Nのために 第7話 感想

湊かなえの小説はもともと好きで全て拝見しています。私はあまり映像化された作品は見ないようにしています。とゆうのも小説の世界観を壊してしまうことが多いからです。しかし今回のＮのためには非常に引き込まれるドラマです。作品中の人物たちの心理描写が映像からこっちの心に流れ来るような演技、不平等で不条理な世界に苦しみながらなんとか成長して生きて行こうとする人たちを現在と過去の視点を絶妙に混ぜ合わせながら、ミステリーに描く湊かなえらしいとても面白いドラマです。

今回でNたちの関係があらかた出そろったようで、いよいよこれから核心にせまっていくんだなと感じました。個人的には、事件をひもといていく高野の妻なっちゃんが一番気になるNです。過去の映像が鮮明なのに対し、2014年現在が色あせたような描写になっているのがとても良いです。放送の最後に流れる事件当時の様子が段々明らかになってきているので、ついいろいろ推理してしまいます。原作はドラマ終了まであえて読みません！

やっと成瀬と希美が再会！ふたりの互いを思いやる（ときにやりすぎな）気持ちに胸がきゅんとなりました。就職が決まって前途洋々な希美と料理人を目指す道を見つけた成瀬、淡い恋が進展しそうな物語と同時に凄惨な事件へのカウントダウンがされていくさまにドキドキします。ただ、西崎と奈央子の盛り上がり方がちょっと急激すぎたような感じがしたので、もっとじっくりやってほしかったなと思いました。来週も楽しみです。

島の桜花亭での希美ちゃんと成瀬君のシーン、良かったです。
シャーペンカチカチの本当の意味を知って、嬉しそうな成瀬君、かわいいですね～希美ちゃんへの手土産のスイーツを選んでる姿も嬉しそうでしたね。
東京でも会うなんて、二人急接近ですね。野バラ荘を訪れた希美ちゃんと西崎さん、二人ともニヤリとしてたのは何なんでしょう？気になります。

今回は杉下と成瀬の帰郷で少し和むシーンが多かったと思いますが、その中でも野口氏の闇が垣間見れるシーンや事件当日のシーンなど息をのむ展開が相変わらずでした。杉下が高野へ話した内容や安藤の行動、西崎と奈央子の関係、高野の妻が見たもの…事実が明らかになればなるほど絡み合い謎が深まる展開。毎週見逃せません。そういえば今週はクリスマスソングなしだったな、いよいよ核心へ近付いているなという感じです。

杉下希美と成瀬慎司が島を出てから友人の結婚式で初めて会い、最初よそよそしいのが久しぶりに会った時間と島を出る前の罪悪感を感じた。
Ｎ作戦２がどのような内容なのか気になる。野口奈央子が助け出されてほしいと思うけれど、きっと奈央子は貴弘のそばを離れられないと思う。
安藤は事件当日なぜチェーンをかけたのか心情が気になる。

今週は久しぶりに希美と成瀬くんが仲良く話をしていて嬉しかったです。希美も成瀬くんもお互いの前で変わらなくて初々しかったです。成瀬くんは譲ってもらったという後めたさがあったけど、希美と会ってそれが解消されて良かったです。学生時代の希美と成瀬くんのシャープペンのやり取り見ていて、２人だけでわかる合図でいいですよね。２人のシーンもっとみたいです。

だんだんミステリーとしての面白さが軌道に乗ってきたなと思える回だった。やっと、成瀬が今回の事件にどう絡んでいくかの入口にたどりついて、来週以降、どうやってハマっていくのか、本当の真犯人は誰なのかが楽しみになってきた。みんなそれぞれ、心の闇を抱えていて、強いていえば、安藤はないかもしれないけど、その奥深さに興味が沸く。安藤の希美への一途な思いにキュンとするし、成就してほしかったり。

今回でだいぶ真相に近づいてきた感じがします。
前回放送の最後に、希美が自分の知っていることはすべて話すと言っていたので、そろそろ急展開か？とかなり期待していました。しかし、やっぱり正直にすべてを話していない気がします。単純に考えると殺す動機があるのは、西崎しかいない気がします。少なくとも野口が殺されたことを考えると希美の犯行は考えづらい。さらに希美の犯行であれば、西崎ではなく成瀬がかばうような気がします。今の段階での犯人は「西崎である」と考えます。

毎回の話の展開にドキドキしながら見ています。サスペンス的な要素もありつつ、恋愛模様(？)もあったり・・・。希美は友人の結婚式があるということで、久しぶりに島へ戻る。その帰り道で島時代からの同級生の成瀬と再会する。そこで、成瀬が大学を辞めてから、都内でも有名な高級レストランで働いていることを知る。島から戻り、東京のアパートへ戻った希美は西崎さんにそのことを話す。それを知った西崎はレストランに忍び込み、奈央子を助けようと考える。今後の展開が楽しみですね～

原作を読んでいるので、ドラマと比較しながら楽しんでいます。
ドラマでは、原作では描かれていなかった部分もあるので、そこが大変興味深いです。特に主人公の希美の病気の事は、小説ではほんの少ししか触れていなかったのですが、ドラマだとその点がかなりキーポイントとなっています。このドラマは、子供時代、１０年前、現在と..時間が交差しながら描かれていますが、特に希美役の栄倉さんの演技が素晴らしいです。
顔つきは勿論変わらないハズですが、表情の違いで見事に演じ分けています。

希美と成瀬がやっと再会できて、見ている私もテンションが上がりました。成瀬の笑顔を久しぶりに見れて嬉しかったです。野ばら荘にも遊びに来ていて、2人の距離がグッと近くなってドキドキワクワクでした。西崎さんの話ぶりも大袈裟で面白かったです。監禁されている奈央子さんの今後も気になりました。Nは、奈央子のNなのかな?!それにしても、7話は盛り沢山であっという間に終わってしまいました。間違いなく今までで1番面白かった！

結婚式で、杉下と成瀬くんが普通に話していたのでほっとしました。そのあと、いつもの場所にもいっていたしこっちも楽しくなりました。野口さん西崎さんにメールだけは送れたのでよかったです。だけど、そのあと旦那さんに暴力を受けているだろうから、本当に可哀想になりました。西崎さんが助けてあげてほしいです。次が楽しみです。

杉下が酔いつぶれて西崎がおんぶしていたけど「お前重いな?。」って言ってたのが、確かに重そうだと思った。なおこから贈られたドレッサーが物置き状態になってた。成瀬くんが野ばら荘に訪ねて来た時の、おじいちゃんとのやり取りがほのぼのした。西崎は紙パックのワインが好きなんだな。毎回飲んでる気がする。西崎とホテルで過ごしてて立っていたなおこの人形のような顔が怖かった。

とうとう成瀬くんと杉下が会えた。杉下がシャープペンの音で伝えたかった言葉の誤解が解けてホッとした。野口家でなおこがパソコンで西崎にメールを送っていたが、旦那がお風呂に入っている間にメールすれば良いのに西崎に対して成瀬くんの「劇団かなんかの人？」って表現が面白かった。「マリオに例えたら」「ピーチ姫ね。」のやり取りもほのぼのした。

ついにクリスマスの事件の時、あの部屋の中にいたメンバーが全員繋がりましたね！しかも、なんとなく事件の内容が見えてきました。ようは、西崎が野口の妻を救う作戦、N作戦2を考え、野口の部屋に行く為に成瀬の出張ディナーが使われる、、しかし、成瀬があーいった流れで西崎と繋がるとは。笑 ということは、やはりあの事件で野口を殺したのは西崎？安藤が外からチェーンをかけたのはナゼ？あとちょっとで事件の真相がわかりそう！楽しみ！

事件当日の事が少しずつ明らかになってきました。出演している男性全員で杉下希美を取り合っての殺人だと予想していましたが違うようです。奈央子を助けるために侵入したのであれば、西崎が殺したのでろうと思いますが、なぜか西崎は殺していないような気がしてしまいます。現在杉下希と西崎が笑いあって終わったのがなぜなのか気になります。

安藤にプロポーズされた希美。お母さんも再婚して落ち着いて自分の仕事も軌道にのっていたのに病気が再発してしまうなんて皮肉だ。島で、慎司と再会する希美。懐かしい東屋のシーンも、もう元の二人には戻れないんだという嫌な予感がしました。奈央子を救い出すための「第2のＮ作戦」。成瀬も巻き込んでの作戦は失敗するのか成功するのか？おそらく失敗してしまうんでしょうね。奈央子がもっと強い人であれば周りの人を巻き込んでこんなことにならなかったのではと思ってしまいます。

野口奈央子が夫の目を盗み西崎真人へメールを送るシーンがありましたが、野口奈央子はなぜ西崎真人へメールを送る必要があったのかよく分かりませんでした。助けてほしいのか、そうではないのか…。夫に監禁されている事も分かっているはずなのに、平然と暮らしている時点で既に普通ではないのでしょうが。野口奈央子を助けたいと真剣に思う西崎真人がかわいそうです。

小説をドラマの開始前に読んだのですが、本を読むだけでは想像しきれなかった場面や雰囲気を感じる事ができるためとても良いドラマに仕上がっていると思います。

例えば西崎真人が杉下希美の部屋から野口奈央子の住むタワーマンションを眺める場面がありましたが、これは小説で描かれたシーンが如実に表現されていてこんな風に西崎の目に映っていたのかと感慨深いような気持ちになりました。

1話から見てるが、今週分はあまり良くなかったと思う。奈央子夫婦の問題、奈央子と西崎の関係がメインに描かれていた。希美と成瀬の久々の再会シーンは良かった。不倫をしてる西崎を理解できないが、Ｎ作戦2を実行しようとする希美、作戦に巻き込まれていく成瀬、希美の電話の会話で何かを感じ始めた安藤。少しづつ、話は展開してるが、ややテンポが落ちた気がする。
そして現在、事件当日、事件前と場面が変わるが、ここのところ回数が多いような気がして、少し疲れる。これからに期待しよう。

Ｎ作戦の思わぬ誤算がじわじわと現れてきました。西崎と奈央子さんの不倫？、野口夫妻のＤＶ。そして西崎、安藤、成瀬、3人の男達の切ない切ない恋愛模様がじわじと展開していてますますおもしろくなってきました。希美は成瀬と安藤、どちらが好きなのだろう？いやきっとどちらも好きなのだけど自分で恋愛感情をセーブしているので、誰も踏み込めないようにしているのでしょう。死を覚悟している希美がどう人生をまっとうするのかも気になります。

島での同級生の結婚式後、成瀬君と希美の久々のシーンになんだか嬉しくなりました。成瀬君の笑顔がとても良く、好印象でした。いよいよ、大人になって成瀬君や西崎さん、野口夫妻との接点が見えてきて、どのように事件との関わってくるのかな？ととても気になります。そして西崎さんと奈央子さんの関係が知れるところとなりN作戦Ⅱ、どうなるのか次回がまた楽しみです。

杉下と成瀬が同窓会で再会し、成瀬が抱いていた長年の誤解をやっと解く事が出来て良かったです。2人がまたあの東屋で語り合っている場面では、高校時代が思い出されて嬉しいような、切ないような…。杉下があまり帰りたくないはずの島へ帰ったのは、きっと成瀬に会いたかったからなのだと思います。惹かれ合っているのに進展しない2人の関係にじれったくなりますが、それぞれの抱えている物を思うと簡単にはいかないんだろうな。

ドラマでは小説では描かれていない場面が多々見られ、小説よりも恋愛の要素が高くなっていると思います。例えば安藤望が杉下希美へ指輪を渡すシーンは小説にはありません。今回の放送で私が好きだったのは、西崎が発したラプンツェルという単語を理解できなかった成瀬に対して、杉下がピーチ姫に例えて説明しようとするところです。さりげない場面ですが、杉下と成瀬の呼吸が通じ合っているところが垣間見えるような気がしてとても好きです。