全力離婚相談 6話 感想

今回は、子育てと仕事を両立させ、キャリアを積み続けることによって、子供の存在が疎ましくなってくるときがあるのは、ワーキングマザーなら誰しもあることだと思う。言ってはいけないことを口にしてしまいたくなるジレンマは、誰しも抱えているのではないでしょうか。ちょっとウルウルしてしまいました。

別れた夫が娘を連れ戻しにやってきて、あっさり父親について帰ってしまう娘に違和感を感じてしまいました。母親ではあるけれど、仕事の上司であるのに、そんなに簡単に仕事を投げ出せれるものなのかな？と。でもちゃんと戻ってきてくれたのが嬉しかった。

美晴（真矢みき）の元夫が娘を連れ戻しにやって来る。水野（舘ひろし）は元夫と激しくぶつかるが、今後の美晴と水野の関係がどうなるのかが楽しみ。毎回ゲストが離婚相談にやってくるが、今回は田中美奈子と玉袋筋太郎！本当に最近は芸人がドラマに出る機会が増えたと思う。上地雄輔は以前と比べて、ちょっと若々しさがなくなってきたと思う。真矢みきは、相変わらず表現がオーバー気味だと思う。

来週最終回。終わるの早くて残念ですが、佳苗とは理解し合えるんじゃないかなと期待。

美晴の元夫が過去をしつこく引きずって美晴を憎んでいる男でした。娘の佳苗はまだ可愛げがあるけれど、大人の男が10年も前のことに拘ってるなんて。
もともと大事な仕事で出かけたいから娘を頼むと電話されて断った夫にも半分の責任はあるんじゃないかな。それを棚にあげて、焦った美晴が口にした「佳苗はいつも私の足を引っ張る」という言葉を「人間として赦されない」とか大騒ぎして。人間だからこそ判断ミスはあるし、感情的な言葉を言ってしまうこともあると思う。

離婚に至る大きな原因は夫婦間の気持ちのズレから生じます。夫婦関係が完全に終わる前に修復できれば、離婚危機を乗り越えることができますが難しいです。離婚危機の夫婦には二人で関係を修復する術がないため第三者の協力が必要です。今回の相談をした夫婦も色んな事情がありますが、昔は愛し合った仲なので別々に話を聞くことで解決の糸口が見つかると思います。ある程度大人になった子供は、自分で物事の判断ができます。両親からお話を聞いて総合的に子供に判断してもらうことが最良な手段ではないかと思います。

娘に会いに東京に行こうとしたら、娘から会いに来た場面、ドラマならではでしたが、親子の距離が縮みつつある感じが出ていて、その場面も良かった。

６回目と言うこともあり、いよいよ核心に迫ってくる雰囲気で幕を閉じたので、来週が待ち遠しい限りです。今回の話で特に印象的な場面が、主人公の女性弁護士の元旦那さんと、元上司の弁護士の男性２人がホテルのロビーで語り合う場面でした。舘さんならではの、雰囲気で、元旦那に言った台詞を言った場面は特に良かったです。

離婚した方が幸せになれる場合だけ離婚する、夫婦で悲しみに向き合い癒し合うことが必要なのだと思い、その方向に導いていくのはカウンセラーのようだと思いながら感心しながら見てしまった。
舘さんや上地とはどうなるのかと思った。舘さんなのか？
娘に過去を包み隠さず打ち明けたのはすごいと思った。
英語の歌やエンディングの歌、映像もいいと思う。

クライアントの夫婦には辛い出来事があるストーリーで、見てるのが辛くなるかもと思った。でも見てしまった。主人公が、買い物依存性の妻に寄り添っていて、あんな弁護士がいたらいいだろうなあ。

今回のクライアントの妻の買い物依存症へのアプローチの方法が良かったです。毎日来てもらって話を聞いていく方法が、見ていてとても自然で素敵なアプローチだと思いました。最後は夫の方も離婚しないように誘導していき、丸め込まれているところが面白かったです。

先週に比べて美晴とかなえの距離が縮んでいるように思いました。
今は美晴は過去を後悔して償おうとしているが、元夫には理解されないところは仕方ないですが、悔しかったです。

我が子を失った辛さというのは想像できないほど苦しいものでしょうね。買い物依存やどこかに影響出るのは無理もないこと。なかなか心の穴は自分では埋められないよね。

とりあえず田中美奈子みたいな嫁は私には無理だ。

徐々に章太郎も、妻の買い物依存症が無くなってきて、離婚までしなくてもの状態になってきた。意外と章太郎役の玉袋はいい演技をしていた。美晴の元夫・稲垣は、「君は裁判に敗けた」「優秀な離婚相談員か」と皮肉たっぷりであった。それをなだめる水野は、格好良い。栗田も「無理をしてませんか」と美晴に声をかけ、とても温かい。

自分によく似た境遇の人々を救っていく、面白い構造のドラマでしたが、最後は主人公の番ですね。彼女と家族が元通りとはいかずとも、少しでも穏やかに終われる最終回であってほしいと思います。

６話目になって、少し余裕が出てきたのかな？と思わせる展開でした。一方で、自身の過去の離婚理由には、今まで明かされなかった、娘に対する大きな後悔が…。最後の最後で、美晴の発した言葉が明かされるのか、次週に持ち越されるのか、ハラハラさせられました。私は、次週に持ち越しても良かったかな？と感じました。最終回、楽しみです。

水野さんが「どこにいる？すぐ行く」と言っているところにキュンときました。そういう男性に出会いたいです。今回はてっちゃんがあまり出てこなかったので、寂しかったです。どのような終わり方をするのか気になります。

父親のところへ連れ戻された佳苗さんが、もう一度真矢さん演じる母親の元へ帰って来たのが驚きました。真矢さんが火事が起こる前からすでに夫婦仲が冷め切っていたこととどうして火事になった時にいなかったのかを話した後で「つづく」になったので、次回、佳苗さんがどういうリアクションをするのかが非常に気になります。

真美役の田中美奈子は当初は言葉が荒かったが、徐々に美晴に話をしに来るにつれて気持ちの整理がつくようになったのがよく伝わって来た。

第１回から観ております。今回の依頼人は、浪費癖のある妻、女遊び好きの夫という、よくある離婚理由のように思われましたが、美晴(真矢みき)は、今までとは少し趣の違う対応を始めましたので、新鮮に感じました。

最終話に向けて、お話が動いてきましたね。主人公が離婚を突きつけられるにいたった、決定的な理由まで出てきて、非常にショッキングな部分もありました。一方で、彼女が関わってきた人たちが、再生に向けて一心に歩む彼女の手助けをしてくれる。とくに所長と元夫との対決は熱いシーンでした。

子供が死んでしまってから行動が変わっていることに自分や相手も気付けないのはしんどいだろうなというふうに感じました。昔のことをキチンと娘に話す姿に、胸が熱くなりました。言葉を選んでいるというか、しっかり伝えようと言う感じが伝わってきました。

玉袋さんと田中さんのご夫婦役の離婚理由が、奥さんが浪費家で旦那さんが女遊びが激しいだけで離婚するという理由ではなく、娘さんが幼くして亡くなったという悲しい過去からのストレスが引き金になったのが切ないです。