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寺島しのぶさんのドラマ一覧(感想)
寺島しのぶさんは、どんな役でも完璧に演じられる女優さんで
出演作は賞を取るものや、内容の濃い作品が多いです。
でも、私が一番好きな作品は「女はそれを許さない」です。
これは深田恭子のプロモーションドラマかと思い
見るつもりはなかったのですが
寺島さんの存在感が素晴らしすぎて、ドラマに釘付けになり
毎週の楽しみになりました。
寺島さんの役は、一言で言えば口は悪いけど
本当は優しいという敏腕弁護士です。
悪態をつくときも、心配しているときも
両極端な行動なのにどちらにも
無理やわざとらしさがなく、とても自然でした。
なので見ていても違和感なく見ることができました。
また、他の役者さんに足りない部分があっても
寺島さんが全体を引き込むことで
気にならずにドラマを楽しむことができました。
賞をとるような作品ではないからこそ発見できる
寺島さんの魅力や才能が詰まった作品だと思います。
寺島しのぶさんと言えば,かなりのキャリアの役者さんで数々の賞を受けていますが,正直なところ10年ほど前の「剣客商売」の三冬役まで知りませんでした。第二シリーズからの出演でしたので初めは前シリーズの三冬のイメージが強くて違和感がありましたが,回を重ねるに従ってその凛とした三冬の演技がとても気に入りました。彼女が尾上菊五郎さんと富司純子さんの子供と知ったのはその後のことでした。やはり血は争えないものですね。大好きな女優さんの一人です。
[Tokyo Tower]寺島しのぶさん演じる喜美子は日々の暮らしに満たされていない主婦役。駐車場の警備員をしていた松元潤演じる耕二と出会い、年下との恋に溺れていく。
東京を舞台に黒木瞳と岡田准一カップル、寺島しのぶ、松潤カップルの2組のストーリーが展開される。最初は冴えない主婦だったのに松潤と付き合い、みるみる魅力的になっていく寺島さん。後半のフラメンコは衣装も似合っていてとってもかっこいいです。
そして寺島しのぶの年上女性のかわいらしさ。この人のかわいらしい甘えた声と、嫉妬で松潤を追い詰める狂気な様は見ていてどきどきさせられます。
スタイルも良い!
特に後半、エプロン姿で松潤のバイト先に乗り込み、若い女を平手打ちする寺島さん・・・貫禄です。ラストのふっきれた笑顔。最高にかわいかったです。美しい東京タワーと美しい音楽と美しいキャスト。日常を忘れさせてくれます。
寺島しのぶさんは『女はそれを許さない』というドラマで
とても激しい性格の人をうまく演じていました。
深田恭子さんの演じた頼りない弁護士と組むことで
だんだん気持ちも変わり、弁護士として有能だというだけじゃなく
人のためになる弁護士へと変わっていく様子も
とても自然に演じられていたと思います。
弁護士事務所の上川隆也さんは
ゆるい感じの弁護士として出てきましたが
肝心なところでピリッとしめていました。
毎回出てくる弁護の相談も『マタハラ』など
今どきの内容に則していて面白かったです。
大河ドラマ「龍馬伝」です。寺島さんが演じたのは、福山さん演じる主人公坂本龍馬の姉坂本乙女で、龍馬を陰から支えていく役どころでした。土佐の身分の低い下士の家の女性ということで、粗末な着物を着て、家族の身の回りの世話をしている芝居がとてもリアルに感じましたし、龍馬にとって頼りがいのある姉を演じておられ、力強い女性のイメージが残っています。弟である龍馬の志を支え、よき理解者としての姿勢が芝居ですばらしく表現されていました。
「龍馬伝」が大好きでした。毎年大河ドラマは楽しみにしていますが、一番好きな歴史上の人物が坂本竜馬なので、本当に毎週楽しみにみていました。
龍馬の姉役で寺島さんが演じられていましたが、イメージにぴったりでした。歴史ドラマは、イメージとどれだけ近いかが大事になりますが、龍馬の姉の、元気いっぱいである意味男らしく、頼りになる性格が、寺島さんの演技から、とても伝わってきました。龍馬訳の福山雅治さんもぴったりでした。