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京都人情捜査ファイル 4話ドラマの感想
和菓子店社長の倉澤誠一(中丸新将)が殺害される。現場はブライダルサロン。一週間後に挙式を控えた娘のあかり(市川由衣)がウエディングドレスを試着中に、何者かに襲われたらしい。婚約者の葉山慎吾(武田航平)はその間、たまたま離席。目撃者はなく、ドレス姿のあかりが第一発見者となった。その姿はあまりに痛ましく、被害者支援に出向いた戸隠鉄也(高橋克典)も吉崎仁美(松下由樹)も、声を掛けるのがためらわれるほど。そんなあかりに代わって葉山が応対する。引用:http://www.tv-asahi.co.jp/ninjyo/contents/story/0005/
倉澤誠一役の中丸は評判通り
人柄が良さそうな感じが出ていた。
あかりの兄を探しだし、結婚式に出て欲しいと
依頼までしていたのだから。
あかりの兄は、妹を母から守るために
教会に置いてきたことをそこまで悔やむ必要は無い気がする。
それにしても、あかりの実の母の「もう時効だろ」発言は、ひどすぎる。
あかりの婚約者・慎吾は
「あいつに違いない」とストーカーが犯人のように
捜査をミスリードしてしまっていた。
戸安と星野は潜入捜査したが
社長が死んだ直後の老舗の和菓子屋に普通
気軽に入り込めることはできないはずだ。
アカリの母は、幼い子を虐待し、出生届すら出していなかった。
見かねたアカリの兄は、妹を助ける為にお守りを持たせて
協会に置き去りにした。
でもその結果、アカリは被害者の父に会うことが出来て
幸せに暮らせる様になった。
おそらく、兄はずっと見守り続けていたのではないでしょうか。
そんな妹想いの兄だから
アカリが不幸になるようなことは絶対しない筈です。
大恩人であるクラサワ社長は残念にも亡くなったが
きちんと兄弟が再開することが出来て良かった。
戸隠が「支援させてもらいます。」と決まり文句があるのですが、これは、必殺仕事人を意識しているのでしょうか?仕事人で、クライマックスに仕事を始める雰囲気に似ていますね。今回は、犯人がお兄さんでも、結婚相手でもなくて、よかったです。虐待もお父さんでなく、本当に大事に育ててくれていたようで、ホッとしました。お兄さんをおとりにすることは、とても危険な気がしましたが、ストーリー的には、いい話でした。
支援室の面々が見事に現場に潜り込み、情報収集をするところが大好きです。(実際そんなことするのかな?とも思いますが・・・。)
ただ今回は室長の松下由樹さんの見所がちょっと少なかったように思うので、そこがちょっと残念でした。
今回も人情味あふれる内容のお話だったと思います。
結婚式を控えた花嫁の父が殺害され
兄を疑ってしまうという花嫁の気持ち、何となくわかりました。
でも最終的には誤解が解け、兄妹が和解されてホッとしました。
結局は、会社の後継者争いだったということですか。
動機は、社長クラサワの実の娘でもない
アカリを後継者にするということが
許せなかったのかもしれませんが、
おそらくナオエは、クラサワの子が女子だと
知っていただろうから
ひそかに後継者を狙っていた可能性は高いのではないか、
これだけ尽くしてきたのにという想いが強く
裏切られたという気持ちが爆発したのだろうが
あまりにも衝動的な犯行のようにも感じました。
お兄さんの見た目とかが、いかにも怪しいような演出だったので
まんまと騙されてしまいました。
結局は、会社を狙った副社長が犯人だなんて
普通すぎてがっかりでした。
でも、お兄さんの妹を想う気持ちやガラス職人になって。
妹への結婚祝いが思い出のガラスを使ったペンだなんて
素敵だなと思いました。
それで結婚の署名をするなんて、素敵な話だと思います。
これだけご都合主義がまかり通っているのだから、
いっそのこと毎回岩瀬警務部長が差し出す花の花言葉で真犯人を暗示する、
くらいのことをやってくれるともっと面白くなるのではないか、と思ってしまう。
ロケ地はいいですね。京都らしい風情がでています。和菓子とかガラス工房とか京都らしいです。でもストーリーがあまり練られていません。ストーカーっぽい野島も脅迫状を書いたり部屋に写真をため込んでいましたが、結局関係なくてサイドストーリーですね。ガラス玉とかやけど跡とか生き別れの兄もサイドストーリーです。結局残ったのは、社長になりたい専務による犯行って陳腐なストーリーでした。
戸隠鉄也は熱くて突っ走るキャラかと思いきや意外と慎重で
淡々と策を練りながら犯人にたどり着く様子が新鮮です。
この二人が今後どのような事件にあい
どのように解決していくのか
物語のなかのそれぞれの人の気持ちを
どのようにくみ取っていくのか、とても楽しみです。
よくある刑事ドラマとは違うアプローチで
犯人を突きとめる感じに惹かれています。
臨床心理士である吉崎仁美は落ち着いた
カウンセラーの一面と
人情味あふれる熱い面とのギャップがとても面白く
今回も子供を虐待して捨てた母親に詰め寄る場面で
みせた気迫にあふれるところに釘づけでした。
例によってものの見事にいろいろな手がかりが出てきて
なぜわざわざ火傷の痕が見えるようなウエディングドレスを選ぶ?
なぜ挙式の1週間前にペンを届けにいく?などある意味面白い。
各都道府県警に実在する組織が設定に使われてるだけで
実際の特色は描かれていない。
特別チームが犯人にお仕置きをするドラマにすり替っている。
犯罪被害者支援室に特化したドラマならもっと面白いのに!と思う。
支援室の葛藤を深く描いてくれたら、一押しになっていた。
被害者家族の情報は開示されにくいから
連ドラの分の話しを作れないんだろうなぁ。
いい素材だけにもったいない。
勧善懲悪は楽しめるので、悪いドラマではありません!
血がつながっているとかつながっていないとかで
事件になる内容は刑事モノには結構見られる。
しかし、それも出尽くした感じがするし
当方としては血のつながりは正直どうでもいいものと思っているので
物語の厚みとしてはイマイチな感じが漂った気がした。
ただ、このドラマは京都が舞台なので
京都好きの当方としては行ったことのある場所が
ロケで使用されていると
あっ、ここ行った~と妙に嬉しくなるのがいい。
今日も、西本願寺の唐門が映っていたので
やはり京都はいいなと改めて感じた。
犯人は少し意外な副社長でしたが
持ってき方がやや強引だったような気がします。
感動的だったのはラストの兄と妹の再会。
犯行の動機などにはやや不満も残りましたが
ラストは非常に良かったと思います。
1時間で二転三転する展開でしたね。
最初は幼い頃に別れた兄が犯人だと疑われたが
私この時点で実の父親が怪しいと思いました。
虐待を受けた痕はてっきり
実父の仕業だと思いましたが実母でした。
少ししか登場しませんでしたが酷い母親でした。
あんな母親から素晴らしい娘が
生まれたことに少し違和感を感じましたね。
犯人役の徳井さん?がどのミステリーものでも
犯人役をやられることが多いような気がしますので、
顔ぶれを見た途端に、この人が犯人かと思ってしまい
それが非常に残念に感じました。
松下さん、高橋さん、みなさんの
演技が自然で最近のドラマの中ではとても好きです。
内容的にも出演の方々の演技も素晴らしく
話の流れも感動的でしたし面白かったです。
ただし、母親が戸籍も提出せず虐待をしていたということでしたが
それで養子縁組を組めるのかなぁと
ちょっと気になった部分はありましたが。
俳優人が個性溢れる方ばかり、今回繰り広げられる捜査は今日も熱いです!人情を感じさせられる捜査の進め方、高橋克典さんの演技もカメラのアングルもいいです。
神社をバックに高橋克典さんがあかりさんのお兄さんに向かい心に突き刺ささる揺さぶりをするシーン、あかりさんのダークな背景をイメージさせる小さな女の子の演技や小道具。
チョイ役でもあかりさんの母親のダメぷりを分かりやすくしてる俳優さんが個人的に良いです。グッとストーリーに引き込まれました。
ストーリーにあったロケ地に興味深々です。大きな神社と教会を使ったストーリーがとても良かったです。