杉山真太郎 最終回 感想

不満点をあげれば終わり方が少し呆気ないのと通常の1時間で内容を詰め過ぎていたように感じます。しかし2人の刑事の恋の行方や杉山さんの子供の成長など楽しみで続編があればまた観たいと思います。

今回のストーリーはいろんな状況にある人それぞれに考えさせられた内容になっていたと思いました。仕事をもつ若い人、仕事を持つ家庭のある人、仕事を持つこれから結婚をする予定の人、それから結婚をしない予定の人。それぞれの段階で今後どうしたらいいかのきっかけを与えてくれる言葉があちらこちらに出てきたと思う。個人的には自分の体は自分だけのものではなく家族のものでもあるという事。わかっているけど、私は私だしと思う気持ちもあるが、言葉の重みを考えるとやはり自分の体は家族のものだと考えた方が前向きになれると思いました。

最終回は警察に恨みを持つ者の犯行でした。警察に恨みを持つ2人を操り犯行を仕組む元警察官。今回は犯行のトリックや内容よりも警察官の生き方というか家族の絆というのが上手く表現できてなかなかの出来だったと思います。

警察官を襲う事件、犯人は暴走族解散を恨む関係者たちなのかと思っていたら、動機は違う人たちがネットを介して繋がっていたのはありがちだけど、元警察官が主犯だったことが意外だったので、真相に行きつくまでワクワクした。ただ、長年ずっと警察を恨んでいたという感じがしないのに、銃を奪って殺人まで犯すというところに動機の弱さを感じた。支えてくれる家族がいなかったから、という部分とのつなげ方がちょっと無理があるように思えた。とはいえ、全話を通して杉山の家族と仕事の両立をしていくことへの決着がちゃんと見れて良かった。

怪我をして退職した元刑事が警察を恨むのはまだしも、警察官なんて報われない仕事だと言いながら、警察への復讐のため無関係な警察官を殺すと言うのが意味不明。過去の自分と同じ報われない仕事をしている警察官を。犯人のわけのわからなさは最後までこのドラマのパターンでした。それでもレギュラーの登場人物の自然体で笑いを誘うやりとりは上手くて、早くからメンバーに馴染めました。永峰が桜子を好きらしいと分かった先週に続き、今週は桜子も気持ちがあるような発言。次回シリーズがあっても良いと思うのですが・・・。

娘の美晴との関係がずいぶんと良くなって安心しながら見ていましたが，そこに義母の芳江の入院がからんで，公私のはざまで真太郎が悩みながらも鋭い推理を見せるというのがとてもドキドキさせてとても良かったです。

娘の美晴の気持ちが亡くなった母の気持ちに近づいたのではないかと思い、ここでしっかり受け継がれた想いが見えたように思います。あと、さくらことながみねくんのロマンスも妄想したいところでした。

最後は、一刑事でしかない杉山が事件解決の記者会見で家庭の重要さを訴えたりして不自然な感じがしました。もっと谷原さんと要さんの刑事としての活躍を観たかったです。

今回の事件は、警察署内で狙われた犯行で1人のおまわりさんが、殺害されましたが、残された家族がおり、また、杉山刑事も義理のお母さんの病気と重なり、家族の事を大事に思う、毎回優しさあふれる杉山刑事が大好きです。また、しっかりとしたみゆちゃんがいるので支えは大きいなと感じます。杉山刑事のご家族自体はいつも幸せで明るく、こんな家族であったらいいといつも思いながら見ています。ほのぼのします。

今回もやっぱり深い言葉を言ってくれたお母さん。日に日に成長してるみはるちゃん！！これからも見たいのに最終回なんてさみしすぎる。続編やるといいな！

刑事さんの仕事って正義のために行動したことが逆恨みされちゃうなんて可哀想。家族や自分を犠牲にして働いてるのに、自分のことは棚に上げたは人達に振り回されたり傷つけられたり、それでも自分の仕事を貫こうとする真太郎は本当にかっこいいなぁ。

最終回では、真太郎のかわりに家族を支えていてくれた亡き妻の母親が病気になり、刑事を続けていくか悩むシーンがありましたが、家庭を持つ刑事さんたちは皆ぶち当たる壁なんだろうな…家族の理解なくしてはできない職業だな…と思いました。谷原さんはカッコいいし、望結ちゃんはかわいいし、桜子はりりしいし、メンバーも好きだったのでまたパート2してほしいです。

刑事物は好きで色々観ているのですが、このドラマは、ミステリーの要素とホームドラマの要素を両方持っていて観ていて和みます。個人的には終わって残念です。

いよいよ最終回となってしまいました。今回も仕事と家族との狭間で悩む谷原章介演じる主人公杉山を描いています。杉山と高橋恵子演じる義母が病院で検査をし、義母の方が手術となってしまいます。妻も病気で亡くし、今回こそはと仕事よりも義母を重んじていたのですが、そんな時に同僚らが襲撃されてしまいます。居ても立ってもいられない杉山の気持ちを察して娘の本田望結も、以前は母親の事で父親に対して否定的だったのですが、回を追うごとに父親のことがわかってきたのか今回は応援します。それぞれが思いやるようになったのでしょう。

最終回、かなり身体のことではハラハラしてしまいましたが、おばあちゃんの想いが本当に深すぎて、でも、亡くなった娘と同じように杉山真太郎の刑事としての存在を認めてくれていることがわかり心がほっこりしました。このひとが育てた娘が選んだのだから当然なのだけど、とっても素敵でした。

盗まれた警官の拳銃が第二の犯罪を犯すという話で，そこに過去に解散させた暴走族がらみの証拠が出てきて・・と筋立てはとてもシリアスなドラマでした。

谷原さんと要さんが好きで観ていましたが、毎回なんだかいまいちな感じでした。刑事ドラマの部分は面白かったのですが、次の展開の前にホームドラマの部分が入って話が途切れてしまいがっかりしました。ホームドラマの部分は、家族に振り回されっぱなし父となんだか上から目線で可愛げに欠ける娘の話でつまらなかったです。

元警察官を逮捕しに行く時パトカーのサイレンを流すのはしない方が良かったのでは？まだ素直に捕まるかも分からないしピストルを持っている可能性もゼロでは無かったし。。新聞記者が真太郎に対してプライベートまで聞くのもいささか疑問に残った点でしょうか？

香川は相も変わらず暴走族の情報が詳しすぎ。それを課長が茶化すのが面白かった。

村田がお世話になった芹沢巡査長の写真を手に取る演技は、ぎこちなかった。多分、村田の方が香川に対して恋心があったと思うが、永峰が前回の香川の見合いをきっかけに最後、プロポーズするというのは、ちょっとやり過ぎだと思う。

警察官という仕事は危険と隣り合わせできっと家族も心配することが多くてストレスも抱えやすいと思いますが、自分の身近な人が人の幸せを守っていると思うと誇りです。

元刑事が起こした事件であることは警察としても重い事件だったと思います。手錠をかけるのも全く躊躇しないということもなかったでのではないでしょうか。それでも警察官としての仕事をしっかり全うしていてすごいなっと思いました。

続編があるのかどうかわかりませんが杉山刑事も幸せになってもらいたいので再婚してほしい気もします。杉山刑事のような警察官が増えればいいなって思います。楽しくみれました。

杉山刑事が病気かと思いドキドキしました。おばあちゃんとりあえず手術成功してよかった。刑事もやめてしまうのかと思ったけど続けることになってよかったです。子供がいても刑事続けられるのって本当おばあちゃんのおかげですよね。

特に観たいわけでもなかったですが他にいい番組がなかったので観ましたが事件はよくある話の焼き直しのようで主題は家族とか健康の問題ですね。確かに視聴者は家族があって健康に関心があるそうでしょうけど見終わった後に事件が解決した爽快感みたいなものがありません。

遂に最終回でしたが今回は大きな事件のように見えて実は退職警察官の不満という形で警察官と家族の問題というあまり興味がわかない問題で、やはりこの時間帯のTBSのドラマはなかなかヒット作が出ないですね。引き込まれる感がなかった。

刑事物って主に変人で性格的に問題があるような刑事が事件を解決していくのが多いですけど、このドラマの主人公は普通のいいパパでした。