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京都人情捜査ファイル 3話ドラマの感想
後頭部に打撲痕のある男の死体が発見される。犯罪被害者支援室は嘆き悲しむ母親の川原澄江(鷲尾真知子)の支援を要請されるが、被害者の身元を照会した結果、男は澄江の息子ではなく詐欺の前科がある髙木忠嗣(榊英雄)と判明する。忠嗣の両親はすでに他界。存命の家族に双子の弟で有名建築家の幸嗣(榊英雄・二役)がいたが、幸嗣は忠嗣の遺体受け取りを拒否する。
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/ninjyo/contents/story/0004/
人の暖かさを感じる回でした。
誰にでも葛藤があったり家族でも
仲違いな出来事で離れて暮らし始めたりと
様々な事を抱えながら生きていると感じました。
お母さんと呼べる人と出会い変わることが
出来たと言うことは繋がっていける事の素晴らしさを感じています。
最後には弟さんもわかってくれて
これからはお母さんと呼べる人と関わっていくのだろうと想像できます。
弟さんは心の中でお兄さんと仲直り出来たと想像しました。
人との関わりが少なくなっていく中で
昔の日本を思い出すような回でした。素晴らしかったです。
出演されてる役者さんは、ベテラン勢ばかりで安心してみてられるけど、新鮮味がないというか途中でリタイヤしそうになった。今回の話も双子のギクシャクで、鷲尾さんの役であるお母さんは別にいらなかったような気がした。
強いて言えば、タイトルの「人情」のためにいたような人物だったか。
初めてみたせいか、登場人物の関係がわからなかったけど、犯罪被害者支援係って結局捜査っぽいとこしているしと思った。「ごめんね、青春」に出ていた鈴木貴之くんが出ていたので、発見した時なんかうれしかった。
元詐欺師の兄と、高齢者グループホームを
計画するやり手の弟という双子の兄弟。兄が冒頭で
「家族のためにすることがある。」
と心を寄せるおばあちゃんの家を出ていき
「家族」は誰なのか、「何をするのか」が気になり集中して見ました。
兄の死は屋根の修理中に落ちた事故が原因ではないかという展開で
おばあちゃんが泣き崩れるシーンは
ドラマといえども心が痛くなりました。
犯人が弟の会社で働く人間で、しかも犯行の動機が、
「ホストに貢ぐお金のために情報を売っていたのが
双子の兄にばれたから。警察に捕まりたくなかったから殺した。」
ちょっと動機としては薄いなぁと感じてしまいました。
世の中にはこんな動機の犯人もいるんですかね?
もうちょっと切羽詰まった感じの動機
だったら感動したかなと思うのですが。
リフォーム詐欺で近づいてきた相手だと分かっていて、会いたいために自分の家を傷つける孤独な老人。そのことを知って、詐欺から足を洗う決心。そういった事実を明るみに出すことで亡くなった人物の家族の誤解やわだかまりを解く。人情捜査というのはそういう意味なんだとよく分かるストーリーでした。
この犯罪被害者支援室は捜査権が無いのに戸隠鉄也が特別捜査を行うというだけでなく、戸隠班の全員がミッションインポシブルばりの(というのは大げさすぎですが)潜入捜査をしてるんですね。その面白さに今回気づきました。大谷みつほに似ている女優が出ていると思ったら本人でした、もう少し良い役もやらせてあげてほしい。
澄江役の鷲尾は、実の息子とは上手くいっておらず
忠嗣を「我が子」と思うようになったの経緯がよく伝わった。
そんな澄江に寄り添おうというところから
岩瀬に特捜の許可を得ようとする戸隠は
ちょっと強引な感じもしたが。
岩瀬は人事を決めるに当たって
心を落ち着けるために寺で写経をしていたのであろうか。
戸隠は、「人事異動の季節」という署内の雰囲気も
ちゃんと掴んでいるのが凄い。
忠嗣の本当の姿を知るべく、彼と交流があった
「お年寄りと友達になって」と戸隠の呼びかけに
清水・星野・花園がそれぞれの
アプローチでやっていた場面は面白かった。
忠嗣は、自分はどうしようもないという自覚はあり
なんとか真っ当な人間になろうと
頑張っていたことはよく分かった。
我が子と思うようになっていた
忠嗣を失った澄江のために
双子の幸嗣を紹介してあげたのは
まさに人情味のある支援だ。
犯罪被害者支援室のメンバーが個性的で、まずそこが面白いです。
特に今回は、潜入捜査でお年寄りと囲碁をやったり
銭湯に入ってリサーチするところが、クスッと笑える展開でした。
松平演じる岩瀬警務部長が毎回
茶室で特捜を許可するのもパターン化していて
きたきた~と思って面白いです。
ただ、岩瀬警務部長が悪者を問い詰めて吐かせる場面は
面白いのはいいですが
もっと迫力があってもいいように感じました。
結局、刑事達の保身(人事移動などで有利にする)の為
実績を上げる(詐欺グループの検挙する)
タイミングを見計らっていたことも一因で
兄は殺害されてしまった
また犯人も人を殺すことで人生台無しにまでしなくても済んだ筈
本来出なくてよい、2人の犠牲者が出てしまった。
こういった話は表に出ることがないのでしょうが
あり得そうなので怖いですね。
公務員はちゃんと仕事してほしいですね。
被害者の役者さんは初めて見ますがなかなか味のある演技だったと思いますが詐欺にきてそのまま親しくなりましたのような設定は少し安易かも。
トリックと動機が雑ですね。
同じ石で殴ってもほんとに同じところを同じ角度で
殴らなければ痕跡は残ります。
動機もホストにいれあげて
あげくに詐欺グループに名簿を売ったってなんて
陳腐なんだろうと思います。
実は兄が怪しいのかななんて考えていたけど
犯人はムトウだったと判明し、あっさりと犯行を認め一件落着となった。
兄は亡くなってしまった後なので遅いんだけど、兄と弟の確執を解くことができて良かったです。
弟は兄の意思を継いで、スミヨシばあさんの面倒をみることに、これで亡くなった兄も報われて心安らかに眠れることだろう。
ところで、身内が遺体を引き取らないなんて選択肢は無いのでは。
今回の彼は途中で改心してお年寄りに優しくし
慕われるようになって
本当に、人生をやり直そうとしていたのでしょうね。
通っていたおうちのおばあちゃんは
実の息子のように大事に思っていてくれて
今回は、とても心温まる話でした。
名簿を売った女性は、男に貢ぐ金欲しさだったようですが、あのようになったら、いけないですよね。犯罪を、簡単に犯してほしくないです。自分の人生まで失います。
悪いことをした人は、出所しても
同じことを繰り返そうとしてしまうのですね。
出所する際に、同じことを繰り返さない教育というのも
やってくれるといいのにと思うのですが・・。
主人公の高橋克典さんの見せ場が
あまりなく松平健さんが美味しいところ持っていった感じ。
もう少し高橋さんの見せ場があってもいいかなぁと思いました。
でも高橋克典さん松下由樹さん等俳優さんがしっかりしているので
安心して見れました。また来週も見たいと思います。
今日初めて『京都人情捜査ファイル』を見ました。
殺された人が、詐欺をした家に何度もリフォームに行って
おばあちゃんとの交流で、改心するというのは
ちょっとありきたりかなと思ってしまいました。
主人公に周りが感化されるのはドラマとしてあってもいいと思います。
しかし、もう誰も主人公を止めないでシリーズが進むのも
ちょっと面白くないです。
どこかでドカーンと戸隠VS室長というのも期待したいです。
あと特筆すべきは福本さんが登場されていましたね。
今回の一番の「京都らしさ」でした。
詐欺をしようとしたお宅で、反省して~という内容には
ちょっと現実味はないような気がしましたが
現在から未来への高齢化の問題も盛り込んでおられ
とても考えさせられるお話でした。
完結しているのでとても毎回楽しく拝見させていただいています。
高橋克典さん、松下由樹さんの安定した演技力がとても素晴らしいです。
ただ、高橋さんの決め台詞「支援させていただきます」のタイミングがちょっと不自然な感じが。。
真犯人解明につながる重要なシーンは部長の独壇場になり
たった数分にもかかわらず今日については
部長が主役のような印象でした。
前回までは戸隠に否定的なところを必ず見せていた室長ですが
今回はそういう場面はありませんでした。
一話完結型、脚本担当が同一人でないドラマの場合に
主要人物の細部が一貫していないことがあります。
戸隠に徐々に理解を深めていく過程をうまく表現できるでしょうか。
岩瀬警務部長はすべてを知っていると思って見ていたが、今週はそうではなかった。でも、今週は岩瀬警務部長の力づくの捜査(取調べ)を見せてくれて、やはり主役はこの人なのだと確信した回であった。いつ、『成敗!』(暴れん坊将軍のセリフ)と叫んでくれるか期待させられた。
すべての登場人物が将軍様(岩瀬警務部長)の部下(お庭番)に思えてきた。これからの活躍に期待したい。