ドクター倫太郎 最終回ドラマの感想
心を病む人は、周りで大勢います。ストレスの多いこの現代社会で、心の病いは、とても身近なことに感じる。そういう意味でこのドラマは、臨場感、リアル感があった。ピアノも、そんな「繊細な心」を奏でるような旋律で、聞いていて癒された。
ハッピーエンドかと思っていたので、意外!個人的にはガッカリしました・・。が!本当の「希望」が見える良い終わり方だったと思います。
うっかり・・・アキラが本来の人格で、夢乃は病気によって生まれた多重、つまり仮の性格なのかと、思い込んでました私・・・間違ってました。
プロポーズの場面では、本来この女性にあった強い部分=夢乃が生き、本当は一緒になりたい気持ちを押し殺して、自分のために医者を辞めて欲しくない気持ちで、断ったのだったと思います。
最終的には、2つの気持ち、葛藤を持つ人間らしい、強い一人の女性となれたんだと思う。先生もまた、振られてはしまいましたが、人間として前進することができる経験になったのだと思います。
精神治療のゴールではない。ここからがスタートで、さまざまな気持ち、葛藤を持つ一人の人間として、人生を切り開いていくのでしょう。そこに、この物語の「希望」がある。
2人の今後が楽しみです。もしかしたら、芸者の仕事でおかあさんに恩返しをしたあと、また先生とめぐり合えるのかも知れませんね。
いろんなバッシングのコメントも見ましたが、心をわずらったことがない人は共感しにくいドラマなのかもしれません。Dr倫太郎さんの演技、コメントにとても癒されました!とても良いドラマでした。
ここ最近の堺雅人主演ドラマは激しく痛快物が多かった印象ですが、このドラマは違ってました。そして最終回もまた清々しく優しく完結しましたね。
夢乃と明良が互いに倫太郎を精神科医として認め、好きになる事が病気を治すきっかけになり、現実をまっすぐに目を向ける様になった。
最後に「寄り添う事が大事」だと。拍手ですね。
夢乃の病気はあっさりと良くなった気がしますが
母親があまりに子供じみてきたことが
かえって彼女を大人にしたということでしょうか。
それとも自分のために医師の仕事を
捨てようとしている倫太郎を止めるためには
病気が治らないといけないと
明良の心が強く夢乃に訴えたということでしょうか。
夢千代への感謝の思いもあったようですが。
今回は弥助がすごくたくさん映りました。
視聴者からの要望が強かったのか。
この犬、多くの登場人物の傍にされるままに黙って寄り添ってきて
実は彼が一番人を癒していたのではないでしょうか。
まさかの倫太郎、振られるという展開は予想がつきませんでした。精神科医として素晴らしい先生だからこその展開ですね。倫太郎が、仕事を辞める決意をしてまで、プロポーズした裏側には、ものすごい勇気と決意があったと思います。とても、責任感が強く、ハートの強い人でなければ決断できないので、精神科医というだけでなく、人としても最高。だからこそ、患者さんに愛される先生なのでは。今は、心の時代ともいわれていますので、人を救うのは愛、という言葉には非常に共感しました。続編、ぜひやってほしいです。
最終回でしたね。一話をみて
「なんだかつまらないのかなぁ」と思いながら
興味深いテーマなのでなんとなく観たドラマでした。
ずっと理事長が狂ってるなと思っていたけど
心に闇を持つ理由が成長過程にあるんだなと思いました。
納得いくわけではないけど。
そういった心の闇に倫太郎(医者)が光を与えていくんですね。
ただその倫太郎も闇を持っていたが開放されて、よかったです。
全体的にふんわりしていて、連続ドラマとして観るには
「リアルタイムですぐみたい」というよりは
「録画であとまわし」って感じでした。
明良さんが倫太郎と一緒に過ごす事によって
表情が凄く穏やかになって良かったなぁと思いました。
そんな時に、るり子さんが無銭飲食で捕まってしまった。
いつも一緒にいる男の人がお金を持って
行ってしまっていたなんて「金の切れ目が縁の切れ目」って
本当なんだなぁって思いました。
身元引受人を引き受けた明良さんだけど
今まで溜まりに溜まっていた思いをるり子さんにぶつけた事で
るり子さんから離れる事が出来て良かったです。
明良さんから見放されてしまったるり子さん
どうなってしまうかと思ったけど
荒木先生のお世話になっていたなんて、ビックリしました。
けれども荒木先生の元でギャンブル依存症が治ればいいなぁと思いました。
思い切ってプロポーズしたけど、明良さんに振られてしまった。
でも、それって倫太郎の事を思って本心を隠して断っていたなんて
明良さん倫太郎の事好きだったんだなぁと思いました。
福原先生と倫太郎の立場が逆転したかと思ったけど
変わってなかったのが面白かったです。
倫太郎が復帰出来たと言う事は理事長が治療を受けて良くなったんだなぁとホッとしました。
伊久美さんが理事長の心の支えになったおかげで、症状が改善されたんだろうなぁと思いました。
一時はどうなるかとハラハラしたけど、面白いドラマでした。
最終回ということで、倫太郎と夢乃がどうなるのか楽しみでした。
倫太郎が振られるという結末にもかかわらず
重苦しい感じが残らなくて、精神科医としても人間としても
男性としても倫太郎が一回り成長したような感じにまとめられていて
とても良かったと思います。
これからも精神科医としてたくさんの人を助けて欲しいから・・・と
身を引いた夢乃もけなげですが
思いに気付いてもらえない水島先生が ちょっとかわいそうでした。
まずは倫太郎のプロポーズが届かなかったのは邦画ドラマとしては意表を突いた感じで良かった。取り上げられていた解離性人格障害について最終的にどうなるのかが最終回でもハッキリしなかった点については現実社会で身近にそういう存在がいる人にとっては少し物足りない感じが残るかも知れない。
ただ、アキラが産みの母親と育ての母親に自分の思いをぶつけるシーンについては病気を克服するうえで大きな効果をもたらした事がわかる構成になっていたのでそこはプラスだと思う。
あきらが産みの母に今までの気持を伝えて
そのうえで今ならあなたの気持もわかると
お礼と別れを言ったのと
芸者のお母さんにもお礼を言うところに
つい涙を流してしましました。
小さいときまともに面倒も見てくれなかったのに
それさえも受け入れてお礼も言えるのは
とても強いと思いましたし
そこまで変われて病気も改善させることが
できるようにまでなる人間関係にも憧れました。
「全ての精神疾患は心の個性」という倫太郎先生の考えは素晴らしいのかもしれませんが、綺麗事にも聞こえてしまいます。本当に精神疾患の方と接すると自分も精神的にも体力的にも疲れてしまうので・・・。
CMで倫太郎が、あきらにプロポーズしていたので
てっきりハッピーエンドを予想していたのですが
あきらは先生である倫太郎が好きで先生が
私を好きだというのは逆転移だと好きなのに振ってしまいました。
あきらのその好きだからこそ先生でいてほしいとうい感じが
素敵ではありますが、私的には一緒になってほしかったです。
予告では倫太郎がユメノさんに「僕と結婚してください」といっていたので、二人の関係を応援していた私の期待ははずれちゃいました。 堺雅人は本当にいろんな役を演じられてすごいです。今回の倫太郎役も堺雅人さんのイメージにぴったりあっていて、穏やかな物腰に柔らかい言葉…あんな精神科医の先生がいたら、私もきっと好きになっちゃうかなあなんて思っちゃいます。 本当におもしろかったなあ…DVD出たらまた借りて観たいです。精神的に落ち込んだりしたらひのりんの言葉を思い出して困難を乗り越えて人生前向きに歩んでいきたいですね。最後、「愛」が大事だと言っていました。人は愛なしには生きてはいけないのでしょうね。学ぶことの多いドラマでした。
明良さんは幸せになれたのでしょうか。
本当のお母さんとは精神的に自立できて良かったです。
置屋のお母さんにはこれから恩返ししますと言っていて
自分のためというよりやはり他人のためを考えているようです。
倫太郎のことを考えて倫太郎とは別れてしまします。
明良さんの本当の気持ちが希薄のような気がします。
頭で考えた結論のようで、本当の気持ちを抑え込んで
いるのではないかと心配になります。
倫太郎先生、もうちょうっと強引に
プロポーズしたら良かったのでは?
ドラマの結末として、落ち着くところに落ち着いた。
そんな印象だ。
倫太郎と夢乃が結婚してしまうと完結してしまう。
それでもありだと思っていたのに、そうしなかった。
次のヒロイン待ちかな。
途中でいなくなった高梨臨ちゃんだけが
ラストシーンにいなかった。
新しい場所で頑張ってるシーンくらいあるのかなぁと思っていたのに。
全員がいい感じで終わるという予定ではなかったのかな。
個人的には、ほっとして終われた。
脚本家の中園ミホさん、お疲れさまでした。
精神科医という普段はなかなか接しない世界を知れたような気がします。
倫太郎みたいな先生はいるんでしょうか。
精神科医の理想像のような感じでしょうか。
でも完璧ではなく人間的なところを
見せてくれたから見てても楽しかったかもしれません。
とても納得がいく最終回で予想通り面白いドラマでした。
予告の段階でまさかの恋愛ドラマになるの?という
不安がありましたが、まぁまぁ大丈夫な範囲でした。
最終回だから夢乃さんだけの話で終わるかと思いきや
様々な人色々とあり、またそれぞれが倫太郎で
つながりをもち良い方向に進むという充実した
最後まで楽しめる内容でした。
夢乃さんに恋し、プロポーズまでするというのは
ちょっとがっかりでしたが、夢乃さんが断ってくれて良かったです。
これで結婚してたら最後は恋愛ドラマかよと突っ込みたくなり
多分最終回に納得がいかなくなってたでしょう。
夢乃さんにフラレ、落ち込んでる様子をみたら
倫太郎らしくよかったです。
毎週欠かさず観ました。
世の精神疾患の人たちがすべてドラマののように
いい出会いをして、気づける道
救われる道をたどっていたら・・・、という
メッセージが終始流されていたように感じます。
そして配役がとてもいい、特に高畑・小日向の飛び道具的な
ポジションが絶妙な演技をしてくれていて
余・松重で落ち着くという脇がしめるバランス
とっても興味深いドラマでした。
たとえ精神科医であっても、自分の精神面と客観的に向き合うことはなかなか難しい、という一貫した筋はそのままでの最終回。精神科医の恋愛や数々の精神疾患者の行く末が気になり、興味深く見ていました。精神的に弱い状態にあるとき、ひとりで苦しまずに結局は周りの人によって気づかされ支えあう環境が必要なんだなぁと思わせてくれる結末でした。そして過去の失敗や後悔を糧に、今を乗り切れるという平和的な結末は、ドラマ特有の展開ではあるが、やはり最後はハッピーエンドにほっこりできて視聴者としては気分がよかったです。
精神科医が患者に恋愛感情を抱いてしまうのは
治療のためにも良くないと思います。
倫太郎先生の場合は逆転移などではないと思いますが・・・。
家に行く、ましてや一緒に住むなんて現実世界ならありえない話です。
それ以上に娘に警察に迎えにこさす母親の方がありえませんが。
無銭飲食をして娘に助けてもらうとか親として
恥ずかしくないのかと思います。
小さい頃から母親から愛情をもらえなかったのに
あきらちゃんがそんな母親のために
頑張る必要なんてないと思いました。
母親に今まで抱えてきたものを
吐き出すことが出来て変わっていくのでしょうね。
明良と倫太郎が、カップルなのが少し違和感がありました。
恋人同士というよりも、親子のように見えてしまいます。
明良の雰囲気が若すぎるのかなーと、思いました。
最後に、明良は、倫太郎に別れを、告げるのだけれども、
「先生を好きになったんであって
患者にのぼせ上がっている先生を好きになったんじゃない」という
意味のセリフがあって、そのセリフがすごい心に残りました。
明良は傷ついて生きてきて、今まであれだけ二重人格で
カウンセリングぐらいで、すっかり治りましたー。
みたいな感じになっているのが、疑問に思いました。
明良の性格なら、また倫太郎の所に
フラっと行って恋人同士になってしまいそうです。
でも、ドラマ全体は、とっても雰囲気があって、いいドラマでした。
水島の気持が、倫太郎には届いていなかったのでしょうか変な関係。
倫太郎は母親の自殺が原因で心の病になっていたとは
精神かも大変な仕事でしょうけど
ドクターも心の病を抱えながら患者を診て行くなんてね。
これはドラマではあるのですけど、良かったです。
終わってしまい、ちょっと寂しい気がします。
倫太郎は、夢乃に振られてしまいましたね。
プロポーズは、治療の上でのことだったのか
それでは可笑しくなりますね。
断られるのを分かっていたからなのか
倫太郎は本当に結婚したいと思ったのかもしれません。
るり子も何とか落ち着いて
荒木と上手くいっているようだし良かった。
先週の予告では、水島先生の「ずっと見てきた」発言は
本当の気持ちを倫太郎にぶつけるのかと思わされたけれど、憎いね
このいいとこ撮りみたいな予告の流し方。
結局、どんだけ水島先生っていい人なんだと
そればかりが伝わってきた最終回。
一体、このドラマって何だったんだろう。
台風が通り過ぎて行ったって感じかな。
あきらの病気は見事なくらい回復して調和が取れていて
あの壊れそうなあきらと強気の夢乃が合体すると
こんな感じの表情でこんな感じの声音になるのかと
感心すらしてしまうほどの蒼井優の演技力に拍手だった。
そして、あのとびっきりの笑顔は誰が見ても超魅力的だと思う。
う~ん... 最後にすごく失速したなって感じだった。と言うか
前回までが盛り上がりすぎちゃって
最終着地点が無難すぎるって感じかな。
なんかもう一捻りしてくれないと、ガッカリ感が強すぎだな。
各所で語られる精神科医からの言葉は心に染みるものでした。
最後まで気になったのは、箱庭療法はいつ使われたのでしょうか?
いつどのように取り上げられるのか楽しみにしていたのですが
視聴者を惹きつけるための不思議な小道具だったのかな。
堺雅人さんの穏やかな顔と声
それと反するような古美門研介(リーガルハイ)を連想させるような
駄々っ子ぶりは精神科医も只の人だという一面を見せるには効果的でした。
心理学に長年興味を持っていますので初回から欠かさず見ていました。
本当は最終回はスペシャルにしたかったのではないか?と思う程
濃い内容のはずですがそれを一時間の間にアッサリというか
雑な盛り込み方…。
夢乃と明良の統合、母との関係の改善。
あれだけドロドロと描写してきたものが
そんなに簡単に解決させるのはいかがなものでしょうか?
母のるり子もあれだけひどい依存症だったのが
簡単に改善へのプロセスに入れるとは思い難いのですが。
私の夫がうつになって休職となり
毎日うなだれている姿を見て
共倒れになりそうになりながらも
自分の愛で夫が救われるかもしれないと思うと
もう少し夫の為に頑張ってみようと思いました。
このドラマで精神疾患に悩む多くの人が
少しでも救われ、また理解が少しでも増えることを祈っています。
正直夢乃さんと倫太郎先生がくっついて
欲しかったなと思ったけれど、ドラマの結果的には
フラれて良かったと思いました。
シンヤくんの最後「ふられた」の一言は凄く笑えました。
現実的に考えたら、倫太郎先生が夢乃さんに
したことはあまり良くないのかなと思ってしまいました。
患者さんにプロポーズまでして
その行為が浅はかだと思うし
今後先生を頼ることがしにくくなってしまうのでは
ないかと思ってしまいました。
でもドラマとして内容はとても面白く
また続編をやってほしいなと思いました。
色々な人が様々な苦悩を抱えて生きにくい毎日を過ごしていますが
最後の講義のシーンで心を悩んでいる人を救うのは
愛だと教えられ今の自分の現状と重なり涙がとまりませんでした。
最終回でしたが、夢乃の精神疾患がうそのように急激によくなり、親子関係まで一気に決着がついてしまって、拍子抜けしてしまいました。そのことが最終回の肝になるのだと思っていましたが、前半で夢乃の問題はほぼ解決し、あとは周辺の人たちの物事の回収に終わってしまいました。内容が薄く意外性もなかったため、とても残念でした。これなら倫太郎と夢乃の恋愛はドラマにいらなかったのでは?と思いました。
最終回ということで、気合いを入れて見ましたが
結果的に肩透かしを食らった気分になりました。
まさか、プロポーズを断るとは思っていなかったので
シリーズ化するための布石かなとか
つい裏読みしてしまいました。
プロポーズ後もまだ放送時間が残っていたので
どんでん返しを期待しましたが、特に何もなく残念でした。
夢乃さんのお母さんについては
意外ながらもいい展開になって良かったと思います。