天皇の料理番 11話ドラマの感想
一太郎や初江に残していった俊子の言葉
周二郎に残した笑わせる顔とかは
みんなの中に生きているんだなぁと思いました。
約束は破ってしまったけど
俊子さんの人生は良かったんだろうなと思いました。
俊子さんの鈴を胸に抱いて
新たな時代へと向かって頑張って欲しいと思いました。
ついに嫁のとし子が倒れてしまいました。
その後に徳蔵がとし子の代わりに料理をするシーンがあり
それをじっと見つめるとし子がいいなと思いました。
すったもんだはあれ、お見合い結婚で
始まった2人がいつの間にか
本当の夫婦、家族になったなという感じがして
ほんわかした気持ちになりました。
佐藤健の強がりと不安が混ざる演技も
いつもながらいいなと思ってしまいました。
金太郎を贈られた節子皇后とその意味を理解した篤造さんと、本当に真心で満ち足りている素晴らしい世界ですね。何故こんなに慈愛に満ちた人達があんな戦争を引き起こしたのかわからないし、残念で仕方ないと同時に感じました。毎回人への愛の事で沢山の大事な事を教えてもらっています。贅沢を言えばあと20年くらい若い時に出会いたかったドラマです。もっとも今の歳だからわかるのかなと言う気もしますが(笑)。自分の気持ちに残る暖かい余韻を大事にしつつ、来週の最終回をとても心待ちにしています。
震災があってから、俊子さん頑張りすぎてしまって心不全を起こしてしまった。
おまけに、大正天皇までお隠れや宮前さんの退職等があって篤蔵さんの心配事がいっぱいあって、つい癇癪をおこしてしまうのも分かるような気がします。
そんな時に、ひょっこりとパリから新太郎さんが帰ってきてくれたり、宇佐美さんや辰吉さんが助けてくれたのは、篤蔵にとって心の支えになっただろうなと思います。
俊子さんが倒れてから、食事にいろんな工夫をしてなんとか食べて貰おうとしている篤蔵の頑張りを応援したくなってしまいました。
篤蔵があんなに頑張っているのに、俊子さんの病状が悪くなる一方だったのが悲しくなってしまいました。
無事に年を越せたとホッとしていたのに、篤蔵より長生きすると約束したのに俊子さんが逝ってしまうなんて、篤蔵の気持ちを考えると、とても辛かったです。
冒頭、俊子のナレーションの「でした」の過去形で、悲しい結末を予測させた。宮前は大正天皇が亡くなり、もうそろそろ自分の役割は終えたと思い、退職する事を篤蔵に告げたのだと感じた。篤蔵が「身近な人がいなくなるのは、心細い」と言った矢先に、俊子が倒れる。俊子が病院に行かないでいたことを篤蔵は、怒る。本当に妻を愛しているんだなあと思う。子どもたちが年中行事の鯉のぼりで遊んだり、まちや家の庭の風景で1年間はなんとか俊子が生き延びたことを表現。庭の落ち葉の場面が出た時は、もう亡くなると思ってしまった。宮前は退職ぎりぎりまでサポート、その後も宇佐美や山上などがいろいろと俊子の看病、子どもの世話と仕事とが両立するように支えてくれていた。子どもたちも1年の間、俊子との語らいの中で成長していった。宇佐美の「子どもたちの中で俊子が生き続けている」というセリフは、素晴らしかった。長男の一太郎は、宇佐美や自分の父が料理を作っているのを見て、料理人の夢を持ったかもしれない。
俊子さんが後から語っているような
ナレーションが入っていたので
病気が治って長く生きるんじゃないかと期待したのですが・・残念でした。
でも、自分の仕事でも、徳蔵の仕事を支える意味でも
人の役にたった人生と満足しておられたのでしょう。
1つだけ気がかりなのは篤蔵が短気なことだと。
それも最後に伝えたことで
篤蔵のその後の人生に大きく役に立ったのだと思います。
篤蔵が好きな仕事を追求することで
兄も妻も短くても満足感のある人生を終えられたのですね。
トシコが心不全、過労が原因だったのかな?
まだ小さい子供もいるのに・・・これからトクゾウは大変だね。
トシコは結局、トクゾウの介護の甲斐もなく亡くなってしまう。
母親の死を受け止めて、子供たちのほう
がトクゾウより
しっかりとしていて、安心しました。
ウサミが言うように母親の教えや
真心をしっかり受け継いでくれているみたい
トクゾウも、そんな子供たちに助けられたのだろう。
俊子が篤蔵に「あなたは癇癪を起こすことがあるから心配です。」
そうならないようにと、いつも肌身離さず持っていた
鈴を託そうとするシーンが切なくて
愛情にあふれていてと胸がしめつけられました。
もう自分は生きられないと悟ったからこその
言葉だったんでしょうね。
病に伏せている自分のことよりも
篤蔵のこれからを心配するのは、
愛しているからこそなのだと思います。
俊子はいつも自分のことよりも篤蔵を思い
最後の最後までそれを貫いていて涙があふれました。
大震災とかトシコの病気(心不全)とかトクゾウも前途多難ですね。
もしかしてトシコの心不全は食養生で
なんとか治ってくれるかもと、あわい期待をしましたが
やはり無理だった。
でも、トクゾウはトシコの為に
最後まで出来ることを尽くすことができて
良かったのではないかと思えた。
仕事で看病もままならなかったり
病気が長引けば辛さに耐えられなくなったりするところでしょうが
ウサミや明るいマツイやが助けてくれたり
周りにもめぐまれて良かったですね。
一生懸命に俊子さんの看病をする
篤造さんや新太郎さんの姿に感動し
それを助ける宇佐美さんや職場の同僚達に心を動かされました。
いつも人への感謝で溢れるこのドラマの中で
役者の皆様が話すありがとうと言う言葉は
私が発する薄っぺらなありがとうとは
明らかに重みが違うなと実感します。
それから、あぁ、夫婦っていいもんだなと
ドラマを見て結婚に憧れたのは初めてなくらい
すごく羨ましい家庭に映り
今まで誰に言われても結婚を否定していた
私は家庭を持つと言う事を真剣に考えて
こなかった大馬鹿だと心から認めさせられました。
独り善がりな偽善者だと今更ながらわかりました。
「ジュテームって何ですか?」の俊子さんの
言葉の後に篤造さんが答えた言葉で
全てを理解したあの俊子さんの絶妙な涙。
そして子供達への真心こもった最後のメッセージ。
どの場面を取っても圧巻でしたし
母との別れを予感しながらも懸命に
母に寄り添う子供達の姿が健気で思わず涙でした。
仕事ばかりで家庭を顧みない篤蔵と3人の子供の関係は
決して良いものではなかったのですが
俊子の死という悲しみを一緒に乗り越えることで
来週からはきっと改善されていると信じております。
今回の放送は佐藤健さん演じる秋山篤蔵を
陰ながら支え続けてきた黒木華さん演じる
高浜俊子が病に倒れ、亡くなるまでを描いたものでした。
俊子が亡くなるシーンには
思わず涙が溢れてしまいましたが
それ以上に感動したシーンは
篤蔵と俊子の3人の幼い子供が
俊子が亡くなったあと家事を手伝ったり
篤蔵を励まそうと俊子のマネをしたりするシーンになります。
子供なりに篤蔵を支えようとする気持ちに
思わず涙が溢れてしまいましたが
それに対して素直に感謝の気持ちを伝えらず
泣きながら家の外に飛び出してしまう不器用な篤蔵は
明治時代の無骨な男性らしくて良いと思いました。
あまりにも悲しすぎる展開です。
俊子さんが年を越すことができて
子供たちが泣くシーンではもう長くないことを
知っているのかと思って見ていました。
それがとても切なくて涙がでてきました。
徳蔵さんより長く生きますからの言葉が
余計にこの展開をつらくさせたように思います。
また今回は宇佐美さんが料理を作りに来てくれて
徳蔵さんがそれだけすごい立場になったんだと
実感させらるシーンでした。とにかくつらい回でした。
椿の緑をえらく強調して映していると思ったら
時間の流れと、最後の一枚の葉が落ちることで
俊子の死を表したかったのですね。
そういう表現の仕方は
なにやらべったりとした押し付けを感じますが
人気のドラマでわかりやすくするために
仕方がないのかなあとも思いました。
篤蔵が口ひげをつけたせいか
ぴっちりしたスーツを着ているからか
なんだか一回り小さくなってとんがったような感じがします。
年輪を重ねるごとにどっしりと
一回り大きくなって貫禄が欲しいところです。
来週どんな終わり方をするのかとても楽しみです。
俊子が亡くなった後で流れた
さだまさしのテーマソングがしみじみと心にしみました。
俊子は本当にいい演技でした。
震災後の無理で病気になったのかもしれませんが
いつも幸せだと感謝して微笑み
家族を愛して大事なことをきちんと伝えて
静かに去っていった姿を爽やかに演じて
このドラマを実にあたたかく
しっとりと充実させてくれたと思います。
小林薫さんが扮する元料理長が
一太郎に料理を教えてたシーンとか
色々な人が協力してたと思えました。
皇后もお悔やみとして、人形を渡したりして
意味がわかったからと侍従にお礼をいうシーンも印象的でした。
来週は、いよいよ最終回。どうなるのか楽しみにしてます。
このドラマは、ゆっくり見れるドラマですね。
敏子が死んでしまうという悲しい部分が印象的でした。
いままで夫を立てながら
家計を支えた敏子のけなげさが
今の夫婦には考えられないかなとおもいました。
敏子が死ぬ前に、徳蔵が、食事を作って食べさせたり
かいがしく世話をしているシーンも印象的でした。
子供たちにも自分ができる役割を死ぬ前に言ってあげて
子供たちが実践しているところもよかったです。
震災で写真もなくなってしまった人にとっては
絵だけでもあれば幸せだと思うのに
寂しさにつけこむと考えられてしまうのはなんだか残念です。
俊子が倒れたことで篤蔵が料理をしていて
さすが料理人だなっと思いました。
料理人でもあまり家では料理はしないので
家の台所に立っているのが不思議な感じでした。
それでも奥さんが倒れたらその分
自分がやろうとする旦那さんっていいですね。
それでも、病気になった本人は
自分が迷惑にしかなっていないと感じて
苦しんでしまうのでしょう。
特に俊子さんみたいに責任感の強い女性なら
そうなってしまいそうです。
あんなに頑張って生きてきたのに
若くしてなくなって子どもの成長も
見届けられなくて悔しいだろうなっと思いました。
今回は徳蔵を支えて来てくれた
俊子が亡くなってしまうということで
とうとうこの回が来てしまったと思いました。
俊子が大好きで亡くなって欲しくなかったからです。
俊子と徳蔵をみて、夫婦って何だろう
家族って何だろうと考えさせられました。
「あなたより長生きします」本当にこれが全てですよね。
私もそう思える人を見つけていきたいと思いました。
今日は、とても悲しい出来事でしたね。
俊子が亡くなって、篤蔵はどんなに辛かった事でしょう。
よく立ち直ってくれたものです。
どんなに俊子の事を愛していたのかと思うと、いい夫婦でした。
俊子は本当に篤蔵に尽くしていましたし
篤蔵の仕事をとても理解していました。
だから篤蔵も安心して、料理に集中できたのでしょうけど
もっと、俊子と一緒に暮らしていたかったことでしょう。
本当に残念です。
途中で、養生食だったか栄養食だったか
始まったと言ってたから
もしかして長生きできるのかな?と
淡い期待を持ったけれども、やっぱり駄目でしたね。
この頃の人だと心臓が駄目になると
今と違ってまさに寿命という感じで
決められた命の長さだけ生きるんですね。
今は、色々な機械を使って命を維持することが
出来る世の中になり、どちらが幸せなのか
ちょっと考えさせられました。
家族全員の心に生き残る俊子、素敵でした。
そして、宇佐美さんたら、すごいいい人で驚きでした。
篤蔵が俊子にわしより長生きするって
約束下じゃないですかと言ってましたが病人にはつらい言葉です。
もちろん篤蔵の愛する気持ちだと思いますが
俊子は段々弱っていくときにつらくなっていったと思います。
一太郎の将来の作文にしても俊子は
一太郎の将来を見られるのかと考えたと思います。
それでも最後まで気弱にならず
子供や篤蔵のことを心配しながら
過ごしていた俊子は立派だと思います。
ただただただ涙・涙・涙の回でした。
今回は、篤蔵の話というより俊子の回だったけれど
この二人がどれだけお互いを思っていたのかが
嫌と言うほど伝わってきて、泣けた~。
時が大正から昭和になりました。
子供たちの成長と共に大人たちは
年齢を重ねていく中、俊子さんの体調に異変がありました。
結果、俊子さんは篤蔵との「あなたより長生きする」という
約束を果たせずにいってしまうわけだが描写が繊細で涙がでました。
俊子さんの存在がとても大きかったはずの
敦蔵がリアルに心配になってしまいました。
来週は最終回で拡大SPのようで楽しみです。
最後までみたいです。
子どもたちを演じる子役の子たちの芝居が上手すぎます。
特に末っ子の周ちゃんを演じる子の芝居はナチュラルすぎて
芝居というよりもそこに生きているようでした。
そして、まさか俊子さんが亡くなってしまうなんて、びっくりです。
だんだん弱っていくのを感じましたが
こんな早くに亡くなってしまうとは…。
その後の子どもたちの逞しい姿が印象的でした。
若造だった篤蔵がいつの間にか
貫禄ある料理人に成長していてびっくりです。
佐藤健さんも、若いときの篤蔵さんとは
変化をつけるため声を低めにして
中年の雰囲気を出すよう演じ分けているように感じました。
としこが死んでからの子供たちの育ちの良さに感動しました。靴下を縫ってる娘や料理をしてる息子、母の真似をする息子、妻を亡くした夫の気持ちが手に取るようにわかりました。家族思いのいいお母さんで、夫のために鈴を手渡すシーンも、みんなでご飯を食べてるシーンも、これで最後のご飯になるのかと思いながら見ていたら、涙が止まりませんでした。いつの間にが号泣していて、このまま素直に子供たちが育ってほしいと思いました。料理をつくるのに手伝いに来てくれた元上司の方やまわりのひとの優しさにも感動しました。