杉山真太郎 4話ドラマの感想
ある日、吉祥寺署では課長の岡崎(佐野史郎)のもとに、5年前に起こった未解決の児童誘拐事件の被害者親子が、捜査は進展しているのかと訪ねてきた。被害者だった西野和真(竜跳)の母・絵里子(はしのえみ)は、和真が未だに誘拐のショックから立ち直れず苦しんでいると言い、一刻も早く犯人を検挙してほしいと訴える。
引用:http://www.tbs.co.jp/keibuho2015/story/
刑事ものの一つのジャンルである誘拐事件が杉山シンちゃんでもついに出ましたね。まだ、杉山刑事の柔和なルックスと腕利き刑事としての顔がうまく頭の中でミックスできなくて、気の弱いマイホームパパのイメージの方が先行してしまいます。毎回子どもたちが登場するので、家族で見るには従来の刑事ものより安心して見ることができます。
お姉ちゃんが大人すぎて、お嫁さんに見える。
あの人はお母さんじゃないの!と言う時、子供にどうしても見えないというのは演出の狙いなのでしょうか?それとも本田みゆちゃんのイメージでしょうか?弟たちが可愛い子供という感じなので、特に気になるところでした。
危害を加えたわけではないので大きい罪ではないと思いますが、けれどやっぱり罰は受けないと、実際にやってはいけないことですね。それと、浜辺に子供を置き去りにしたのは危険だし、この女性なら、家に帰れるよう配慮をして手放すんじゃないかと思いました。
酒井美紀が再登場で、犯人でなくレギュラーメンバーになれば良いなと期待しましたが、やっぱり・・・。
けれど、3話と違い今回は同情できる犯人でした。むしろ、子供を亡くした親の心情として実際にありそうで怖い。
死んだ母親に似た人に会ったら、違う人だと思っても会いたくなる。
それが子供ならなおさらですよね。今回は切ないお話だなと思いました。
いろんな『家族』の形を見せるのが、このドラマの特徴かと思います。
今回は杉山家、オオカミ少年の家庭、描かれこそしなかったものの、施設の女性の家庭、そして転落死した老人の家庭。
母そっくりの女性の出現に揺れるお姉ちゃんと、すんなり受け入れる弟たち2人。
そして、弟たち2人の想いを否定できなかった杉山。
失ったものの穴を埋めるため、何かにすがってしまう人々という点は、確かに表現されていたと思います。
杉山真太郎はいつも子供がかわいそうになってしまいます。今回は子供だけでなく、娘を亡くして同じくらいの子供を抱きしめてしまって先生をクビになった先生や、息子を亡くして同じくらいの子供を誘拐してしまう女性とかわいそうになってしまいます。杉山真太郎自身の子供も、死んだ母親に似た女性に会いに行ったりと、胸が苦しくなるので見てられません。
母親を想う子供たちの、気持ちの対処の仕方もそれぞれ違っていて。自分もそうだけど、いつまでも親には甘えたい。家族もだんだん前向きに幸せになっていくといいな。
杉山警部の人柄があって、救いようのないところには行かないから楽しんで見られます。
刑事ものって20分くらい観たら怪しい人が分かるよね。
今回、亡くなった今井が美晴に声をかけた時、何かある人だなあと思ったが、思い違いだった。美晴がまひるを「お母さんじゃないよ。お母さんは一人じゃないよ」と強がる姿は、共感できた。声のかけ方を間違えた真太郎に芳江が「自分で考えなさい」は、ちょっと冷たいかなあ。
母親の面影を見たり、子供の面影を見たり、優しさを求めたりいろんなところで切ない話でしたね。
好演は美晴役の本多望結。弟たちの面倒をみなければならない姉としての自覚を見せつつ、父親にまだまだ甘えたい女の子という難しい役をうまく演じています。最後の方の江ノ島のシーンの上部を暗くした画像加工にも辟易しました。
お母さんがいないと似た人をお母さんのように思ってしまっても仕方ないのかもしてないですが。子どもはやはり親と他人の違いはわかっていると思います。それなのに自分の子どもと海人くんを同一視し自分の子どもになる?なんて大人が誘ったらダメです。自覚なしにやっていたとはいえ、子どもを連れて行ったのにニュースを見て何も言わずに海に置き去りにするなんてやってはいけないことです。なんか、悲しい結末でした。
まさか杉山真太郎を毎週観るとは思わなかった。
はしのえみは、誘拐事件の犯人を捕まえて欲しいと強く要求し、普段の姿からしたら、凄味のある声だった。海人がお母さんのことが忘れられず、似ているまひるの所へ行くのをちゃんと確認する美晴は、本当にしっかり者だ。
主人公の杉山真太郎を演じる谷原章介のメイクが濃すぎます。イケメンに見せたいのだろうが、度が過ぎています。光の加減によっては白塗の顔に口紅の赤さが気持ち悪く映る時があります。特に今回の終盤の取調室のシーンはげんなり。
『人は、大切な人を失うと悲しく切なくなって悲しい気持ちから逃げたくなったり何かにすがりたくなる。それを悪いとは思わない。』心に染みるなぁ。色々な意味で。
毎回、事件に自分の子供が関係してしまうのは少しありえない感じもするけれど。子供を亡くした悲しい母親が今回は犯人でしたね。誘拐は犯罪だけど、嘘をつき続けた子供も辛かったし、犯人も辛く悲しい事件でしたね。今後も谷原さん、杉山刑事の活躍楽しみにしています。
谷原さんほんとにかっこいいです。今回は奥さんそっくりというか二役であらわれて、そりゃ子供ちゃんたちはお母さんを亡くしてさみしいからなついちゃいますよね。
今回は、色々な事件が絡んでいて見ていて、どう事件が解決していくのかとても楽しんでみれました。オオカミ少年は、優しさから嘘をついていたなんて、このドラマっぽいと思いました。酒井美紀さんの涙ながらの告白にジーンとしてしまいました。
今回の犯人は分かりやすかった。やはり予想通り(笑)
何気に毎回泣けてくる。情緒不安定なのかな…。
今回は、最初っから怪しい人が2人も出てきて、しかも怪しいおじいさんが殺されてしまってビックリ(笑)