ドクターx 第8話ドラマの感想
ある日、大門未知子(米倉涼子)は「国立高度医療センター」内で、1冊のノートを拾う。それは原因不明の難病「肺静脈閉塞症」で入院している小学生・八田ちひろ(小林星蘭)と、その母・八田和美(堀内敬子)の筆談ノートだった。その記述から、ちひろが生命の危機にさらされていることを読み取った未知子は、総長の天堂義人(北大路欣也)にオペを担当させろ、と直談判する。
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/story/
今回は臓器を移植する話でしたね。作中でもあったけど成人男性の臓器は幼い少女に移植するには大きすぎるのではないか、というものがありました。結局続行したけれど、臓器が大きくなりすぎて大変だという時はどうするのかと大門の判断が気になりました。そしてでた結論が「待つ」だけでしたが、それが上手くいってよかったです。大門はとにかくやるタイプの人間だと思ったので、時には無理せず待つという判断をしたことが意外でした。
私が密かに注目し、ファンなのが、高畑淳子ふんする看護婦長の白木さん。
いつも大門に辛くあたっていた白木さんだが、前回、孤独なキャリアーウーマンということが判明。門達とマ―ジャンをする中に、今回からは、仲良くなるのかと思ったら、相変わらずの厳しさ。「あなたみたいなドクターが一番迷惑なんです!」と毎度の決め台詞。しかし、そのあと、「聞いてないわ。」とポロリ!うまい!高畑淳子!
毎回、その動向を注目しているのが、北大路欣也ふんする天童総長。
大門をうまく使って、いまのところ、大門を手の上で転がしている感じ。
いままで、それなりに、大門に牙をむいていなかった天童だが、今回、大門を有能なロボット扱い!これには、大門怒るかと思いきや、気にしていない様子。大門VS天童のバトル、この先どうなることやら!
今回の、患者はカリスマ子役の小林星蘭ちゃん。肺の生体移植をしなきゃいけなくなっちゃって、親戚からは嫌われてるし、パパはしんじゃってるし、ママは血液型あわないし、今回ばかりは、ドクターXもお手上げなのかと思いきや、パパが生きていた。なんとかなったね。パパ生きていなかったら、どうやって解決したのだろう?毎回ハラハラさせてくれるわ!
今回の女児への生体肺移植手術シーンでは、初めて大門さんが失敗するのではないかとひやひやしました。女児の父親の肺が大きすぎるため、一旦様子見で待機しているところはいつもの攻めの姿勢でのオペシーンとはまた違って、ベストな選択を求め、ぎりぎりまで自分を追い込んでいる気持ちが伝わってきました。名医であっても、失敗する可能性の高い手術を避ける中、自ら進んで執刀するという勇気ある行動に憧れます。
個人的には、メインのストーリーは今回あまり重要さはなく、病院と未知子の関係が気になる展開でした。終盤の総長の未知子に対するしかけが、吉凶どちらに転ぶのかワクワクしてしまいます。晶さんの海老名に対する心情の吐露をみると、彼が案外これからのキーパーソンになるのではないかなとも思いました。そろそろ未知子がなぜドクターXになったのかなどのエピソードが欲しいのですが…まだその気配はなさそうですね。
今回も未知子は大活躍。不可能を可能に変える女医ですよね。生体間肺移植という発想。他の医師が無理、不可能だと言っていたことを可能にしてしまうって、やっぱり未知子らしいなって思いました。最後のシーン、ちょっとイラっとしたけど。だって、未知子は機械じゃないし。それにカチンを来たのはアキラさん。未知子は気にしていないようでいてもしかしたら気にしているのかも。
前回から、ドクターXをつぶそうとするライバルに、古田新太が登場しています。この古田ふんする富士川先生の鼻を明かしてやろうと、今回、大門を目の敵にしている、海老名教授が接近してきたのが、面白かった!とうとう、大門の雇主、神原と銭湯にはいっちゃうし!最後は、大門をやっぱり裏切るのかなと思ったけれど、オペに最後まで立ち会って、海老名教授いい感じ!
権力争いに巻き込まれず、患者の命を救うために努力する大門の姿勢は、一貫している。神原は、海老名を銭湯に誘うなど、周りに大門の立場を理解してもらえるようにしているのが伺えた。富士川は、元々患者の担当医でありながら、患者のオペ中にテレビのお笑い番組を見ているなど、少し軽い感じがした。最後に患者の父がドナー提供したことに対して、患者の母が「子どもを助けるのは当然でしょう」の場面は、感動した。再生医療の臨床を重ねることができる医師が少ない日本の現状も垣間見えた。
今回のドクターXを視聴しての感想は、大門未知子の覚悟に対する驚きでした。これまでの放送で『私、失敗しないので』が口癖の大門未知子が自分の技術を武器に傲慢な態度をとっているのかと思っていましたが、そうではなく、一人の患者に対して絶対に失敗してはいけないという自分に課した覚悟だったと知り感動しました。大門のいい人な性格が知れて来週も楽しみです。
ドラマの冒頭から、拾ったノートの内容だけで病名を言い当てるなんて、さすが大門未知子です。この並外れた洞察力を見ていると、気持ちがスカッとします。女の子の手術も無事成功し、スッキリした気持ちでいたのですが、最後の最後で、天堂総長が大門未知子の事を「オペマシン」と言い放ったシーンでは、「なぜ天堂総長はそんな事を言い出したのか?」と疑問がわき、今後の展開がとても気になります。
今回は難病を抱える少女の話だが毎度のことながら、医局の先生達は自分達の保身や名誉のことばかりで患者さんのことをあまり考えてないなあ、と感じた。前回から登場の富士川先生も結局は権威や地位ばかりにとらわれているドクターで天堂総長にとりいろうとしているのがみえみえだ。難病の少女は父親のおかげで肺移植できてよかったと思う。しかし、最後のシーンでは天堂総長が大門先生のことを「オペマシーン」呼ばわりしていて何を考えているのかわからない怖い人だと思った。
また子ども?!と思ったのは2013のシリーズの最後を見たからでしょうか。でも、今回は手術の手際の速さではなく「待つ」というところが未知子が優れた医者であるという点を見せ付けていて、前回の丁寧な手術といい今回のシリーズでは今まで強かった手術オタクという感じからは離れてきているな、と感じます。看護師長に続いて海老名先生もマージャン仲間に?と思ったのにマージャンができないのは残念でした。
交通事後でなくなっていたと思われていたお父さんが生きていたのには、驚きでした。てっきり大門先生の事だから驚きの手段をとるのかと思っていたのですが・・・手術の最中に、椅子に乗ってただひたすら時間がたつのを待っている大門先生。なんだか可愛かったです。今回は”いたしません”より、”待てない”とういう言葉が多かったのに、”待ちます”のセリフ面白かったですね
女の子がノートを捨てていたのは、お父さんがノートに携帯番号を書いていたから、お父さんがちょこちょこ会いに来ているのがばれない様にって事だったのでしょうか?同じ場所に2回もノートを捨てる意味がよく分かりませんでした。しかも、女の子、車いすには乗れるのでしょうか?どうやってノートを捨てていたのか、気になります。誰かに車椅子をおしてもらってノートを落としても、気づかれそうな気もするのですが・・・しかも、大門先生が2回も拾うのは、少しできすぎた感じがしました。
最後の方のシーンの天童総長、むかつきましたね。大門先生をロボットの様な言い方をして。結局はギャラを2倍にするから、これからも最新技術をどんどん取り入れた手術をして、それでもし失敗したら、大門先生個人もしくは事務所で責任とってね。病院は関係ないって事で・・・という事なのでしょうか?帰り道、大門先生が黙りこんで何か考えていた感じもしたんですけど、今後の大門先生の行動が気になりますね。
家族写真がやたらとフューチャーされている辺りで何かあるだろうと思っていたら、ドラマによくある実は生きていましたパターン。父親が生きていてドナーになるという辺りまではよくある話でしたが、こうしてあらわれた夫を非難するではなく、ずっと待っていたと受け入れた妻の姿に、話が丸く収まってよかったと思いました。
「いよいよ天童総長の逆襲開始か?」と思わせるエンディングに次回以降の興味を引き付ける内容でした。今回自体の内容としては、母子家庭で難病を抱えた少女を手術するという内容であったが、前回とは違いとても見ごたえがありました。失踪した父親が生体肺移植のドナーとなって現れた時は家族の絆を感じさせるとても良い内容であったと思います。また、「私失敗しないので」というセリフを吐く意味を銭湯で話す姿に医師としてのプレッシャーを自分自身に課しているんだと改めて感じました。
肺移植をする女の子の手術中に、ドナーの肺が大きくて収まらず、心臓も圧迫されて、どう処置するのかワクワクしましたが、まさか待つ事で大成功するなんて感動してしまいました。そして海老名教授と、あきらさんの珍しい2ショット。これも良かったです。最後いつものように請求書を渡しに天堂総長のもとへ行ったあきらさん。みちこも天堂総長に呼ばれて、あきらさん。かなり焦ってたな。
今回のメインとなった患者さんは、肺の病の女の子だったのですが、ドラマ冒頭で行っていたカンファレンス対象の有名棋士の患者さんは一切出てこなかったので、気になりました。また後の回で出てくるのかな。あと天堂総長とすれ違いで、中々自分をアピール出来ない蛯原教授。あからさまに分かりやすいあの方は肩書きだけは立派な医者だけど、なぜか憎めません。
肺を患った女の子の患者さんだったので、母親として食い入るように見てしまいました。生体肺移植が必要で、近親者しかドナーになれないとか。親戚付き合いが一切無い母親は、希望の光をバサッと切られたような気持ちだったんだろうな。でも死別したはずの元夫が現れ肺を提供した事と大門ミチコのスーパーオペで、大成功。泣けました。
子供の手術で、ドナーに身内もいないと母親は言いはって、でもお父さんが出てきて手術をすることができて、とても感動的だった。やはりいつものように、大門みちこのかっこよさは素敵です。いつ何のときでも、度胸あることを言えて、自分の思いを貫いている姿はとても魅力的です。次の放送がまたとても楽しみで仕方ありません。
海老名医師は本当に、「こういう人いるよねー。」と思わせる人ですね。大門未知子が「こんな医者いるわけないじゃん。」と思わせるのと対照的です。ドクターXには実に様々な人物が登場してきますが、その一人一人が個性的で、それでいてリアリティがあります。海老名医師が天堂総長との待ち合わせ時間に遅れても、患者の少女の肺や心臓が小さくなるまで「待つ」ことで、変わっていく様子は、閉塞感に満ちた現実社会に風穴を開けるヒントを与えてくれるような気がしました。
海老名医師は本当に、「こういう人いるよねー。」と思わせる人ですね。大門未知子が「こんな医者いるわけないじゃん。」と思わせるのと対照的です。ドクターXには実に様々な人物が登場してきますが、その一人一人が個性的で、それでいてリアリティがあります。海老名医師が天堂総長との待ち合わせ時間に遅れても、患者の少女の肺や心臓が小さくなるまで「待つ」ことで、変わっていく様子は、閉塞感に満ちた現実社会に風穴を開けるヒントを与えてくれるような気がしました。
ドクターX、今回は臓器を移植する話でしたね。作中でもあったけど成人男性の臓器は幼い少女に移植するには大きすぎるのではないか、というものがありました。結局続行したけれど、臓器が大きくなりすぎて大変だという時はどうするのかと大門の判断が気になりました。そしてでた結論が「待つ」だけでしたが、それが上手くいってよかったです。大門はとにかくやるタイプの人間だと思ったので、時には無理せず待つという判断をしたことが意外でした。
今回は手術シーンにドキドキしてしまいました。移植した肺が膨張してどうするのか?とハラハラしてしまいました。まあ、一時間待ったら収縮してなんとかなったんですが。本当にそんなことあるのかと疑問でしたが、女の子が助かったのはよかったです。失敗しないので、ラストは悲劇的なものにはならないドラマなのでそこは安心して見られます。決め台詞は覚悟だったんですね!確かに患者にしてみれば失敗されたらそこで終わりです。にしても父は生きていて別れた理由がギャンブルって!
医師の個人的な事情で治療の仕方を選ばれたら困る。しかし実際にそのようなことが起こっている可能性を感じて怖い。医者も人間だから・・では困ります。海老名先生が、ぎりぎりのところで患者優先の大門の姿勢に納得し良いところを見せてくれました。紹介所長が釘を差しておいたからで、所長もたまには良いことを言う。この人のスキップが気持ち悪いし、ピンハネするのが嫌いだと思っていたら、このところ、どちらもやらなくなりました。