科捜研の女 第8話ドラマの感想
京都市内の竹林から、大学准教授・土浦裕子の変死体が発見された。傷も争った痕跡もないため、一見、心臓発作による病死と思われたが、駆けつけた(沢口靖子)は遺体の目に“溢血点”があることに注目し、刑事たちに解剖を行うよう進言。風丘早月(若村麻由美)の手が離せなかったことから、かつて依頼したことのある京都医科歯科大の法医学者・佐沢真(野村宏伸)に解剖を頼む。
引用:http://www.tv-asahi.co.jp/kasouken/story/
マリコは、資格があるとはいえ、解剖に立ち会いながら、解剖医を誘導していくのは時たまどうかなあと思う。科捜研の本来の役割から逸脱して行くのを止める藤倉部長、その立場も一応、理解するマリコは大人。藤倉部長の方針に従って、佐伯本部長は上手に会見していた。前も頼りなかった佐沢だが、鼻を嗅ぐ動作を強調していて、何か異常があるなあというのはバレバレだった。今回は佐沢のコミュニケーション能力欠如が良い結果になったが、最終回は違いそうだ。佐沢と同じ病院の人も怪しい。
野村宏信さん演じる佐沢先生が不気味な雰囲気を出していたと思います。
悪人なのか、悪意のない無邪気な人なのか、つかみどころのないキャラクターで、ハラハラしながら見ていました。
最後の終わり方で、より今後の展開が気になるようになりました。
事件としては、理不尽な理由で罪のない人を毒殺する犯人で、同条の余地もなく、もし現実に起きたら恐ろしい悲惨な話だと思いました。
野村宏伸さんがすごくイイ味出していました。どこかボーっとしている役どころで、解剖の際に誰でも気づくようなアーモンド臭にまったく気が付かなかったということでお約束の犯人かと思いきや、単に犯行に使われた薬剤の匂いが分からなかったなんていうオチでした。でも、犯人逮捕で解決したと思いきや、またも同様の犯行が!?と言うことで終了。
最終回に向けての続きもの、しかも誤解が解けた野村さんがどうも怪しい動きをしているのが気になりますね~。
今回は被害にあった人の数がいつもよりも多かったです。どうやって身体にダメージを与えたのだろうかと思いましたがシアンを嗅がせる方法だったんですね、納得です。むしろ今回は一部の匂いを感じられない男性の雰囲気がなんとなく苦手で、見ていて苛つきました。話し方や思考を見る限り、大人になりきれなかったか何かしら精神に問題があるのではないかと感じましたね。話の最後を見るにまだ何かありそうで、どう行動するのか少し気になる終わり方でした。
法医学者の佐沢先生(野村宏伸)は以前登場したときも良い人っぽすぎて逆に犯人かもと思った覚えが。今回は杜撰な検死を疑われ容疑者。嗅覚に異常があるんだろうとは読めていたので、それで容疑が晴れるところは意外性はなかったです。次回でまた同様な事件が起きるらしく、また佐沢が疑わしくなるのか? マリコがいつになく佐沢に好意的でほのぼの感を漂わせていて、これが裏切られる展開は無い方を望みます。まあ、たぶん彼は犯人ではないだろうと予想。