ドクターX 第6話 感想

麻酔の技術ってすごいんだなぁと思いました。脳の手術中に覚醒させることができるなんて、大門美知子はすごい！
話の展開として賄賂の事実の証言は必須なのかもしれませんが、「どうして手術中に真実を話してしまう必然性があったのかなぁとなんだかもやもやしました。
天堂総長の怒りの表情・しぐさ、本当に怖いです。ついに、サイドテーブル蹴ってしまった場面はドキッとしました。
統一部長の鼻高々＆勘違い演技、最高です。

大門未知子は、一体いくらお給料をもらっているのでしょうか？うまくだまされて、あまりもらっていないのでしょうね、きっと。今回、大門未知子が一旦諦めたような感じになったのは、あれは、わざとで、彼に自白させるためだったのでしょうね。珍しく、あきらめるのか～とびっくりしましたが、悪がやっつけられて、よかったです。彼も、きっと、心は罪悪感でいっぱいだったのだろうと思います。だから、しゃべってしまって、すっきりしたのではないでしょうか。

冒頭から携帯着信にそわそわする未知子、晶さんには「男の影あり」なんて言われてましたがそんなことないだろう…と思いつつ最後まで見たら…未知子、手術に関すること以外はピュアな女。
物語も終盤にさしかかって、また海老沢部長がだんだん気の毒になりつつあります。ずっと海老で鯛を釣ってきた海老沢部長、今期はどうなってしまうのかな。もし次シーズンがあるならまた登場して欲しいキャラクターのひとりですが、最後まで目が離せません。

このドラマがかなり現実離れしているのはいつものことだし、その思い切りの良さもかえって好きだ。
でも、今回はいつものような突き抜けた爽快感がなかったような気がする。
患者と会話をしながら脳の手術をするとか、手術に赤の他人の検察の人間が立ち会ってるとか、さらには患者が手術中に供述しちゃうとか。
未知子も珍しく中途半端な感じだった。そろそろ北大路さんが何を企んでいるのかも明らかになってほしい。

大門先生が、これ以上切れないと言った時には、さすがに今回はお手上げかと思いましたが、ラムネからヒントを得ていた抗癌剤を入れる名案があったのですね。六甲が手術中に証言したので、厚労相が失脚し、天堂総長の構想が後退しました。天堂に次の手はあるのでしょうか。最初にお金をたかる男の影がちらついた未知子でしたが、振込め詐欺の手口に気付かないところが彼女らしいです。また、六甲が喋りかけた城之内先生の高3の時の秘密が気になりました。

今回は天堂総長がメチャメチャ怖かったです。
裏で蠢く、政界とのつながりこれもまた怖いな～と思いながら見ていました。
未知子のオペも、加持先生の「敗北」という言葉のように「まさか今回はダメ？」と思いましたが、やはり期待を裏切らないところがさすがです！！
そして、なにやら秘密のメールで「未知子も悪事に手を染めた？」と思わせながら「振り込めサギ」に騙されそうになっているところは、
意外性があって未知子も可愛いところがあるじゃない、と思わされました。

先週の予告の感じではてっきり大門先生が、ミスをしてしまうのかと思っていました。
ですが、やっぱり大門先生は失敗しなくてさすがだなと思いました。
あれだけ高額な手術をしているのに3万円も持っていないくらい、お金がないのは不思議です。
いったいどれだけの借金をどういう理由でしているのか気になります。
いきなり一億円が当たったとメールが来たら普通詐欺だとわかるのにだまされる大門先生少し可愛かったです。

天堂総長が何を考えているのかさっぱりわかりません。
なんとなくですが、実は本当に日本の医療のことを真剣に考えたいい人だった
ということもあるような気がしてきました。
よく考えてみると、天堂総長が辞表を書かせて辞めさせた人たちは
医者としてやってはいけない行為をした人だけだと思いました。
今回の最後のシーンで物にあっていたのでまだはっきりはわかりませんが、
そんな気がしました。高額の治療費はいつも誰が払っているのかも不思議です。

最初の銭湯のシーンがすごくおもしろかったです。
あと、阿智先生がラムネを食べているところも少し面白かったです。
しかもラムネのメーカーがパンダ製菓だった気がします。
本当に手術中に会話なんてすることができるのか疑問に思いました。
というより、頭にメスが入っていて意識はあるのに痛みを感じないのか不思議です。思わずみていてこっちが痛いと思ってしまいました。
あんな状況での証言でも有効なんだなとも思いました。

医者としての能力や実力なんかはすごくあるけど、簡単に詐欺にあってしまうような世間知らずなんですね。
派閥には関わらないとして、そちらの知識はいろいろあるんでしょうが。
３万円で１億円もらえるというとってもメジャーな、それも今更もう誰も引っかからないような詐欺にうきうきしてる未知子はかわいいですね。
あんな技術を持ったお医者さんは日本にはいないのでしょうか。どんな病気もあの腕さえあれば助かる。そんな医療技術になってほしいです。ドラマだから楽しく見れるのかも。

外科医としての腕が一番平凡な海老名教授がとうとう天下を取ってしまいました。といっても、いつクビが飛ぶか分からないのが、このドラマ。
未知子はとうとう天堂総長を敵にまわすのか。手術を公安に観覧させたのは天堂なんだから、彼自身のミスが招いた窮地ですが・・。
このドラマで好きな１つは、反感的だった医師が一緒に手術することで大門に敬意を持つところ。今回はＴＫＯの木下の外科部長。芸風から芝居は上手いはずなのに以前のバチスタでは下手だった。今回は上手く演ってます。

視聴率は良かったみたいだったけど、個人的にはワクワクドキドキハラハラというシーンがなかった印象が強い。強いていえば、オペの最中に覚醒するという部分はそんな術式もあるんだ！と感心した。なぜ、金子昇の手術中の告白に重みがなかった。ようやく天堂総長が未知子の存在を疎ましく思い始めてきたので、来週以降の展開が楽しみ。ラストのテーブルを思いっきり蹴るシーンはとても迫力があり、大御所ならでは！という感じがした。

今回は患者の意識がありながらの手術シーンがあったので、目新しくて楽しめました。あまりグロくない手術シーンなので安心して楽しめました。
外国だと結構えぐかったりするので。三万円が一体何なのかちょっと序盤から楽しみでしたが、まさかの振り込め詐欺メールだったとは！そうくるかと面白く感じられました。やはり男よりもお金なんですね。そこがぶれないことも魅力の一つだと思います。だんだんと天堂さんとは袂をわかちそうな感じできているのでラストまで目が離せないドラマです。

今回は脳腫瘍を手術で取り除くという内容だった。
手術中に患者の言語や運動能力に影響しないか確かめるために、手術しながら患者を覚醒させる
というのをやっていて、脳をいじりながら患者に話させたり手を動かさせたりと、なかなか
グロテスクな回だった。麻酔医の内田有紀の同級生が汚職に絡んだ政治家の人間で、いよいよ死を
意識した時に「金で買えない物を考えたんだ。正義だ。」と言って今まで隠していた証言をし出した。
だけど、失敗しない大門の手術で死ななくてすんで良かった。

厚生労働大臣との癒着が見える今回のストーリーでフリーランスの外科医が、ここまでコテンパンにやるのかと痛快!スッキリしました。また、手術後に海老名Dr.が喜ぶポイントを思いっきり間違えて、天堂総長に報告するのは笑いました。出世に向かない人です。フリーランスなのに誰にも媚びない大門未知子がどこまで突き進むのか楽しみが増した回でした。天堂総長と、あきらさんのやりとりは「狐と狸の脅し合い」に見えて、このやりとりも注目だなと感じました。見逃せませんね。

大変な手術を受けている患者が、手術中に会話をしていたので驚きました。人間の脳機能の凄さに驚きました。
今回はアキラさん、メロンを持って来ましたね。アキラさんの「メロン2個」の言葉でピックと動いて、メロンを気にした渡辺いっけいさんの、演技の細かさが面白かったです。アキラさんが提示する請求書を覗いて、金額に驚く渡辺さんの演技を、いつも楽しみに見ています。
大門は仕事ができるしっかり者なのに、1億円当選の詐欺を信じて、はしゃいでいるラストシーンが可愛かったです。

今回の手術シーンはすこし生々しくて怖かったですが、手術中に意識を一度覚醒させるというのが驚きでした。実際にそういうことがあるのかどうかわかりませんが、ちょっと怖い気がしました。でも相変わらず大門先生の手術中の目つきがするどくかっこいいです。毎回、いい人すぎず、でも誰から何んといわれようと自分をつらぬきとおす、またそれだけの腕があるのがかっこよく決め台詞もきまっていて面白いです。

いつものように大門先生の「私失敗しないので」のセリフは印象に残りました。今回の放送は今までの手術よりも見ているこっちまで不安になるような放送でした。言語障害などを残さないために手術中に患者に話をさせるなど聞いたこともない手術でした。私自身外科手術を受けたことがあるのですが、手術中に話すなど下半身麻酔でも無理でした･･･。手術に関しては完璧なのに、最後のシーンで振り込め詐欺だと言われるまで気づかない大門先生のギャップが可愛かったです。