さよなら私 第7話 感想

レストランでの鉢合わせの時の春子の二度見、最高でしたね。それにしても、二つのテーブルが近すぎやしませんか？
春子の場合、こう言っては何ですが、よくある不倫だろうと思っていましたが、いろいろな思いがあったんですね。
冬子ちゃんも従順な女の子にみえて、かなり計算高いですね。旦那さんタジタジで可哀そうでした。
不倫はどっちを選んでも地獄だという言葉、本当ですね。

冬子さんと春子さんの対決のところが見どころでしたね～どうなるかなと思いましたが、春子さんがカッコ良かったです。大人な対応というか、本心としては違って建前なのかもしれませんが、潔いところに彼女の強さを感じました。にしても・・・冬子さんもなかなかハッキリとモノを言える子だったのですね。当の本人である「旦那さん・夫」の出番がないところというか、ほんとうに弱いな～って感じてしまいました。春子さんの今後はかなり大変かもしれませんが、彼女を応援してあげたいですね。

今回のさよなら私は、まるっきり、誰にも、共感できず、戸惑ってしまいました。主人公と親友のかおるが入れ替わったからこその展開かもしれませんが、自分がともみだっとしたら、いくら、自分の体の中にいないからといって、自分の子供と一緒に暮らさないなんて、信じられません。事情の知らない洋介が、、病気で手術した妻と幼い子供を捨てて、愛人と暮らすなんて、最低の人間だと思いました。ようすけ役の藤木直人さんに責任はありませんが、彼の人気が下がりそうです。

今回は、偶然、レストランで愛人と浮気した旦那に対面してしまった、春子が気の毒でした。
愛人が春子に自分は負けるはずがないと思ったというなんて、なんて、失礼な嫌な女かと腹がたちました。
春子が浮気旦那と離婚するのは賛成です。
そんな性格の悪い愛人を作る旦那なんて、最低だからです。
春子が旦那をあげると愛人に言ったときに、養育費のことをいいましたが、もう一つ、愛人からも慰謝料を取るということをいい忘れたと思い、悔しい気持ちになりました。春子が幸せになる展開を望みます。

旦那が親友と浮気していたというショックがありながら、主人公は親友の体に入って、結局、子供を失い、旦那は側にいるけど、自分は愛人の体にいるという複雑な状況で、主人公、ともみがすごく、不憫でした。
私の望みは、最後には、体も元に戻り、子供も旦那もともみが手に入れてほしかったのですが、今回、癌が転移しいることがわかって、どうも、ともみの体がなくなるという展開です。
しかも、死ぬ前に、ともみは自分の体に戻りそうだし、気の毒でしょうがありません。

いつもは自分の気持ちをうまく表現できない春子に同情しつつももどかしさを感じるのだが、
今回は春子と冬子にあそこまで言われ、黙っていられる光雄が不思議だった。
あのような場で二人の女性から、しかも自分が愛した＆愛している女性から
あのように言われて、黙っているしかないのかもしれないが、
自分で招いたこととは言え、つくづくみじめな男だなぁと感じた。
春子に対してでも、別れるなら別れるで、もっと素直に気持ちをぶつければいいのに。。。

春子との別れを選んだ旦那が最低すぎてイライラした。浮気相手の冬子の誕生日を祝うためにフレンチを食べに行くと、春子たち３人も来ていて鉢合わせするのだが、そこでの春子が格好良かった！旦那なんて、あなたにあげると浮気相手に言うのだ。但し現実的には春子は働いていないので、これからは大変だと思う。やっぱり女も働いていないとダメだなと思った。

浮気相手と鉢合わせをして、旦那なんかあげると啖呵を切った春子。家に帰ってから子供たちと一緒にテレビゲームをするのだが、目に涙を浮かべながら楽しそうにゲームをしている様子がもらい泣きしてしまった。もし別れたらパパについていくと子供たちは言ってたようだけど、
パパの浮気が原因と聞いたら、ママの味方になるだろうなと思ったし、そう願った。まあでも多分離婚しないんだろうな。

友美の手術が終わり、それぞれ入れ替わった体が元に戻らないと悟った2人は、友美は旦那を選び、薫は子供を選び、別れることになった。友美は子供を選ぶと思っていたので意外だったが、体が入れ替わって薫に近付いているのかもしれない。でも自分だったら旦那より子供を選ぶだろうなと思った。正直友達と浮気した旦那なんて、もう一緒に暮らすなんて無理だ。まだ藤木は痛い目に遭ってないので、なんか痛い目にあえばいいのにと思ってしまいながらドラマを見ている。

この作品は、脚本家が好きで興味を持って見始めたのですが、人間関係のしんどいところが何ともいえない感じでつきささるのがしんどいときがあります。他の作品は人間関係のよい部分を明るくほのぼの楽しく描かれているものが多く楽しめるんですが。。。昨日のドラマでは、レストランの中での尾美さんが見ていられなかったです。

今回の話は、「女は強い！」この一言に尽きると思います。入れ替わってしまった結果とはいえ、一人の男性を愛してしまった親友同士が下した決断。春子と冬子も本妻と愛人という間柄でありながら正々堂々と自身の思いを訴える。偶然出会っても平静を装える。その一方でうろたえ従うだけの男性。
強がってしまう春子も、親友の前では弱みを見せる。そういう仲間がいることは素敵なことだとしみじみ感じました。

今回は、春子が帰宅して子供たちとゲームをする場面が一番良かったです。幸せってそういう事なんだよね、と。藤木さんがあまりにあっさり友美と子供と離れ、薫と暮らし始めるのにはビックリしました。うんってすぐ納得、お子ちゃまを説得って。設定だけでなく、そういう一場面まで現実離れしているので、イマイチ入り込めないのかなあ・・・。そんなら友美は完治なのか？と思っていたら、転移が見つかったと。いくら三人の関係と病気は切り離して考える、とは言ってもねえ。

このドラマ、夫たちは、みな、ヒドイ奴なんだけど、今回は、本当ーに、つくづく、男って馬鹿だなーと思いました。
結局、人生は女がうごかしている。
そのての上で、男がころがされている。
女の度胸と生きる力の強さをかんじました。
そして、女は、強く生きなきゃいけないから、友達が必要なんだなーと。
結局、最後に残るのは、旦那じゃなくて、女友達なんだよと。
そして、もしかして、二人は入れ替わったままかもしれないと思っていたけど、予告編では、どうやら違うような。最終回に、期待❗️