ドクターX 第3話ドラマの感想
「国立高度医療センター」に、総長の天堂義人(北大路欣也)ですらも一目置く、「日本看護師連合会」の会長・三原雅恵(岩下志麻)が現れた! かつて看護師の地位向上を勝ち取り、“平成版春日局”として医学界にその名を轟かせる彼女が、なぜ同センターを訪れたのか…。それは、重度の子宮頸がんを患った孫娘・三原奈々子(森田彩華)のオペを託すためだった。
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/doctor-x/story/
看護師連合会の会長の孫の子宮がんの手術をすることになり、いつものように、大門は最初助手なのだが、結局は、大門が途中から代わり、手術をすることになる。なぜ、みんな、最初から、大門にさせないのだろう。全部悪いところは摘出するが、再生して、子供を生むことが出来るように、手術を施してくれて、本当の心の通った手術という感じで、見事だった。最初担当だった誠実がうりの既婚の先生は、若いこの美貌に惑わされたのか、道を誤ってしまい、現実世界にも通じるものを感じました。
この日の放送では、未知子の憎まれながらも患者及びその祖母の意に沿う手術をしたことが印象に残っています。
また、この回では医師が患者と不倫をしているというシーンもあり、特にその医師は人気ナンバーワンでもあったので、その医師の行為は特に病院の評判を落としたということになり、その理由でその医師が解雇されるというところはシリーズ3の新しいところでもあるので、ワンパターンになっておらず好感がもてました。
今回は日本看護師連合会会長の孫が手術をしに入院するという設定であったが、傲慢な態度・横暴振りが如何にも何処にでもありうる設定であった。こういう権力に対して一番毛嫌いしているはずの大門自身が手術を行ったという設定には意外性があった。さらにクリーンを売りにし、誰にでも優しい態度で接する主治医の足柄が実は三原の孫と不倫関係で、そのことにより最終的には天童によって病院を追われるというところは二度驚かされた結末であった。
看護師長役の高畑淳子の壁どんがおもしろかった。100年早いとか1000年早いとかの場面です。子宮頸がんで骨盤内臓の全摘出を大門未知子が主張し、最終的には実施されるのだが、人工肛門を作らずに、再建手術をするところはジーンとしました。ただ切るだけでなく、患者のことを考えていることが良く伝わりました。それにしても執刀医はだらしなかったです。不倫もしていたので、最後の辞表は当然です。卵巣を冷凍保存している場面が最後にあり、改めて感動しました。
今回(第三話)は、日本看護師連合会会長・三原雅恵役を演じた岩下志麻さんとの絡みに見応えを感じました。看護師長・白木淳子役を演じる高畑淳子さんのフリーランス医師に対する嫌悪感も、上手く表現されていたと思います。三原雅恵の孫・三原奈々子の命を救うため「骨盤内臓全摘術」を主張しながらも、女性の尊厳を守る天才的手術を披露した大門未知子には脱帽せざるを得ませんね。彼女の人に対する優しさが、垣間見れるシーンでした。
じつにやっかいなお局様ですね。日本看護師連合会会長がおっかないですね。会長さんのお孫さんが子宮頸がんで入院手術のためにやってきた。執刀医は大門ではなくミスタークリーン氏だ。しかしこのクリーン氏じつはとんでもないミスターダーティーだった。わかい入院患者のお孫さんにもちょっかいを出していたエロ医師だった。結局途中で大門に手術を変わられた。クリーン氏はクビになった。まぬけなやつである。やはり「私しっぱいしないので」言うだけのことはある。
高畑さんだけでなく岩下志麻まで登場しての看護師勢力の圧力に迫力。看護師を敵に回すと仕事ができないので医師も気を使うというのは、「最強の名医」で医師が完全優位に立っていた設定と違っていますが、どちらが実情なんだろう。
ミスタークリーンと呼ばれる外科医長が裏で女性患者に手を出しているのはあり得るとしても、恐ろしい看護師連合会長の孫にわざわざ手を出すのは無理があると思いました。若い女の子が秘密を守れると限らず、そしてバレたらやばすぎるのは分かるはずなのに。
毎回楽しみに観ています。予告では初めて大門未知子が失敗したような感じだったので、どんな展開になるのか楽しみだったが、やはり失敗はしていなかったですね。
東と西の対決も一応は終わった収縮したようなので、今後はまたどんな展開になるのか楽しみです。
私の一番の楽しみは、西田敏行さんが好きなんですが、また出てきてほしいです。やられたまんまで終わるはずがないので、もう一度わる~い役で見てみたいです。