警視庁捜査一課9係 7話ドラマの感想
時代劇映画『海を渡る侍』の助監督・田北(橋爪遼)の遺体が公園で発見された。スマホの履歴によると、どうやら何かを警察に相談しようとしていたらしい。さらに、真澄(原沙知絵)の解剖で頭部を強打して時間が経ったのちの死だとわかった。一方、倫太郎(渡瀬恒彦)は田北の服から発見された陶器のカケラが気になっていた。そこで直樹(井ノ原快彦)と、映画の美術担当で「時代考証の鬼」と呼ばれる辻にかけらを見てもらう。辻は、綺麗な白磁の壺のかけらだが、映画の小道具ではないと語った。
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/9gakari_10/contents/story/0007/
最近観たいと思う番組が少ない中で
毎週なんとなく楽しみにしている番組です。
台所からコマーシャルで放送の予告が流れると
「そうだ!あるんだ!」と旦那と食後に観ています。
派手なアクションやちょっと名前の通った俳優さんが
犯人役になるケースが多く
多分あの人が犯人なんじゃない?と
想像がついたりするのですが
このドラマはそんなこと事「関係なし」で
登場者の想いをついた犯行が多く
心理的に訴える内容が興味を引きます。
穏やかな気持ちで見ていられ、終わってから
「そっか~」と感じるそんな刑事ドラマだと思います。
これからもほんわかした気持ちにさせて下さい。宜しくお願いします。
倫太郎が陶器の欠片に直樹が呆れるほどこだわっていたが、やはり事件の鍵であった。辻は、被害者の田北を評価し、「底を見ないと産地は分からない」とか言って美術のプロらしさを見せて、陶器の欠片についてミスリーディングさせようとしていた。加賀山役の賀集は、時代劇初挑戦の俳優という感じが出ていた。青柳は「時代劇のことが分かっていないから、いじめられるんだ」とからかっていたが、そのいじめの内容からネットオークションという意外な展開が生じる。大部屋女優の美音子は、意味ありげに名札をとっているなあと思ったが、その通りになった。
今回はストレートな犯罪ではなく
犯人が終盤まで分からず、ストーリーは面白かった。
相変わらずのやり取りや行動に笑いも含まれていたが
結末は何とも悲しく、残念だった。
ただ、9係のメンバーの被害者への暖かな思いが伝わる
最後の場面に救われた。主題歌もあっていた。
今回は久々に早苗ちゃんが登場し嬉しかったが
倫子ちゃんが今シリーズ登場が少ないので残念です。
映画撮影用の小道具のはずの壷が本物の骨董品と判明
そして意外な犯人。今回は本格ミステリーとしても
よくできていたと思います。
二人の刑事に問い詰められて「私が殺したって、なんのこと?」と
平然ととぼけるのを見て、意外にもそうとうな悪女だったのかと思ったら、本当に自覚がなかった。
それも、あまり見ない展開でした。
一人は監督になり、一人は主演する。
二人で励ましあってきた夢が適うはずだったのに
ちょっとしたアクシデントで全てが消えた。悲しすぎる話でした。
殺人罪にはならないと思いますが
友達が亡くなる原因を作ったことに苦しんでいくことになるのでしょう。
どうしたら避けられたのかと考えると
やっぱり感情的に行動に出ず、仲良しの二人なのだから
落ち着いてよく話し合うべきだったのでしょうか。
それぞれアクは強いが特徴のあるペアーを
若者から中高年層に渡って組んで
捜査に当たるパターンは毎回変わっていないが
今回は珍しく殺人事件(の場合も胸がキュンとするような恋・恋愛感情が絡むことが多い)ではなくて、ほろ苦い恋愛感情から生まれた事故だった。
いつも(2時間ドラマには無い)話の展開がテンポよく、後でアッ!そうだったのかと思うヒントをわざとらしくなく盛り込んで解決に導いて行く手法は見ていてアキがこない。
オープニングの曲、かっこいいんだけど
9係りのキャラに合わないよね。
死因が分かったあと、捜査に向かう先が3つに分かれる。
当たり、はずれの定番だ。
賀集利樹が出てきたけど、最近残念な役が多くなった。
河合我聞路線かな。
「今回の新ネタは、有名人の使用品をオークションで売る」というところ。時代考証のミスを見抜く渋さは渡瀬恒彦さんらしい。
犯人は殺した自覚がないパターン。
人情物で終わってゆく。ちょっと間延びしたなぁ。
映画撮影現場での殺人事件、いつもながら楽しく拝見しました。まさかの展開でした。第二監督助手がてっきり逆恨みなどからの殺人だと思ったのですが、まさか密輸という方向に行くとは思いませんでした。キャストの方々もいつものようにキャラが立っていましたね。課長の単独捜査が今回はあまりなかった、目立たなかった気もしますが、満足のいく内容でした。
まさかの結末に驚いてしまいました。悲しい結末でした。
もっと9係は楽しく明るい部分をもっと出していただきたいです。
今回はあまり9係らしさが少なかったように思います。
そして犯人も自分が殺してしまったことに気づいてなかったという落ちは
刑事ドラマとしてどうなんでしょうか。
犯人が殺したのを隠してそれを暴いていくものなんではないでしょうか。
係長は他のメンバーが気にもとめないようなところに目を付けとことん調べていくところが毎回の事件の解決に繋がっていっているので警察官としても素質がすごいと思います。今回も、陶器の欠片に目を付け調べていました。その欠片から頭部をぶつけた場所を見つけ出すことができました。そこから事件の解決に繋がったのだと思いました。正義感の強い人だったから被害者になってしまったのがなんだか辛いです。犯人も殺そうと思っていたわけではないのに、死んでしまう原因を作ってしまうなんて可哀想でした。落ちた時にすぐに病院に向かっていたら生きていたかもしれないのに運命って残酷だと思いました。
今日は、いつも以上にそうきたかと思わせるような内容でした。
犯人は美術職人の男の人だと最初に考えていたので
最後に女の子が犯人だと分かった時はやられました。
しかも、監督と女優を目指す若者二人の切ない話。ぐっときました。
こんな警察署の職場はないだろうと思うが
競い合いながらもみんなで解決していくこのドラマ最高です。
イノッチと渡瀬さんのコンビがまた合っていますね。
今回は本物の壺をメキシコに撮影の小道具として
密輸するというのがきっかけで
事故が起こってしまうわけですが、
なんとなく相棒や遺留捜査で見たような事件
そういう流れのように思えて真新しい作品には
見えなくてちょっと新鮮さに欠ける。
テレ朝の刑事ドラマを見ていていつも思うのですが
ネタがなくなると東映撮影所でロケをするというパターンがあって
今回もそんな感じがしました。
撮影所のスタッフが殺されるというもので
その理由が撮影をストップさせたくないという話の流れで
殺人に及ぶというのが多い気がします。
美術品の時代考証の専門家が、その時代にはなかった壺を
セットに使ったことが命取りになりましたね。
専門家ならやらないことですが
お金に困って犯罪を犯しているうちに
プロとしてのプライドを失ってしまったのか、
或いは、「素人には分からないだろう」と高をくくったのでしょう。
あと少しだけ待てば大きな役が貰えたのに
女優を諦めてしまった「犯人」が哀れでした。
ベンチで死んでいた助監督が、眠っているような状態だったことが
今回の事件の真相を物語っていました。
最後まで犯人が想像できなかったし
犯人も自分が殺したとは思っていなかったようです。
歴史好きな筆者としては、まず支倉常長の映画、それ観たい!と思ってしまいました。ストーリーに一気に引き込まれる作りでした。
浅輪君と係長のコンビは本当に阿吽の呼吸で、仕事ができるなと思わせつつ、面白いところもあるところがいいです。
「浅輪君、視力いくつ?」「2.0です。ってこれ、何回も言ってますよ」というやり取りには本当に笑ってしまいました。確かに、昨年10月の9係スペシャルでも、係長は浅輪君に視力を聞いていました。
今回のストーリーは、凶悪な殺人犯ではなく、不幸が重なってしまった結果という結論だったので切なくやりきれない感じでした。
切ない。切なすぎます。こういう場合は、どういう判決になるんでしょうかね。そもそも小道具さんが本物の壺を現場に置きさえしなければよかったのに。事件物ドラマが好きな私としては、階段前での言い争いが起るとどちらかが死んじゃうな、と感じるのですが、時間差とは。でも実際、スポーツの現場でも頭を強く打った人は病院で検査して数日安静にしたりもするので、あんなに派手に転んだあとすぐ病院に行くべきでした。二人ともいい関係みたいだったし、本当に残念。このドラマは久々に見ましたが、チームのメンバーが変わらずに続いているので安心感があります。
李朝の壺は伊達家家老の屋敷で使う予定なら
海外に持って行く必要ないと気がついてしまいました。
またどうしてかけらがパンツのすそに入っていたかについては
説明不足ですね。
全体として映画を愛している人と情熱が冷めて
金銭をもうけようとしている人のギャップによる犯罪という
構図だと思うんですが、情熱を持っているのは
田北さんと相馬さんと殺陣の人たちだけのようで
後の人は情熱を持ってないようです。
結局、殺人ではなく事故だったようで9係は空振りだったようです。
9係はそれぞれにアプローチした結果が
一つの真実にたどり着くといういわば
刑事物の王道を行く内容でした。
なかなか目の出ない大部屋俳優と
時代劇初挑戦の売れっ子スターという現実にありそうな話なので
とても興味深いシーンでした。
でも最後はちょっとあっけなかった気がします。
事件が解決した後にこのドラマがどうなったのかまで
描いて欲しかったですね。
今回はなかなか見応えがありました。
事件現場がドラマの撮影所で時代劇の撮影に関する
いろいろな裏側が出てくるのは面白かったです。