出入禁止の女 5話ドラマの感想
資産家の富永剣一郎(藤沢徹衛)が殺された。富永は、表向きは投資顧問会社社長を名乗っていたが、裏では高利貸しを営んでおり、自宅にどれほどの資産を貯め込んでいたのか謎だった。富永邸には防犯カメラが30台以上も設置されていたものの、すべてホームセンターで購入した偽物だったため、犯人の姿はとらえておらず、犯人が何を奪い去ったのかもわからなかった。
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/dekin/story/
おきまりの記事内容ではなく、真実を一番に考え普通では考えられない方法を実施し出禁とまでなっても真実を明らかとするヒロインの執念や行動力は大変おもしろく拝見とさせていただいております。結論も最後の最後までひっぱり大どんでん返しと意表をついた結果にビックリとし、自己の予想どおりに終わらないことに、少し腹を立てております。一話完結で初めから終わりまで大変おもしろく拝見とさせていただいております。
今回は、2話で構成されていましたが、私としては、一話目の方が興味深かったです。オレオレ詐欺だと、わかりきった電話を、素直に受け入れる女性。その方は、以前に息子をなくしていて、その電話が嬉しくもあり、お金を渡すとき、「ありがとう」という。運び屋をした男性は、のちにお金を返しにきて、少し心温まる話だった。展開も面白い。登場人物も、みんな全く同じタイプで無く、味がある。オーナーは、ころころ意見が変わったりして、少々むかついたりするが、あのようなキャラも必要なのであろう。
デスクが政治家に食いつきすぎて東京から追放された過去を持っていると判明。主人公と似た者どうしということですね。そういう感じはしてましたけど。ですが、その二人の関係が今ひとつはっきりしないのも、このドラマにインパクトがない理由なのか・・。木曜ミステリー枠で最低視聴率らしいですが、たしかに、見たいと思わせる魅力は乏しい気がします。
5話は泣けてもおかしくないテーマでしたが、描き方のせいなのか、そこまで響かなかった。ゲストの女優さんは上手かったと思いますが。
目撃情報で無事犯人逮捕。犯人と間違えられたら情報を警察にいいに行くのも、ましてや自分も違う犯罪をしてたら逃げてしまいますよね。まぁ、無事に事件解決でよかった。
壊れた自転車が目撃されたっていうから一瞬、観月ありささんの息子さんが関係しているのかと思ってしまいました。オレオレ詐欺ってわかってても美容院の奥さんみたいに騙される人もいるのかもしれないですね。現在、寂しい人って多そうだから。
主演の観月ありさは、今回は母子家庭で、仕事に頑張っている母親役ですが、前田旺志郎演じる息子の方が、冷静でしっかりしているようです。旺志郎くんは役者として頑張っているようですが、前田前田として、漫才はもうやらないのでしょうか?
今回は、2時間スペシャルで、事件がいろいろと複雑に混ざり合っていました。京都タイムスに電話で犯人と名乗り出て、オレオレ詐欺にも関わったいた若者が、最後にお金を返しに来た時は、思わずウルッときました。
美馬のダメっぷりに呆れながらも、ここへきて、鉄と美馬、デスクと胡桃沢それぞれのチームワーク、そして磯村をも含めた京タイが一丸となって記事を作っていくような姿勢が垣間見えてきてワクワクするような話になってきたと思った。
他に面白い番組がなかったので前に一度見たこのドラマを観ました。やはり主人公のセリフ回しがヘタです。不自然さがないように何度でも撮り直す時間が必要でしょう。今回はきちんとしたセリフ回しができていましたから根本から能力がないのではなく単に時間不足なのでしょう。
警察は身内の事件に関してはとても甘く組織で隠そうとしたりします。調べようとする人に対して権力を用いた圧力をかけたりしますが、もしこれが現実社会でもあるならば許されない行為です。組織の悪に立ち向かう新聞記者は命がけで仕事に挑んでいきますが、事件の真相に近づくと身の危険を感じる時もあります。どんな時でも社会の悪に負けず、新聞によって真相を伝えていくことの大切さを知ることが出来ました。逆に、新聞記者が間違えたことを新聞にした場合の責任の重さも理解できました。
二時間ものかと思ったら単に二週ものだった。全体としては評価が低いですけど府警幹部の右田の他言無用の言葉は脅しが効いていたように思います。右田と国会議員の野崎と仲良くする京都タイムス社主の態度はどうだろう?とい感じです。野崎に対して古林が都落ちでは無く都に上ったのですと言い返したのはプロの意地を感じましたね。
忍布の謝罪を受け入れるマッサージ店長・藤原は、人を信じやすい性格の人だなあと感じた。
忍布の息子は、新聞を朝から読んだりして、真面目だ。美馬は念書が警察に渡ったことで、何度も忍布を謝らせようとしたのは、滑稽だった。最後は自分の署名で記事を書くことができて感動していたが、少し涙が自然では無かった。
この特番のために撮影を急いだのか、過去の作りの粗さを思い出してしまいました。
特番ということで、楽しみにして見ましたが、結局は二本分の放送で二つの事件のストーリーの連続性はありませんでしたね。結局視聴率の兼ね合いでスケジュールが短縮されたということですか。残念です。
念書が出てきた時点で大きな政治ネタかと思わせたが、結局嫉妬による殺人に落ち着きました。京都府警の過剰接待の問題は追及しましたが、国有地払い下げの問題はうやむやになってしまいました。大事な書類を持っているときは飲みに行ってはいけないのは社会人の常識です。また、どんなときも必ずコピーを取ってバックアップしておきましょう。出禁といいながら京都府警のマユゲさんとは仲良しですね。
時々こういうドラマ展開の中で息子の存在がちょっと煩わしく感ずる時があってシンプルにアラフォーのシングル記者という設定の方が良かったような気がする。
今回もちょっとハラハラしましたが,忍布の取材がいくつかの事件を結び付ける重要な役割をしましたね。オレオレ詐欺と殺人事件,過去の警察不正に泣かせる話まであってちょっと大盛り過ぎるような気がしましたが,テンポもよくうまくまとめてありました。
前半の話は電話の少年とその背景には興味をひかれたが、肝心の犯人についての部分があまり記憶に残らない感じで、いまいち主点がわからない話だった。
2時間スペシャルと言いつつ、続きの話ではなく2話放送だったことにえっ…とは思ったが、面白く最後まで観てしまった。