美しき罠 最終回ドラマの感想
美津子(若村麻由美)は必死に家庭を守り抜き支えてきたが、結婚そのものが、荘太(村上弘明)による会社乗っ取りの手段のひとつでしかなかったという疑いにさいなまれ、生きる目的を失ったかのように家を出てしまう。
引用:http://www.tbs.co.jp/utsukusikiwana2015/
皆で話し合いをしなければ解決に向かわない状態だったので、理想な展開で完結できたことがとても嬉しかったです。柏木親子のやり取りが一番心に残り、見ている自分も自然と笑顔になれました。りかさんと圭一さんがなぜ離婚したのか正直わかりませんが、また結婚してやり直すならあのままでよかったのではと疑問を感じます。今までの話があまりにもドロドロでひどかったので、みんながハッピーエンドになる展開が予測できずホントに驚いていますが、最後に美津子さんの姿がありとても気になります。これ以上二人に関わらないでほしいです。
結果的に4人とも真実を知ってもなお、柏木家はそのまま生活を続け、落合家は離婚することになるわけですが、柏木家が離婚して、落合家は無事子供も産まれて幸せに…という結果が最も気持ち良かったと思っていたので、そこは裏切られました。そしてまさかの美津子のシャボン玉と高笑い。あれはちょっと怖かったです。
狭い生活環境の中でおこる家庭崩壊、不倫、復讐、etcで どこまでどろどろになるのかと思っていました。田中さんが初の汚れ役かなと思っていましたが、最終回でなんと強い女になりかっこよく締めて最後ハッピーエンドとは嬉しかったですが、ちょっと物足りなさを感じました。
夫婦揃って浮気、浮気相手同士が結ばれるというのも現実離れしすぎていて、ちょっと漫画チック。りかの友人まで絡んできて、登場人物が全員男女関係になっていくので、途中、ピーターと圭一までもがそういう関係に?とも想像してしまいました。笑。
最後、平泉成にはちょっとほろりとさせられたけど。まあなんだかんだ、毎週みつこさんの恐ろしさ、楽しく見させてもらいました。
若村さん相変わらずの迫力のある美しさが凶器のように見えていたのがはがれてかわいいどこにでもいるただの普通の奥さんに見えるのが不思議でした。
とうとう最終回、主軸の4人の蔦のように絡まりあった感情が一気に現実世界で吹き出します。妻としての鬱積した日常、愛人としての満たされない愛情、仕事でのストレスを家庭で発散できない夫、亡くした兄を思い違う人間を演じる圭一。人間の心ってとても繊細で複雑な構造で成り立っているからこそ、その都度理解しあって問題を解決していかないといけないのだなと思わされました。夫々が夫々の選択をして帰結していくラストは自分には納得出来るものでした。
大泉成さんのパパ役はやっぱり良いですよね。実際はあんな事があったら4人は集まらなと思うけど、真正面から話せたらスッキリするんだろうな。あの社長もいつも何考えてるかわからなかったけど、やっと気持ちを聞けてスッキリできたーー
離婚なんて意外な終わり方だなって思ってたら、やっぱり一緒になっちゃうんですね。最初の出会いは、違ったけど最後の方は好きだったもんね。
とうとう最終回を迎えてしまいましたが、今回気になったのは、先週の時点でりかも知った圭一の兄と柏木氏との間に何があったかということでしたが、その真相を暴くと共に、4人の過去も全て表に出すという話し合いが意外で面白かったです。
柏木夫婦に関しては夫婦なのに何も言えない、ずっと我慢して生活してきたなんて悲しすぎます。「浮気をされても幸せだと信じ込もうとしていた」とか「嘘でもいいから愛しているから結婚してって言って」なんて妻に言わせる言葉ではないと思います。それに対して答える間も長すぎてなんだか信じられない気もしました。目を見て言わないし、もっと向き合わなければいけないと思います。一番可哀想なのはそんな話し合いの場を見てしまった子どもかもしれません。
初回から観ていて、こんな恋愛や結婚無理だ!と思っていたけど、結局最終回で丸く収めた感じだったな~。最後詰め込んで駆け足すぎだったし、あれだけ溜めたけいちゃんのお兄さんの話もあっという間に流して終わってしまった。結局あのお習字教室は何なの?あの美容整形まなちゃん?かなちゃん?は、お客さんの個人情報で面白がっていいの?あんな結婚してすぐ離婚してまた元鞘?・・・と突っ込みどころも多かった気がする。
お腹に子供がいるのに離婚をするのは、びっくりしました。ただ、さすがお父さん。きちんと圭一さんに連絡して二人がまた、きちんと結ばれたことは本当に良かったと思いました。
4人集まって、いろいろな話をして、本当のことがわかり、自分たちの気持ちをぶつけ合ったのは、とても良かったと思う。それぞれの本当の思いが分かり合えたことは、ひとつ山を乗り越えたことだと思った。
謎だった兄の真相についても双方理解ができ、いままでの陰湿な感じがなくなって話がまとまっていた。最後の妊娠はいろんな交錯があったけどハッピーエンドで終わったのは納得をした。
最終話を実際見て感じたことは仕事と家庭の両立は難しく、旦那は仕事のためにいろんなことをするけど、野心のためだけで結婚したのではないという言葉には重みを感じた。
毎回、美津子の荒れ狂うシーンを延々と見せられるのもウンザリ気味かな。ファッションはステキでしたけどね。ここまで非現実的なストーリーなら、最後は、圭一が荘太の会社を乗っ取るぐらいの勢いで復習して欲しかったです。
最終輪に大どんでん返しを期待していた者としては、あまりに普通すぎて、ガッカリ。
なんだかんだドロドロしながらも、ハッピーエンドなのはよかったですが、最後あえて一回離婚を選んでからやっぱり結婚というのが離婚する必要があったのかなという気がしました。それと最後になぜか美津子がシャボン玉をふいていたのが笑ってしまいました。
リカちゃんは一度離婚して正解だったかもね。嘘ばっかりの中からじゃ、うまくいかないから。今度こそ幸せになってもらいたいです。離婚しても女は強いのかもと思ってしまうドラマでした。仕事に生きる女は強くないとやっていけないもんね。なかなかラストよかったと思います。
お迎えに来た時にさりげなく渡した婚姻届け・・・ちょっとハッピーエンドを演出しすぎかなと思っていたら後ろにいましたね。浮気をしないでお互いだけっていうのはやっぱり無理なのかな?ドロドロの愛憎劇を楽しませてもらいました。
麻紀とか泉は結局、尻すぼみですね。残花繚乱というタイトルならもっと女性たちが花開くようなストーリーにしてほしかったです。
美津子は夫のスーツに長い毛が付着しているのを発見し、また新たな浮気を疑うのかと思いきや「犬?」と呟くシーン、が完全にボケているのか、それとも夫が本当に長い毛の犬と外で戯れて帰宅したのか、どちらを想定しても笑える秀逸なセリフでした。
その後のりかさんの決断には"なぜ!?"と思ってしまいましたが、半年後の展開にほろりとしてしまいました。おせっかいで図々しいお父さんでしたが、2人にハッピーエンドを招いてくれ感動しました。ラストの美津子さん…地獄は続く、という事でしょうか。その後がとても気になります。
うまくきれいにまとまったと言うべきでしょうか。妊娠しているのにりかが別れることを選ぶとは思っていませんでした。でもどんなに理解しようとしてもやっぱりお互いの過去は頭から離れないだろうから私も同じ道を選ぶかもしれないなぁと思いました。
最後まとめに入っていますが、今までのストーリー、感情からするとちょっと不自然な気がします。荘太は昔貧乏だったからのし上がろうと思ったと言っていますが弱いです。もっとエピソードを入れないと感情移入できません。圭一と美津子は何もなかったというのも不自然です。
昼顔のラストと真逆というか、皆反省して幸せになっていく所がすごく良かったです。ラストの美律子のシャボン玉笑いました。
半年後りかがお父さんと歩いていて、圭一がお父さんの計らいで迎えにきて、きちんとプロポーズしていた場面に感動しました。
最後がもっとどろどろとした感じになるかと思ったら、きちんと四人で本音をぶつけていたので意外でした。改めて全体的に描写や演出がきれいで、昼ドラみたいなのに安っぽさが全くない所が最後まで観ることが出来た点だと思います。
つっこみどころがたくさんあり笑い話ではないけどある意味ちょっと笑える感じでした。お兄さんの秘密というのが重要な秘密なのかと思ってたら意外とあっさり終わってしまった気がします。
ドラマ中盤から美津子(若村真由美さん)の一人コントのようなシーンが登場するようになり、最終回に向けて次はどんな面白い演技が登場するのだろうと楽しみにしていましたが、最後までやっぱり美津子は妖艶な中にもスットボケな部分満載で、笑ってしまいました。
結局、何も修復できるものがなく全員空中分解・・・といった結末を迎えてしまったけれど、ラストに対面したかつての夫婦が再びプロポーズを繰り広げたシーンは、予想できなかったハッピーエンド。今度こそ幸せになってもらいたいと、胸が暖かくなりました。
最終話は、なんと始まりからドロドロの毒吐き劇場。何といっても、ソウタの野望というか底なしの欲深さが露呈した場面に辟易させられました。女は怖いとよく言いますが、欲の絡んだ男の姿も相当恐ろしいもんだと思いました。
書道の先生と圭一のお兄さんの関係が解り難いです。離婚したり結婚したり忙しい二人でしたが、まぁ最後は良かったんじゃないでしょうか。最後の美津子さんは祝福してるようにも罠をかけるようにも見えました。最後までお美しかったです。
圭一のお兄さんの秘密がそんなに大した事無くて拍子抜けしました。荘太が特に罰を受ける事無く終えたのが納得出来ませんし、中途半端な最終回でした。
見応えありました。四人での話し合い。心臓がバクバクしました。美津子さんも強くなりましたね。結婚ってほんと大変だもんね。
登場人物の中で最も罪深いと思う柏木氏に対して、特に何も制裁などがなく残念でした。
不正を告発されたり、愛人問題が表沙汰になったりするなど、女性陣からの裏切りによる転落があっても良かったのではないかと思います。
最終回は、これまでほどドロドロした展開とはならず、少しもの足りなくも感じましたが、紆余曲折がありながらも、りかと圭一が結ばれるハッピーエンドで良かったと思います。
始めは流行の不倫ドラマとしか思っていませんでしたが、見ているうちにハマり欠かさず見ています。これまでの事を4人で揃って話し合うという現実では到底ありえないような展開でしたが、柏木家は良い関係を取り戻し、単純にミユちゃんが幸せそうで良かったなと思いました。