ゴーストライター 最終回ドラマの感想
リサ(中谷美紀)は、新たに書きあげた小説「私の愛しい人」のデータを由樹(水川あさみ)に手渡した。小説を読んだ由樹は、一度はリサにそれを返そうとするが、思い直して神崎(田中哲司)を訪ねる。由樹はリサの原稿を差し出して書籍にしてほしいと頼む。しかし神崎は、出せないの一点張りで聞く耳を持たない。
引用:http://www.fujitv.co.jp/ghostwriter/
いろんな人物に感情移入したドラマだったなと思います。最後の終わり方も予定調和ではあるけれど、リサと神崎がふたりで語り合うシ-ンがとても好きでした。
神崎がリサの小説の出版拒んだのは彼がリサの弱さも知ってるからこそ、小説を出版してリサやリサの息子が世間からのバッシングで傷つくのを回避したいと考えたからで別に不思議はないと思います。観てれば分かりますよ。彼の中にもちゃんと人間としての愛情があることが。
共同執筆で自費出版取締役が手助けをしてくださり編集長の鼻を明かすことが出来スカッとしました。元はといえば編集長が悪い方向へ導いていったように思います。遠野りさも川原さんの才能も認めていたし守ろうとしていた。愛するが故に誤った方向に導かれたように思います。
結構面白かった。明るい雰囲気よりもああいうシリアスなドラマが好きな自分としては、毎週楽しませてもらいました。今回の放送で最終回を迎え、最後主人公の二人がどうなるのか気になっていましたが、ハッピーな感じでまとめられていたのが、個人的にもう一つと感じられました。あと、編集長はお金第一主義な人なのだから、遠野リサの本の作成を頑なに拒むというのに違和感を感じた。頭良いんだから利用できる物は利用しろよと思いました。
主人公の2人が、小説を書くことを続ける結果であったこと、それぞれの思惑が交差する中、自分のことだけではなく、相手や他人があってこその幸せ、ということが、教訓めくことなく自然に描かれていて、よかったです。
二人の小説家がきちんと前を向いて歩き始めたこと、馬鹿にされていた若い編集者らが結託し、かつての黒幕の鼻をあかせた事、息子との心の雪解け、最後に母が流したひとすじの涙。視聴者が気になっていた何もかもが、全て解決し、スッキリしました。良いドラマでした。
やりきれない感じでドロドロとした人間関係が続く中、どうやって終るのだろうと思っていたら、それぞれの登場人物がみんなあたたかくて、自分の中に落としどころを見つける強さもあって、ホっとしました。
最後まで見ていて気持ちがいい終り方だったと思います。共同執筆という方法が遠野リサと川原由樹どちらも生き残る方法だったとは目からうろこでした。川原由樹がスランプだった理由が誰のために書いているかという問題っだったとは。見抜いた遠野リサはさすが文壇の女王ですね。二人は憎しみ合うことなかったのはどこか通じる思いを共感していたのだと思います。すべての人が前を向いて生きていくという終わりは最近のドラマではあまりなかったんじゃないかなと思います。ドラマで書かれた小説を読んでみたいです。
始まった当初は、一番ドロドロとしたドラマかと思っていましたが、とても気持ちがよい形で終わりましたね。川原さんが、遠野りさをゴーストにせずに、正々堂々と、良さを認め、出版社に持ち込んだところが、かっこよかったです。
編集長のことは切り捨てたのかと思いきや、2人の仲は今回のことが有っても切れないほどの絆だったんですね。2人に無視されてポカーンとしてるところでよし!と思ったんですが、そこにも救いがあって。息子さんがまさか作家志望だったとは。また親子が仲違いする原因になりそうで怖いですが、一旦は大団円ということで、面白かったです。
みんなが救われて終わるラストになるとは全く想像してませんでした。遠野先生の闇だけはぬぐい去る事はできませんでしたが、作家としてまた歩み出せるようになり、川原さんとは良きライバル関係に。
完全崩壊で終わると思いきや、思いもしなかった形でハッピーエンディングだった!不幸になった人が誰もいなかったのには驚くとともに、最近のドラマに見られなかった清々しい最終話となりましたね。
遠野が息子と心を通わせたり、認知症の母親に対して素直な気持ちになれたりするシーンは良かったですね。ラストが少しあっけなかったかな、とも思、2人の作家人生は続くわけなので、余韻を残す感じでいいのかもしれません。それにしても、中谷美紀は本当にきれいですね。
いつもハラハラドキドキしながら観ていました。ただ今回は、いつになく安心して観る事が出来ました。まさか遠野と川原の共著とは思いつきませんでした。専務のたぬきじじいぶりには驚きでしたが。
二人共、新作をだすことで、また、本物のライターとして活躍できるようになったのは、やはり、本当に二人でひとりだったんだなぁと思う。そんな二人が、これから、ひとりひとり自分の作家人生を歩んでいければいいと思いました。
やはり東野りさは好きなんですね。そこがまたいい感じでした。あの東野りさの女王っぷりの口調いいですね。強気な感じで好きです。ゴーストがゴースト使うのかと思ったら違ってましたね。想像していた流れとは違っていておもしろかったです。
ワンマン経営の編集長、ざまーみろってかんじでした。なんだか見ていて気持ちよかった。
1人残念だったのは川原由樹の元カレかなー。由樹をこれだけ想っててくれるんだから、小説家の結婚相手としての未来を感じさせてくれても良かったと思うんだけど。
編集者の人の考えで、遠野リサと川原由樹で、自費出版の本、偽りの日々を出すことで、二人が本当に和解をして、また、ライターとして復活できたのは良かったと思います。
どんな結末を迎えるのか気になっていたドラマの一つなのですが、まさか共同執筆をするとは思っていませんでした。由樹の小説が良かったのは遠野リサという大きな存在がいたからだったのですね。それに息子も母親の姿を見ていたからなのか、アルバイトをしながら小説を書いているなんて子どもは親の背中をよく見ているのだと思いました。完璧に悪役を造らないところがこのドラマの魅力に感じました。
最後は、編集者に良いとこ持ってかれた感じになってしまいましたが、みんながいい方向に行ったので良かったかな。
最後はやっぱり遠野リサで終わりましたね。なんか納得してしまいました。私も、自分の親はあまり好きじゃないけど、遠野リサの息子が好きにならなくても良いって言っていたのを聞いて、ちょっとスゥーっとしました。無理しなてもいいんですね。
リサが母親の束縛からも、神崎の束縛からも自由になった気がします。息子も手を離れて、また、読者からも自由になり、本当に自分の書きたいものを書けるようになったのではないでしょうか。
遠野リサと川原由樹の共同執筆にすればいいなと思っていたんですが実際にそういうストーリーになってしまうと安易な気がします。もうちょっと遠野リサの心情とか文章をだして丁寧に描いてほしかったです。
川原とリサが共同執筆をすることでようやく確執がなくなり後味がよかったです。ドラマ全体を通して唯一残念だったのが、時間の流れがよく分からなかったことです。あまりに遠野先生の装いに変化がないので、何年経ったのか分かりにくかった。西暦表記などがあれば分かりやすかったと思います。
神崎編集長が可哀そうだった。部下の小田が勝手に共同制作の自費出版の話を初めて置いてきぼりにしたところだ。そのことで落ち込んだときに来るバーで遠野リサが「本を一番読んでほしいのはあなたなのよ」というところで遠野リサは編集長のことが好きだと知ってやっぱりなと思った。
正直、認知症の母親の件はさておき息子の話は消化不良もいいとこなので要らなかった感はありますが、リサの再生の物語として見させてもらいました。どこか消化不良の感は否めませんがなんやかんや楽しめました。
小田くんが、ここにきてまさかの大活躍を見せたことにビックリ。組織に属しながら組織を飛び超えたスーパー編集者ぶりは、「保守的な組織に風穴を開けた」と持ち上げられた神崎編集長の比ではない。
まさか今度は遠野リサがゴーストライターに?という展開を匂わせながら、最終回、うまく大団円に持っていきましたね。主要人物それぞれが自分の居場所を見つけるスッキリした終わり方でした。
私は実はゴーストライターは初回と最終回しかみていません。だけど、途中の内容はなんとなく理解していました。途中のどろどろの中最後はなんか仲良くなっていてよかったです。今日のは三浦翔平くんが2人の共同作を出版するときに、上の人に相談してやっているのを見たとき悪い人なのかと思っていたけど、結局良い人でした。中谷美紀も水川あさみも作品が成功してよかったです
色々な伏線が回収された見事な最終回でした。息子が小説家になろうとし、リサに「母のことを好きにならなくてもいい」と言ったシーン詞が特に印象的でした。大樹が家を出たからこそ重みがある台詞でした。
あまりにもみんながハッピーエンドすぎる気もするけど…たまにはそういうドラマもいいと思う。また、本筋とは違う部分だが、認知症については考えさせられた。家族がそうなったとき、また自分がそうなってしまったとき…悔いを残さないように日頃から愛情を注いでおかなければ、と感じた。
美しく穏やかなラストだった。先週までの流れで、ゴーストライターが入れ替わる、みたいな陳腐な展開にだけはしてほしくないと思っていたので、共犯者が最後まで共犯者として生き、再び自分の居場所を取り戻すさまは見事だった。
編集者の小田君が最後に成長を遂げていったのが見ていてぞくぞくしましたし、社内の駆け引きもよく描かれていて面白かった。ただ神崎役の田中哲司が最後に救われたのは個人的には不満です。彼だけバッドエンドならよかったと思うのは冷たいでしょうか?
みんながハッピーエンドになってよかったと思いました。復活した秘書が川原先生と呼んだときはこれまでのいきさつを思い出してうるっときましたし、最後にリサの原稿を読んだお母さんが涙を流していたのもよかったです。
今日は遠野リサと川原ゆきがまさか共同制作で本を出したのが印象深かった。シリアスな展開もなくてゴーストライター史上最も明るい回だった。
ついに最終回。あれだけいざこざがあった二人の女流作家。復活するための策略をまさか未熟な小田がプロットを作りどうやったら二人が作家として復活できるか、それを他者で自費出版で共同著者として出版させたのだからやるな、と思った。専務の後ろ盾がなければ成功しないといっても過言ではない。そして見事にそれは最後の逆転を果たした。売れに売れていく偽りの日々。それぞれの道と、修復された仲、見事に描ききった作品だと思いました。
気になっていたのはやはりリサの原稿をゴースト出版してしまうの?という部分でしたが、結果出版はせずということである意味べたではありますが安心できました。ゴーストとしてではなく物書きとして自尊心があったという事でしょうか。結果は自費出版とゴーストと文壇の女王共著ということで双方が再び執筆に戻るというハッピーエンドでした。