頭で流れるナレーションは,激動の時代を懸命に生抜いた3名をたたえるようで,何とも言えない切ない気持ちにります。
香川照之さんが演じたのは正岡子規です。
子規は,病に冒されながらも
命を削るようにして最後まで執筆活動を続けるます。
その様は,とても圧巻で引き込まれました。
香川さんの演技があってこその,正岡子規だと思います。