出入禁止の女 1話 感想

久しぶりの観月ありさ主演ドラマなので，楽しみにしていました。観月ありさらしいハキハキした役どころで，想像していた通りの内容でした。話的にはあまり複雑な展開もなく少し物足りなさもありましたが，取りあえず1話完結だったので，気軽に見られる感じです。共演の宅間孝行のホストシーンが意外と似合っていて笑えました。毎回こういう潜入取材があったら面白いなと思いました。初回は人間関係や状況把握が中心だったので，今後の内容がどこまで深まっていくのか期待したいと思います。

なんか、ガサツで態度が悪いだけかなと思ったら、女性らしい目線ももっていて、見終わってからとても好きになりました。京都の街並みもみれて、京都に行って見たいと思いました。女性の事件記者のドラマは少ないと思いますが、女性らしい目線で事件を解決してくれるのか楽しみです。

出入禁止っていうほどなのでどんなむちゃくちゃな役なのかと思いきや、そうでもなかったので肩透かしをくらった感じです。昔の出入禁止エピソードを見てみたいです。もっとドキドキハラハラするような展開が有っても良いのではないでしょうか。観月さんが淡々とこなしてるからそう見えてしまうのかなー。昔馴染みの人の事件で出禁の先を探ってるわけでもないので、設定が生かせて無いですね。

出入り禁止という個性が感じられません。「わたし出入り禁止だから」の一言で終わっています。もうちょっとエピソードをつけてもらえないとみる方は共感というか感情移入できません。記事もモノローグぐらいつけてもらわないとどんな記事だったかわかりません。それに京都らしさを入れて下さい。京都らしさを入れないんだったらわざわざ京都を舞台にしなくても。（太秦の収益を上げるためにやってるの？）

内容的にはまあまあ面白かったような気がします。個人的に観月ありささんが好きなので、応援したいと思ってみましたが、財前さんの演技がいまいちのように思いました。ただ、ものすごく残念だったのは、番組の最後の場面で、主人公、鉄さんのパソコンのタイピングのところ。両手の指一本でのタイピング。こればどうみても素人さんのタイピングでは？と思ったのは私だけでしょうか？記者さんなら、ブラインドタッチの技量くらいあってもよさそうですが…。

観月ありさが女優として力をつけてきたようで、好演でした。しかし脚本がいまひとつで、「意外な結末」への持って行き方にぎごちなさを感じました。今回は西村雅彦の実力でかなりカバーできていたように思いますが、今後は少し心配です。娯楽として見たいのに、ヒヤヒヤしながら見るのはイヤです。どの局も予算削減で厳しいでしょうが、脚本家とプロデューサーらでもう少し脚本を熟成させて貰いたいです。西村雅彦は最高。

観月ありさが主演なので見てみることにしたのですが、警察に出禁になっている記者の話だとは思いませんでした。警察に出禁になるってどんなことをしたのかすごく気になります。一話から犯人が自分の知っている人という悲しい事件だったので、いきなり重い話からきたな･･･という印象でした。出禁場所の多い主人公がどのように取材していくのかこれからも見ていきたいと思います。

ストーカー殺人の被害者の姉と警察の怠慢を記事にしようとした、正義派記者と妻の愛憎劇ですね。
ストーリーは被害者の姉がストーカーに遭う、相談したのが、七年間心のケアの為に会っていた元記者（現キャスター）妻は夫を尾行、元記者がストーカーに会い説得その時に揉み合い、押し倒し逃げる、様子を見ていた妻、部屋に入る、とストーカーに夫の事で脅され、逆上し近くの包丁で殺害。主人公はと云うと社内での立場、上司との関係、家族構成、元記者との関係が描かれてるだけに見えましたね。

予告を見たらこれまでの「ナースのお仕事」などのドジキャライメージとは全く違った役柄の観月ありさが見られるのかな、と興味を持ちました。しかも子持ちで女の上司とやりあうような出来る女って、本当にイメージチェンジですね。何だか顔つきも以前よりほっそりとして、ある意味精悍ですらありました。

観月ありさは女優としての風格が消えたな。。

出禁になることしてないね。最終的にそうなるってこと？

京都新報の社会正義の象徴であった南条の偽善を暴くとはいえ、京都タイムスの面々の記者としてのプライドがちょっと無いなあと感じがした。デスクの古林を演じる財前直見は、同じようなドラマ「京都迷宮案内」のデスクのイメージに比べると、これまでに無く軽そうな感じ。オーナーからのコネで入社した美馬だが、新人記者というのは違和感がある。忍布の息子役を前田は、美馬の犬の記事が一面に来たことを上手く皮肉った。ドラマ「京都地検の女」の刑事役のイメージがある二宮は、鋭さが無い。