アルジャーノンに花束を 3話 感想

原作が好きで、毎週見ています。毎回「ローズ」が流れるたびに涙してます。

今回は「恋」。登場人物の様々な恋模様が見られ、微笑ましく思いました。
咲人の純粋でまっすぐな恋心…何の混じりっ気のない真っ白な思い…
伝える言葉は少なく、とても不器用なのだけど、それでもその思いの強さが伝わってきて
母親には愛されなかった分、この子は本当に幸せになってもらいたいと心から思いました。

ラストシーンは、ついに運命の手術…とても胸が痛くなりました。
お利口になることは、ほかでもない彼の願いだけれど
あなたは今のままで、このままでいいんだって、伝えようもない言葉をたくさん飲みこみました。

原作通りの未来が待っているのか、それはまだ不明。
ですが、いかなる結末であろうとも、最後まで見守りたいと思いました。

第3話は咲人が母親と遥香(栗山千明)を重ね合わせ恋心を抱くようになったところで終わる。これからどんな風に咲人が様々な感情を学んでいくのかが個人的に楽しみだ。

明日お休みでいろいろと考える余裕がある金曜日にはちょうどいいドラマです。さて、咲人の恋心が動き出す第３話。望月さんへの恋心を自覚します。
このドラマは友達についても考えさせてくれます。

「対等」＝「友達」というのはある意味そうだし、違うのかもしれません。
それについても今後このドラマがどう教えてくれるのか楽しみですね。
第３話で鍵を握るのは、河口さん！えぇ？！河口さんも病気？！
まさかの展開。彼女を救う為の実験台として選ばれたのが咲人。咲人と河口さんの関係もみどころです。

このドラマは、みんなが方向は違えど心にしっかりとした信念を持っていて、気持ちの良いドラマです。

さくとは一体どこまで分かっているんだろう？と思いながら、このままでいいのにという気持ちでいっぱいになりました。おりこうを手に入れる代わりに、大事なものを失ってしまうんではないかと考えると泣けてきてしまいます。

予告を見た限りでは、手術が終わってすぐに爆発的に知能が上がるということはなさそうですが、何かをきっかけに変わっていくのでしょうか。

初回から見ていますが、毎回切なくなりますね。特に手術はいわゆる実験台ということが分かり、知的障害の方を侮辱してる！と怒りも湧きましたが、本人が手術を希望しているというセリフにいろいろ考えさせられました。

やはり手術をしてしまう咲人ですが、咲人に好意を持っている女子高生の実験台だったのですね。もし、これを彼女が知ったら辛いでしょうね。

脳が委縮して幻聴、幻覚の中で生きていく、いずれは植物状態に。梨央の自分が自分でなくなることの恐怖は、はかり知れないものがあると思う。だけどその状態を脱するために咲人が実験台になっているなんて知ったら梨央はどう思うんだろう。咲人の”世界一好きな女の子です”の告白に、遥香の流した涙は戸惑いなのか、それとも喜びなのか複雑な思いなのかなぁ。

知的障がい者という役柄ですが、今週も俳優の山下さんは上手に演技していたかと思います。幼いころのトラウマで、お利口になりたいという気持ちが報われるかと思いきや、今週は、咲人が受ける手術は、実験台なようなものという事実が発覚し、この先の展開が楽しみです。そして、異性に対する感情もないかと思いきや、実は少なからず感情があるとわかり、咲人が恋愛という感情に目覚めていくのかも注目する点かと思いました。難しい題材の内容ですが、とても見やすいドラマだと思います。

人体実験の第１号として手術をうける山ピーが今後ほんとうにおりこうさんになることができるのか、手術が成功するのか気になります。ドキドキと言う感覚をおぼえ恋愛をしていくのかも今後の見どころですね。山ピーがイケメンだけに彼の話し方はかわいい子供のように演じられているところがすばらしい。次回の手術後の彼がどう変わっていくかがたのしみです。

第3話は咲人の臨床試験が始まり、彼に恋愛感情というものがないのではないのかという疑問が生まれる。同時にねずみのアルジャーノンにも"お嫁さん"を連れてくるがなかなかメスに興味を示さず…。咲人を演じる山下智久さんの演技がすばらしく、知能障害を持っている人の心の優しさ、純粋さが伝わってきて、このまま手術をしないで今のままの咲人でいて欲しいと見ている側も感じてしまう。

とても切ないドラマですね。咲人は、望月さんのことを好きだと言いますが、女性としてではなく、やはり母親に重ねたのではないでしょうか。泣く姿を見て、ドキドキして、恋と勘違いしたように思います。この人のために、頑張ろうと。以前違う方がされたドラマを見たことがあり、なんとなく結末はわかるのですが、見入ってしまい先が気になります。

檜山も梨央も舞も遥香も、咲人の良さを発見、知っているので、このままで良いのではないかと思う気持ちもよく分かる。檜山は、竹部が咲人の手術のことを黙認したことに対して反発したり、正義感の強さが出ていた。どちらかと言うと柳川役の窪田正孝は、檜山的な役柄がこれまで多かった印象だが、ちょっとチャラい感じが出ている。そのため舞から、「あなたたちを完全に信用しているわけでは無い」という発言が出る。遥香は、咲人を本当に研究対象にして良いのかどうか研究倫理に悩む感じがよく現れていた。小久保は咲人に対して「お嫁さんという概念も分からないか」と言って、言葉を言い換える。研究者に徹している印象だ。

とうとう咲人くんが手術に踏み切ってしまいましたね。
研究に出資していた社長が娘のために焦っていたという背景も今回明らかになりましたが、それが明るみに出たことで蜂須賀と遥香との信頼関係にもひびが入ってしまいました。手術の前に遥香さんに告白した咲人くんと遥香さんの関係が今後どうなっていくのか、そして咲人くんの知能がどうなっていくのか非常に気になります。

このドラマを観ていると優しい気持ちになれます。悲しい気持ちにも。知能や感情がある程度あればあるほどせつない。恋もしちゃいましたね。実験台だけど成功してほしいって心から思います。成功しないと可哀想すぎます。本当に純粋なんだと思います。知的障害のある人って。目もキレイだし。手術が成功してさくとくんが幸せになってくれるといいなぁ。次回が楽しみです。

昔読んだ小説で内容は忘れちゃいましたが、恋愛仕立ての部分がすごくいいです。りおちゃんが素直に咲人に惹かれ、また咲人もはるかに想いを表現して。ドキドキとか世界で一番好きな女の子、という表現がいいです。気になるのはコートのこと。幼少期から同じコート？同じ柄だし。でも長さが違って不自然ですね。そして逃げ出した時にもバッチリ着ていました。あのまま飛び出したら手術着のままでいるはずではないでしょうか。

個人的には研究員とはいえ小久保くんはもうちょっとすっきりとした身なりのがよかったんじゃないかな。

初めて今回「アルジャーノンに花束を」を見ましたがキャストの豪華さ・濃さにびっくりしました。ユースケ・サンタマリアが演じた時と比べられるのではと思っていましたが、これはこれでアリだなと思ったりもしました。今後、咲人だけではなく、梨央もどうなっていってしまうのかが今回からキーワードになっていくのではないかなと感じました。

咲人が女性のシャワールームにいたことを謝っているシーンでは梨央の真ん前で隆一がお前には咲人は興味ないよといわれているのは同じ女性として、嫌だし配慮がなさすぎだと思いました。咲人が遥香に対する気持ちが恋心とは思えませんでしたが、今後どうなっていくのか楽しみです。

臨床実験の被験者をせかし探させていた理由が今回の放送でわかりましたね。やっぱり、蜂須賀先生は好きになれないキャラでした。また、咲人と梨央が何らかの運命で繋がっていたことには驚きました。二人はお互いにこの事実を知らないわけだけど、自分が梨央の立場なら、自分が好きになった人が自分のせいで実験台になっていることはつらいだろうし、知りたくないことだと思います。

梨央の言う「変わらない幸せ」（＝梨央の病気が進行しない）と咲人が「変わる幸せ」（＝お利口になってみんなと対等になる）、はたしてどちらが幸せ？どちらにしても悲劇に向かって進んでいるのは間違いないでしょうね。野島ワールドがさらに加速されることを願います。それにしても咲人の目が「お利口さん」過ぎ。山下智久氏の演技力次第で"響き"が変わってきそうですから頑張って欲しいところ。

今回、梨央が病気だったという新たな展開を見せてくれた。原作にない梨央の病気という設定が出てきたことで、今後の展開に期待を抱おうかせると同時にお話をまとめきれるのかと不安も抱かせる。

咲人が実験台だと知って遥香は関わりをたったのに、咲人がやってきて、やめるように説得するのではなく、付き添うことに決めたのがあっけなさすぎてちょっと「あれ？」と思ってしまいました。手術を受けてからが本題みたいなところがあるので、1シーズンドラマでは時間が割けないのが仕方がないところですね。そこが残念でした。次回手術を受けてからの変化がまたみどころですから、楽しみにしています。

手術の説明の時に「お利口になるために必要」と言っていて、なんだか冷たい感じがしました。実験台のように使われているように聞こえて悲しくなりました。

確かに知的障害を持っている人は言葉の理解度などはあまりよくないのかもしれませんが、それ以上に純粋な心をもっていると思います。それをなくさないためにも、傷つけるようなころは辞めてほしい。

途中から単純に胸がキュンとしてきました。千明さんと咲人が、やり取りする姿に愛おしさや可愛さを感じました。知的障害でもなんでも人間なのだから、お互い普通に恋をしますよね。

出演している俳優さんが、全員演技が上手なので、いつも感心していた。
今回は、咲人を実験台に使おうとしていることを知った
栗山千明さんが石丸リーダーに怒りをぶつけるシーンを見てびっくりした。

栗山さんの目の下の筋肉が、ピクピクと動いていたから。
そんな芝居ができるなんて、すごいなと思った。

私はこの原作を知らないのですごく新鮮に感じる。山Pみたいな人って障害がある一方、特殊なある方多いみたいですね。そういう能力を何というのか忘れましたが。

今後、蜂須賀に対する遥香の信頼がどうなっていくのかをはじめ、梨央も含めた咲人と遥香との関係についても目が離せなくなりそう。

梨央がふらついたシーンやそのあとの蜂須賀から告げられた事実は衝撃的。

主人公の咲人が遥香がいないことを理由に手術室から逃げ出すところは予想外でしたが、逆にそのシーンが遥香との絆をより際立たせてくれた印象がありました。

今回で導入部分が終わった感じですね。咲人と梨央もそういうつながりがあったんですね。思ってもいなかったのでまさかのつながりにビックリしました。

なかなか泣ける回でした。個人的には工藤あすか演じる康介が気になります。咲人を思う気持ちが優しくて、これからも守って欲しいなぁと思ってみてます。石丸幹二はいつも癖のある役をしっかり演じるので、この役も存在感をだしてほしいところです。

咲人の周りの人たちが咲人中心に動き始めました。特にりおとはるかの気持ちの揺れが見ていてドキドキしてきます。しかしまさかりおの病気の実験台が咲人だなんて。

泣けるところと笑えるところと盛り込まれていて見入ってしまいました。

山Pの演技と咲人の純粋さには感動しました。

原作からかけ離れた…という印象。