リスクの神様 4話ドラマの感想
第四話で変な声聞こえた?
小さな町で起こった特殊薬品を扱った工場火災。
波岡樹脂社長の塚原さんのテキパキとした対応で西行寺さん達の出番がないくらい完璧なのが凄いです。
工場火災のせいで海に行けなくなった剛君が海で倒れていた。
原因は、子ども達だけで採って食べた貝類ということだったけど、子ども達だけで浜焼きをやるのは、ちょっと危ないのではと思ってしまいました。
結城さん、危機対策の仕事がないからって地元の看護士さん達と合コンセッティングしているなんて、思わず笑ってしまいました。
塚原社長の完璧すぎる危機対策が気に入らないということで、動き出した西行寺さん。
水質検査の再調査中止や剛君の転院を拒んだりと、波岡樹脂が隠蔽しようとしているなんて怖いと感じました。
結城さんの交流活動、ちゃんと危機管理対策の仕事に繋がっているのが、さすがだなと思いました。
この町は波岡樹脂に支配されていると感じました。
30年前に起こった、西行寺さんの事件は今の幹部達が絡んでいたなんて、なにか大きな秘密があるんだなと思いました。
工場火災事故だけだと思っていたら、汚水のろ過装置故障による海洋汚染だったなんて、塚原社長の危機対策は怖いなと感じました。
ろ過装置故障の原因が10年前に起きた事故の二の舞だなんて、危機対策を甘く見ていたツケが大きくなってしまうとは、いかに危機対策が重要なんだなと思いました。
この事件で町と波岡樹脂は大きな傷を負ってしまったけど、剛君の体調が良くなったのがせめてもの救いだなと感じました。
30年前の事件を書いた新聞記事を見て、お父さんは何を思いだしたのだろう。
今回は、サンライズ物産系列の波丘樹脂の危機でしたが、前半は危機対策があまりにもスムーズに進む展開に、こんなに最初から上手くいくわけない、何か裏があるぞと思いながら見ていました。
つよしくんが貝を食べて食中毒を起こしたのをきっかけに、危機対策室が真実に迫りはじめたので、ますます何か出てくる!とわくわくしました。森田剛さん演じる結城さんが、看護師と交流会という名で情報を引き出すためとはいえ、チャラい男を演じているところが面白かったです。
リスク管理の基本は事故が起こらないようにすることです。
薬品流出を起こさないようにするのが一番ですが
今回の場合のようにどうしても隠すならもっと厳重に対応すべきです。
子供が魚介類を食べて機器対策室の注意を引いてしまいましたが
火災のために薬品流出している可能性があると言って
海に入ることをもっと厳格に規制するべきだったんです。
正直に情報公開するのが一番かもしれませんが
それが出来ない場合にはより厳密に2次事故が起こらないようにするべきです。
今回は、会社の事故で子どもが被害にあってしまったことで興味を引いた。
普通なら、体裁などを気にする前に
まず自分の子の命を心配するし、苦しんでいたら
すぐにでもなんとかしてあげたいと思うのではないかと思うのに
この子の両親はなかなか動かない。
小さな町で、相手が大きな会社だからなのか
それでも実際はすぐに子ども優先するのでは?と違和感があった。
なんだか難しいのと、ストーリーの全貌が掴みにくいのとで
毎回なんとなくつけているという感じで見ているこのドラマ。
今回もイマイチわかりづらいのと暗すぎる雰囲気で
さほど集中できなかったが
堤真一と戸田恵梨香の存在
演技だけは際立っていて安心感がある。又観ていて興味引く。
塚原役の浅野和之は、今回の危機管理を出世の道具に使うような悪役のイメージが無いだけに、最初は卒なくやっている感じがした。記者会見の会場周辺にいた剛が海に行けなくなったことで駄々をこねているのを見て、結城は「夏休みに海で遊べないのは辛い」と子ども心を代弁していた。結城はナースに声をかけ、かおりに冷たい視線を向けられていたが、あくまで情報収集のためだ。そこまでチャラくは無いのだ。水江が「波丘樹脂で働いている人の多いまち」「立派な社長さん」と語るように、企業城下町で公害が起きた時に証言を得るのがとても難しいことがよく伝わった。西行寺は、「調査書がウソなら貴方の罪は大きい」「誰かに脅されて書いたのなら情状酌量も」とか言って、なんとか真実を得ようとしていた。
[水質汚染][事実隠蔽]という
現代に起こり得る問題をテーマにした今回の第4話は、他人事ではない
明日は我が身 という思いから食い入るように見ました。
企業ぐるみで隠蔽をしようとする会社に対して
例え不利益であったとしても事実を
明らかにするべきだという白川専務(小日向文世さん)の
「企業のトップは清廉潔白でなくてはならない」という言葉。
これは現代の日本において忘れがちである非常に重要な事だと感じ
共感しました。
一視聴者として辛口な意見を言うとすれば
神狩(戸田恵梨香さん)はまだ若く
危機対策室に異動したばかりなので
謙虚に無我夢中で仕事する姿があればいいのにな と感じます。
卒なく仕事する姿はカッコいいですが
偉そうに感じるといいますか
私個人としてはもう少しかわいげのある
キャラクターの方が親しみやすく共感がもてて良いと思います。
街全体で海が汚れているのにそれを隠しているのは
仕方ないことだとも思った。
なぜなら、その街自体が企業によって助けられているからだ。
でも、子供が、海で貝を食べて入院してしまったのに
その事実を認めず、企業のためにいいなりになっているのはどうかと思った。
子どもや街全体の本当の未来を考えるならば
はっきりさせたほうがいいと思った。
やはり、リスクをはっきりさせることは重要だと思う。
どの出演者も安心して見ていられるドラマで
今期では他に比べて地味な印象ですが、私は好みです。
一企業に頼り切っている地方の町は実際に多いだろうし
町民の多数派の思いから外れた行いをするのは
憚られる所もあるだろうなと思いながら見ました。
昨今の企業の危機管理の事例が思い浮かんだ人も多いはずです。
どんな所から企業イメージが崩れるのか
こんなことから倒産に繋がるのかもしれないと興味深く見ています。
今後、闘病中のお父さんのことがどう話に
絡んでくるのかを楽しみに次回を待ちます。
企業がろ過装置の故障により工業用水が
ろ過されないまま大量に流され
それによって一人の男の子が原因不明の病に侵されましたが
誰一人としてその会社のずさんな管理体制について話す人がいなく
すごくおかしい。
その会社は10年前にも同じような事故を起こしていました。
みんな町に住むことや仕事のことを心配して黙っていましたが
それで誰かが犠牲になる事はおかしいです。
実際、大企業など何かが起こった時に隠ぺいをして
不祥事を隠す事がよくあります。
やはり、その会社で働いている人が
職を失いたくないために口をつぐむのでしょうか?
許されない事です。
特に一度不祥事を起こしたら
その箇所に対して対策をきちんとするべきだと思いましたし
黙っていてはいけないと思いました。
会社の薬が垂れ流しだったんですね。
子供は遊泳禁止にされたって育った海だもの、そりゃ禁止するのがおかしい話です。
薬の影響で剛はかわいそうに入院して悪化してしまうなんてね。
住民や海に悪影響を与えた会社に対して、責任を取らさないといけません。
今回も西行寺が上手く収めましたね。
かおりが剛の母親に病院を変えるように説得をする場面で、戸田恵梨香がどんどんいい女優さんになっていますね。
海が元に戻ってくれることを心から祈りたいです。
最近、工場の火災.爆発実際によくあるから今回もとても現実味のある内容だった。
塚原社長がなんとなく怪しいのは最初から解ったけど、地域住民や従業員の事も考えるととても判断が難しい事例だと思った。
樹脂会社に頼った社会、病院も人も地域も、、、持ちつ持たれつだが、一番は安全で安心な生活。
黙っているのが良いときと悪いときがあるが、人の命には変えられない。
このドラマを見ると実際社会にも隠蔽されてる事がたくさんありそうで怖くなる。