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木村多江さんのドラマ一覧(感想)
私は相棒が大好きなのですが、その中でもセカンドシーズンの「氷女」はとても面白かったです。犯人役が木村多江さんだったのですが、殺害方法がとても珍しく、人を凍らせて殺害、というものでした。犯人は研究員で確か液化天然ガスの研究をしていて、凍らせることが出来たという内容だったと思います。木村さんは普段は研究員で地味な格好をしているけれど、罪をなすりつけるために、夜の女性の格好をするなど、右京さんを悩ませる犯人だったと思います。最後に右京さんに問い詰められたときの迫真の演技が素晴らしかったです。
木村多江さんは、私が一番好きな女優さんです。
女性として話し方や立ち居振舞いがとても魅力的です。
また女優さんとしては、どんな役でもこなせる
素晴らしい才能をお持ちの方だと思います。
木村さんのどんな役が一番好きか考えると
才色兼備の役もステキですし
意地悪なお局様も似合ってしまうし
逆に頼りない女性もかわいくて好きです。
どんな役でも魅力的に演じてしまうのは
正に木村さんご自身の持つ美しさのせいなのでしょう。
でも、一つ選ぶとすれば、初島を演じた大奥です。
仕事に生きてきた女性が恋に身を滅ぼす役でしたが
恋に対する健気さに、結末を知っていても
本気で応援してしまいました。
恋を知らずに仕事一筋に生きているときと
恋を知ってからが、別人のようでいて
そうではなく、その姿に自然に感情移入して見ることができました。
ドラマをドラマとして見るか
疑似体験として見るか
それは役者さんの力量によるのだなと思いました。
「白い巨塔」
ずいぶん前に見たので、記憶もおぼろげですが、確か、木村多江さんの役は、若くして、ガンになって、病状も重く、治る見込みもない患者の役どころでした。
江口洋介さん扮する里見先生に、励まされていた時に、病院の入院着姿で、「こんな若さで死にたくない!」みたいなことを涙と鼻水まじりに切々と悲しみを訴えていたところが印象的でした。
そのあと、ベンチで一人でぽつんとずーっと座っていたような気がします。
あの熱演で「「木村多江」さんって、すごい女優だな~」と思い、木村多江さんの存在が心に残り、意識して視るようになりました。
救急病棟24時は、毎週みてました。
メインは、江口洋介と松嶋菜々子。
木村多江さんは、看護師役でした。
職場の医師と婚約、結婚、シングルマザーとして、奮闘してる役でした。
特にシングルマザーとして復帰した時は、
みていて、すごく大変そうだなという感じでした。
特に子供が熱を出したりするシーンには、考えさせられました。
看護師でも医者でも、職業関係なく
子育ては、大変なんだなと思いました。
ベテランの看護師役で、冷静に判断していた役柄には
さすがだなと思いました。
でも患者には、優しいけど、ルールは、守ってほしいという気持ちは現れてました。
毎回楽しみにみてました。
まっしろの木村多江さんの演技は
ベテランナースがはまり役だったと思います。
あまり感情の起伏がない役で顔の表情も変えずに
相手に訴えかけてるところは難しそうでしたが
言葉に重みがあり淡々としゃべられても
伝わってくるものがありました。
患者さんと恋愛なのか、仕事でのつきあいの接し方なのか
とても絶妙な関係を描いてるところが、上手だなと思いました。
堀北真希さんなど、若手が主役でしたが
上司という立場でキーパーソンな役をやられててよかったです。
木村多江さんが出演されたドラマで一番良かったと思った作品は『アンフェア』です。
木村さんは主人公である雪平の夫と、その娘:美央の家に雇われた、牧村というどこか謎を秘めた家政婦を演じています。
美央を、本物の母親である雪平よりも普段から可愛がっており、母のような優しさと時折影のある表情を上手く表現している点が印象的でした。
牧村は夫と娘を事故で亡くしており、その犯人である広田に復讐するために、彼の会社に乗り込んだ姿は、鬼気迫るものを感じました。
表と裏を良く表現されていて、惹きつけられる女優だと思います。
時代劇というと、年寄りくさいというイメージがあるかもしれません。
しかし「大奥~第一章~」は女性をターゲットにした作品でした。
主人公は三代将軍の家光の乳母、春日局。
春日局を巡る大奥のドロドロした感じが好きでした。
おっとりとした雰囲気のある、家光の正室・鷹司孝子を演じたのが木村多江さんでした。ないがしろにされてしまう正室でも正室とした凛とした感じが良かったです。最終回の春日局の臨終のシーンで鷹司孝子のことを褒める言葉が印象に残りました。
木村多江さんの出演作を初めて見たのは
「リング〜最終章〜」の山村貞子役でした。
その後,「らせん」でも貞子役で
あまりのインパクトにすぐに覚えてしまいました。
その後も薄幸の役が多く
「日本一不幸役が板につく女優」と言われていたようです。
そんな中「上海タイフーン」は前向きに頑張り
幸せを勝ちとる役どころでした。
木村さん演じる野村美鈴は,仕事も恋人も失った三十路女です。
そんな美鈴が,成長著しい上海へ一人で乗り込み
成功をつかみ取るサクセスストーリーです。
これまでの木村さんとは全くイメージの違う役でした。
木村さんの等身大の演技を見ていると
美鈴の気持ちがストレートに伝わってきて,共感できました。
見終わった後,心地良い気持ちにしてくれる作品でした。
「南極大陸」は,南極での労働の担い手として
南極観測隊と同行した樺太犬の物語です。
南極での天候悪化により人命も危うい中
苦渋の選択で樺太犬を現地に取り残して帰国します。
翌年,タロとジロの2頭が奇跡の生還をとげるという
実話を元に作成されたフィクションです。
木村多江さんは,それら樺太犬の一部を育てた
大学名誉教授の娘・綾子役です。
綾子の子供達は,可愛がっていた犬を
南極に行かせたくない思いをおさえ,南極へ送り出す決意をします。
その際には,母親として優しく子供達を見守ります。
実生活の木村さんの子育てが
演技に活かされているかのような優しい母親でした。
「東京島」木村多江さん演じる清子。
東京島という無人島に住みついた男たちの中に
女一人という紅一点「掃き溜めに鶴」的な存在だ。
清子は常に男たちの欲望の入り混じる羨望を受けながら
それを強みとし、楽しみながら生きている。
今までの木村多江さんの儚いイメージを払拭する役柄で
物語が進むとともに、どんどんはすっぱで図太い
木村多江を見ることができる。
小麦色に焼けた肌の勝気な倫理観なしの
アラフォー女王様な木村多江。
聖母のような微笑のおしとやかな
芯の強い木村多江もいいが、、。
なりふり構わずしたたかに生きる木村多江の含み笑いもかっこいい。
「女って強い」と思わせてくれる。
私の中で、木村多江さんの存在が大きくなったのは何と言っても2003年版の「白い巨塔」だ。言わずと知れた山崎豊子原作の名作であるこのドラマ。木村多江さんの役どころは江口洋介演じる意志の患者だった。それも末期がんで先は短い。レギュラー出演ではなかったが、ここまで薄幸な役を演じられる女優が他にいるだろうかと言うほど、涙をさそう演技だった。木村が演じるのは、ドラマの舞台となる大学病院に出入りする、製薬会社の社員。仕事緒一筋だがそれゆえに友人や恋人がいなく独りで強く生きている女性だった。そんな彼女が病にたおれるのだが、職業柄、自分が何の病なのかを悟ってしまうのだ。そこで彼女を支えたのが江口演じる里見脩二だった。彼女が里見脩二に涙ながらに語った場面が忘れられない。「ライバルはいるけれど、友だちはいません。恋人もいません…」強くもはかない、まさに木村多江にしか出せない名場面であったように思う。この場面は、自身が演じる「仕事一筋だが孤独な女性」という役柄を浮かび上がらせたのはもちろん、共演の江口洋介の誠実さや舞台となる大学病院の体質までもはっきりと視聴者に印象づける、すばらしい演技だった。
『救命病棟24時 』
木村さんの看護師姿は本当に美しかったです。
知的でクール、仕事のできる女性って感じが出ていて最高でした。
木村さんの声のトーンも好きですし、演技も大好きです。
少し影のある役が多い印象ですが
救命病棟24時 では仕事の凄く出来るナース役完璧でしたね。
いつも冷静で的確な判断をするし
先生が治療しやすいようにサポートが出来てる感じがでてて
こんなナースがいたら入院して見たいと思ってしまうかもしれません。
主演ではなくても、いつも存在感のある木村さんの演技が私は好きです。