ぼんくらの第一話ドラマの感想
原作は幅広く活躍する人気作家・宮部みゆき。岸谷五朗演じる江戸・深川の“ぼんくら”同心・井筒平四郎が難事件を解決する時代劇ミステリー。
キャスト:井筒平四郎・・・岸谷五朗
平四郎の妻 志乃・・・奥貫薫
平四郎の甥 弓之助・・・加部亜門
鉄瓶長屋の新たな差配人 佐吉・・・風間俊介
鉄瓶長屋で商売する煮売屋 お徳・・・松坂慶子
まさに「人情物」といった話でした。
今のサスペンスで良くあるのは犯人がやむを得ない事情で殺人を犯し、最終的には捕まる。それは当たり前のことだけど、やり切れなさがどうしても残ることが多い。
でもこのドラマはそれを知っていて見逃すこともある。それは勿論現代のように科学が進歩していない時代だからこそ出来ることである。
そんな人情ドラマ。どこかほっとする最後で、家族でほっこり見られるドラマです。
最後に出てきた風間くんがどのように関わってくるのか、楽しみです。
小説になっていることを知らなかったので、今度は読んでみようと思いました。時代劇にありがちな大立ち回りのない、じっくりみる推理小説のような
物語だなというのが第一印象です。これからどんな物語が展開していくのか
楽しみです。
松坂慶子さんが演じる長屋のおばさんのお料理がおいしそうです。
以前「ゲゲゲの女房」の時も料理上手な貸本屋のおばさんを演じておられて、優しく温かい雰囲気で見ているこちらにも安心感を与えてくれました。
今後が楽しみです。
差配さんを演じていらした役者さんはいつもいい味を出していらっしゃって
好きなのですが、第一回で姿を消してしまいこれからどうなるのかとても気になります。何らかの形でこれから関わってくるのか楽しみです。
主人公の岸谷吾郎さんがぼんくらのように見えて実は鋭い観察眼を持った同心を自然体で演じていて、次回もまた楽しみになりました。
何でも測りたがる甥っ子とのからみがこれから楽しみです。
人情時代劇は好きなので、期待して拝見しました。
でも、真犯人の娘が兄を殺したのが、ちょっと納得がいきません。
父親を殺そうとした兄を止めようとして誤って殺してしまったのなら納得がいくのですが、今まで仲の良かった兄が寝ているのを狙って殺害するのは不可思議な気がします。兄が付き合っていた女性のせいで人間が変わってしまい、悪党になってしまったと思うしかないのかなと無理矢理納得した感じです。
宮部みゆきさんの本が大好きで、中でも時代劇好きで「ぼんくら」が始まると知り、楽しみに待ってました。井筒平四郎役は、だいぶイメージが違いました。もう少し、貫禄のある、それでいて茫洋とした俳優さんがよかったです。岸谷五郎さんでは、貫禄なさ過ぎな感じが・・・。お徳役の松坂慶子さんも綺麗過ぎる。弓の助も可愛いけど、色白で華奢な感じが良かったです。松坂慶子さんなど、他の俳優さんが上手だったので、最後まで見てしまいました。後は、「おでこ」が出てくるのを楽しみです。
宮部みゆきの時代小説のなかでも、ダントツに面白い「ぼんくら」がドラマ化ということで、期待してみました。原作に忠実で良かったです。主人公のイメージも岸谷五郎にぴったり。ただ鉄瓶長屋のお徳はもっと、おばさんくさくていいと思います。「ぼんくら」につづいて「ひぐらし」とシリーズ全部のドラマ化を希望です。