アルジャーノンに花束を 2話 感想

咲人たちが遊園地へ行った時の梨央の「普通って何？」の一言、世の中は変なものさしでいろいろなものごとをみているのかもしれないと感じました。遥香が咲人の母を訪ねた時に、あの子とは関係ないからというようなことを言ってひどいと思ったけれど、自分がその立場だったらどう思うだろう。健康な子供を育てるのだって大変なのに、障害をもった子と向き合っていかなければならないと思うと素直に子供を愛せない苦悩の毎日だと思う。

友達は対等でなければならないとは、どういう意味での対等なのかな？同じ人間という意味ではみんな対等なのではないだろうか。また、主人公はおりこうになりたいおりこうになりたいといっていますが、障害をもっていても、主人公の方がおりこうだと感じた

1話からよくわからないドラマだなあと思いつつ毎週みています。窪田君の演技力に圧倒されました。喜怒哀楽の表現にたけているなあと思いました。1話1話にあまり進展がみられませんが、地味に心にジーンとくるというか、いろいろなことを考えさせられるドラマなのかな友情に関して考えさせられました。

主人公の咲人のお母さんの親としての言動が随分と印象に残っています。高感度低くなりそうですね。一方、本人の咲人は友達関係のちょっとしたトラブルから、知能が上がるという話に前のめりになってきていますが、個人的には知能が上がった場合に、咲人と周囲の人間関係がどうなるのか、その中でも特に咲人とお母さんの関係がどうなるのかが気になっています。手のひら返したような態度になるのか、相変わらずの態度を取るのか。展開を見守りたいと思います。

脳研究の研究用ラットを栗山千明演じる望月遙香は無事そのアルジャーノンを見つけますが、研究を支援している団体からはその成果を早急に求められるプレッシャーの中で研究所の複雑な人間関係の問題も入り組み、その行方が気になります。

山下さんの演技力が、私は素晴らしいと、失礼ながら「初めて思いました。」山下さんが、演じている、青年（名前を忘れてしまいました。）の生い立ちは、まだ良くわかりませんが、理解ある父と、自分を受け入れない母の間で育ち、今でも母が、言っていた言葉に傷つき、一生懸命勉強している姿が、先週は、目に焼き付きましたが、今回また、幼い頃に、今度は、母だけではなく「妹」にまで、酷い扱いをれているのを知り、涙がでました。これから「どんな形で」利口になるのか、まちどうしいですが、「ピュア」な心は忘れずいて欲しいです。

山下さんのきれいな顔が、ピュアな心の咲人に合っていて、天使の様に見えます。

障害を持っているからといって普通じゃないわけじゃないし、しっかり心もあって理解しにくいかも知れないけれど傷つくこともあるはずです。このドラマを見て少しでも障害を持っている方が生きやすい世の中になってくれればいいなっと思います。

昔放送していたユースケ・サンタマリアのイメージが強くて山Pの演技だと負けてしまっているように感じます。

2話目を見てまず思ったのが、工藤くんがなじむの早いなということで、初回職場メンバーとギスギスした雰囲気だったのにタクトとのやり取りの中で笑顔を見せていたりして、ずいぶんあっさりなじんだなという印象がありました。

今回は柳川くんの家庭事情が垣間見える回でした。タクトが柳川君に「友達じゃない」と言われて「バカdから友達じゃない」「何もできない」「何も言えない」と言って泣くシーンはすごく切なかったです。

最初を見逃したドラマだったので、見るのを迷っていました。でもなんとなく見ていたら思わず見入っていました。すごく胸が痛くなる話で、泣いてしまいました。実際にこのような障害を持っている人がいたら私は絶対に近づきません。やっぱりなんだか怖いというイメージもありますし、関わりたくないと思ってしまいます。でも本人はそんな周りの反応に傷ついていたりするのかもしれないなと思いました。すごく友達思いで優しいのに障害があると言うだけで避けてしまう自分はどうなんだろうと考えさせられました。

登場人物、それぞれの個性が豊かで、段々と核心に迫ってきて、過去に何があって前科がついてしまったのかが今後明らかになると思うので、次回からも毎回目が離せないです。主人公の山下さんの演技も可愛らしくて、見ていてホッコリさせられます。繊細なドラマの内容ですが主人公の純粋な面にこちらも考えさせられました。

嫌われたくないから賢くなりたいとひたむきに頑張る咲斗が偉いと感じました。咲斗を助ける人もいれば、利用する人、毛嫌う人、自分が近くにいたらどうするのか？自分の環境の影響で違った形になるんだろうなと思います。一概にこれをすれば偉い、こうすれば悪いと決めるつけること無く、考えされました。咲斗が治験を行って、賢くなったら世界をどう見るか楽しみです！

研究所のジャニーズの人かなり違和感。ジャニーズを主役にすると誰かジャニーズ出さないといけないのかな。最近のドラマの中では結構人体実験や知的障害者に関する差別的なことで、色々いわれそうだが、最後までみないとその辺りの良し悪しはわかりませんね。なので来週も必ず見ます。

柳川くん最終的に暴言吐いてましたが、本心では無い表情や運ばれた病室で涙を浮かべてたので段々と咲人に向き合った結果の『友達じゃない』だったのかなぁ。と勝手に思いました。来週からは咲人の臨床がどうなっていくのか楽しみです。

今回の実験は障害者団体から苦情がこないかと心配ですが…。ドラマ的には大変面白くなってきました。

せっかく遊園地で一緒に遊んでいたのに、知的障害者だと分かってすぐに帰るとか酷いと思います。「普通じゃないんだよ」という言葉に「普通って何？」返せるところが素敵でした。

母親に傷つけられても正常な人なら他に愛情を求めたり、もしくは反抗したりしますが、咲人は母親のいうとおりに賢くなりたいとしています。隆一と康介はそれとは違う母親への接し方をしているの対比しているのでしょう。

前作のユースケサンタマリさんの演技がすごかっただけに山下くんの演技がイマイチな感じが…。かっこよすぎるのでこの役柄には少し違和感があるかと思います。脇役の窪田さんの演技がすごいだけに目立ってしまうのかな？

主人公演じる山下さんがお給料をもらった時のセリフで「おりこうになって免許をとります。」っていった時には、なんだか切なくなってしまいました。彼の母親に対する思いや、他の仕事仲間と同じようになりたいという思いが伝わるようなセリフでジーンとしました。

今回の放送では柳川くんの心の変化が絶妙に表現されていたと思いました。今までの柳川くんだと咲人が邪魔をしたらスグに暴言を吐いていたのに、今回の放送ではスグにお金の返済に取り組む姿が良かったです。

サク君の心のきれいさ、お利口になりたいという気持ちが心にしみてきます。また、サク君を取り巻く人たちの環境もわかってきて、今後の展開に期待しちゃいます。山Ｐ応援しています。

かしこくなりたいと願う主人公の望みはもっともなことですが、本当に大切なことは、知能だけではないんじゃないかとも思えます。難しいテーマです。

今夜の２回目の放送を楽しみにしていました。初回を見たときの予想通り、サク君が実験動物であるモルモットのアルジャーノンと同じように、薬を投与される臨床実験の対象者になりそうですね。

俳優の工藤さん(？)の演技が微妙で不器用そうなところが山ピーに似ている。カッコいい山ピーが今後見られるので楽しみですが。

ネズミからいきなり人体実験に入るのも疑問があるが、正常なネズミで成功した実験ならまず正常な人間に試すべきと思います。それはともかく、知的障がい者の咲人の単純で純粋な感情が他のドラマにはない魅力だと思います。

昔の野島伸司ドラマを思い出させるのが狙いなのか石田いっせいにはかなり違和感。他の人でよかったのではないな？

２回目ですが咲人と柳川隆一の関係が好きだったのに２回目でこじれてしまい、どう修復していくのかこれからのみどころですよね。脇を固める人たちの演技は好きです。

はるかが、さくとの自宅を訪問した時のお母さんが怪訝そうにしゃべっているシーンでは子供を持つ親として、とても共感できました。また、どんなに頭が良くて、容姿が良くても、性格が悪い人は世の中にたくさんいます。来週には、性格の良い超天才の誕生がありそうで期待しています。

ナンパされたお嬢様が、「さくと」と一緒に遊んでいるシーンをではこの人も現実から逃げたいと思っているのだと思いました。

1回目の放送を見逃してしまい今回が初視聴です。「ＡＴＡＲＵ」を見ていたとき、中居君の役は絶対に山下君のほうがあっていると思っていたので非常に興味深く観れました。来週からリアルタイムで観ます。

原作を読んだことがありますが、原作をうまくリメイクされていて、とてもわかりやすく見れました。仲のよさを感じられなかったものの、主人公と周囲をとりまく、二人の同僚との関係がとても暖かなものになっていて、いいなと思っていたのですが、終盤での「対等」ではないと、友人ではないという言葉には、切ないものを感じました。

演技やストーリーを俳優人たちの顔でカバーしているのか…目の保養にはなるかな。

山ピーの演技がうまいんだか下手なんだかよく分からない。山ピーも含め、俳優人たちが主人公のことをあまりバカバカ言い過ぎるのは不快に感じる。

感じられるってある意味幸せ、ある意味不幸ですね。毎週泣いてます。

色々な感情が重なってるって、正に"重い" 自分の過去を思い出しました。

栗山ちあきさん演じる、望月さんが、サクトを仕事の仲間に率いれ3話の次回予告で今後のサクトが手術をしてどんな成長をするのかが楽しみな反面、ドラマを見ながら同情する自分が居たのが、私の無力さを感じる2話でした。

サクトの友人、何かを抱えながら生きていて、これからの熱い友情に期待を感じました。

実は1話を見逃して、2話から見させていただきました。最後は、見ていて胸が苦しくなりました。山ピー演じる、サクトは知的障害を持っていながら、周りには本気で言い合える仲間がいるだなぁーと。

様々な感情を共有出来ない苦しみを痛切に感じました。

山ピーの涙の熱演に感動した！

梨央の言う「“普通”ってなぁに？」。この台詞がドラマを通じて流れていくテーマなのかと思う。「彼は普通じゃないのよ」と言う舞の考える“普通”。「友達って言うのは対等なんだよ！」と言う柳川にとっての普通。咲人の母親にとっての普通。そして「バカは対等じゃありません」「もっとお利口になりたい」という咲人がなりたいと思っている“普通”。咲人はこの後「お利口」になって彼が思う“普通”になっていくのだろうが、その先に待っているのは“普通”なのか？脚本監修の野島伸司ワールドに期待します。