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京都人情捜査ファイル 最終回ドラマの感想
元京都府警捜査一課の中山大蔵(綿引勝彦)の娘、智美(小宮有紗)が何者かに射殺される。殺害には特殊な改造銃が使われており、捜査一課はかつて中山が逮捕した人物の中に犯人がいるとみて捜査を開始する。現役時代の中山は取り調べの強引さから“鬼の中山”と恐れられていた。そんな中山への恨みが事件の引き金になったとにらんだのだ。
その思いは妻の陽子(山下容莉枝)も同じだった。大切な娘を失った衝撃から中山を責めてしまう陽子。犯罪被害者支援室の吉崎仁美(松下由樹)は、そんな陽子が気がかりでならない。一方、戸隠鉄也(高橋克典)は中山が復讐に手を染めるのではないかと危惧する。
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/ninjyo/contents/story/0007/
土曜ワイド劇場から全て見ました。第6話は綿引勝彦さんがゲストで、最終回らしく締まった内容でした。段々と形がしっかり見えてきてこれからと思ったのですがもう終わりとは・・・。渋くて暖かみのある高橋克典さん、優しさいっぱいのレギュラー陣、チームワークばっちりの戸隠班、コミカル班もいい感じでこれからどう広がるのか戸隠班の活躍を楽しみにしていたのですがテレビ朝日さん、東映さん続編よろしくお願いします。
このドラマ、今回初めてみました。
いつもこの時間枠のドラマというと
京都の名所や日常よく目にする場所を舞台に構成されていて
そこが見どころの一つになっています。
それはいつものことなので
またやってるなという感じしかうけなくなってきています。
今シリーズの切り口は犯罪被害者支援室が舞台で
普通の捜査よりも少し違う視点から見た刑事ドラマになっており
そこが面白かったので
いっそのことタイトルも「京都」色を弱めにしても
いいくらいだと思いました。
最終回のキーポイントは改造銃でしたが
最近何度となく話題になっているので
それについてももう少し深く掘り下げて
あったらよかったのにと思いました。
土曜ワイド劇場ではじめて見ました。
大変面白い内容だったので
またシリーズであるといいなと思っていましたら
すぐ毎木曜日にできて嬉しいと思ていたら6回で終了。
ちょっと早すぎます。
良かったのは内容もさることながら、キャストが良かったですね。
主役の高橋克典さんも好きですが
脇役の人が良かった。尾美としのりと
高部あいの変装捜査花園君の
知的なパソコン捜査石丸謙二郎のドジ刑事
そして松平健の特捜支援指令等々。
私は数年前に2時間ドラマが出来てからの
大ファンで特に刑事物が大好きです。
ですが、「犯罪被害者支援室」なんて
言葉をはじめて耳にしました。
本当に警察にこのような取り組みがあるのでしょうか?
幸な事に私は、被害者でも加害者でも
警察のお世話になった事はありません。が
この取り組みがあるが定かではないですが、覚えておきます。
最後にこのドラマをシリーズ化にしてください。
ナカヤマはサカタを拉致し廃墟に監禁し尋問していた
トガクレが到着するまで、よく改造銃で撃たれなかったものだ
おそらくは犯人も危なくなったら撃つきだったのでしょうけど
改造銃はピストルの形はしていなかったが
金属らしきものである程度の大きさでしょ
ナカヤマは元刑事なのに
サカタのボディチェックしてなかったのかよ
なぜ、トガクレはサカタが改造銃を
持っていることに気づいたのか
説明を聞いてもイマイチ理解しにくかった。
最初に幸せそうな家族が描かれたところで
この娘が殺されそうだなと感じ
誘拐される程度に済ませて欲しいと思いましたが
やっぱり殺人でした。
犯人に行き着く過程が上手く行きすぎの感じ。
それに、別人が犯人とかもう一回くらい意外性があった方がいいと。
戸隠が撃たれたと思って慌てる場面の松下由樹
迫真の演技で、やっぱり上手いなーと再認識しました。
6回で終わるのは早いと思いましたが
この枠の新作はいつもそうらしいですね。
短めで様子を見るんですかね。
サカタは、べらべらとトモミを殺した経緯~殺害までを供述した。あとは凶器トガクレはナカヤマから銃を奪い、犯人に向けて殺すと脅し、犯人が隠していた凶器を引き出させる事に成功したが胸部でないところを撃たれていたら、怪我どころでは済まなかっただろうし、ヨシザキやナカヤマに当たっていたなら、大変なことになるところでした。まさにトガクレの捨て身の戦法でしたね。しかし、ヨシザキは防弾チョッキを着てなかったって、業務連絡ミスで済む問題なの・・・笑えない落ちでしたが。
余計なものが多い。ニシニホンオオカミとか関係ないのでは。松平健は無理矢理見せ場を作っている感じがする。恫喝とか弓道姿とか。本筋が弱いのを補強しているつもりでしょうか。
本筋の方では私は中山さんが復讐してもいいと思います。復讐は何も生まないと言いますが、逆に裁判しても何も生みません。今回などは放っておいたら犯人検挙すら無理だったかもしれません。自分の残りの人生をかけてでも復讐したいのなら他人が帰ることが出来ません。まして、京都府警の宝だとかそんなの警察のメンツじゃないかと思います。残された奥さんにしても自分で復讐したいと思っているはずですから、夫が殺人犯となってもいいと思うぐらい犯人を憎んでいると思います。その辺の心情を無視してありきたりの常識論でストーリーを書いているのがつまらないです。復讐すると言う結論にしろという訳ではないけれど、その辺の心情は丁寧に描くべきです。余計なニホンオオカミとか必要ないでしょ。
戸隠の中山への想い、中山の娘への想い
戸隠の妻への想い、岩瀬の中山への想い、吉崎の中山への想い、
いろいろな想いが折り重なって、重厚なドラマを見せてくれた。
それだけに、松平健の弓道のシーンが浮いてしまっているのが
残念でならない。
せっかくだから「暴れん坊将軍」のようにパターン化して
コメディタッチに仕上げてくれればもっとよくなったのだろう。
パターンをうわべだけなぞっていてもいいものはできない。
一つ一つの意味付けを十分吟味して脚本を
作っていかないといいものはできない。
パワーアップした続編を見れることに期待したい。
最終回ということで手堅く人情話でまとめてきたと感じでしたね。
智美の学生サークルの友人、何で銃を持っているのか理解できない。
智美は元刑事の娘だから「改造銃は犯罪」と言うのは当然。
星野は、現役女子大学生で潜入。
清水が「そんなことできるの?」と突っ込むところが面白かった。
星野は色気で男子学生に智美の話を聞き
学生サークルのメンバーを遺体発見現場に誘導する。
それは、わざとらしい。
しかし岩瀬、戸隠、吉崎、中山が話をしている時に
智美の死が伝えられるのは、あまりにも偶然すぎる。
岩瀬役の松平健は、今回の特捜許可を竹藪の中で
弓を引いているところで与えていた。
暴れん坊将軍の時、弓を引いている時のことを思い出してしまった。
陽子は、夫の復讐を黙認。
吉崎は、陽子や大蔵をあれやこれやで上手に説得していた。
被害者の家族に寄り添うというテーマで、質も量も、どれだけのストーリを作れるか?で運命は決まっていましたよね。戸隠鉄也(高橋克典)の犯人を憎む思いを抱えている設定と吉崎仁美(松下由樹)のキャラ以外は、間に合わせで用意した感じが強かった。『犯罪被害者支援室』という組織を知っていますか?の説明がずっと空しかった。作り方次第で、コアなファンができそうだったのに。